2010-01-29

CBS盤じゃないんだ!DELOSアナログ盤 オーマンディ/チャイコフスキー:悲愴交響曲

2010-01-29

熊本にいても国外からのオリジナルレコードを届けて貰って、聴くことができる。
その中から、これはというレコードを熊本からアマデウスクラシック( http://amadeusclassics.otemo-yan.net/ )として通販、オークションで日本全国に教えることが出来る。
潤滑に情報交換が、容易に出来るようになって本当に嬉しい。

住所や、名前など個人情報を伝えることが無くても1枚のレコードからやりとりできるようにも、近々なるという話を聞きました。
もっともっと便利になっていきそうで、楽しみ。

アナログレコードの音の歓びだけは実際に盤を手にとって針をおろして聴いて貰わないと、わたしが伝えたいことを100パーセントは共感して貰えないのは仕方がないですね。

バーチャルなセックスが近未来ものの映画で出てくることがあるけれども、ネットからの情報だけでは実際に男と女が身体をあわせて、息づかいを感じて、相手の肌の汗を感じて・・・じゃないと、伝えられることが出来ないようなものですね。


インターネット上には様々な情報があるから、ノウハウを得るには活用すればするほどに良いことばかり。

1981年はデジタル録音と、アナログ録音との交差点。デジタル録音機と、アナログ録音機を平行して回して録音していた大手EMIやSONY。
一方でデジタル録音の機器だけを備えたレーベルが数々登場をはじめました。
DELOSもそのようなレーベル。この時期アメリカには数多くCD主体のレコード会社がたくさん出来ました。

初めて知るレーベル名のCDが、ダンボールで大量に届くのをチェックするのは掘り出し物を見つけるようでワクワクしました。
確かに情報のない演奏家が急増した頃で、そんな中にあったのがオーマンディの「悲愴交響曲」でした。
わたしが聴いたのはCDだったのですけれども、アナログレコード盤も出ていたんですね。知りませんでした。

スタジオで数日かけて録音するのを良しと思っていたので、たった1日で作った録音盤なんてライヴのような不備があるのではないかしらと思った物です。
でも当時はデジタル録音の編集は難しいものだったんですよね。今のように容易に一部を差し替えることがシステム的に出来ませんでした。
編集で録音自体をぱあにしてしまったケースも少なくなかったようです。
演奏中に満足できないところがあったら、いっそのことその楽章全体を演奏し直した方がかえって良かったのかも。
録音としては理想のデジタルで、切り貼り無しでまるごと撮っていたこの時代の録音は今からするとエネルギーがないと出来ないお仕事だと思います。

オリジナル盤を手に取る度に、クラシック音楽のアナログレコードのミステリーは深まっていくばかりです。


☆通販レコードの紹介☆

【交響曲】
レーベル:米 DELOS

レコード番号:DMS-3016

オリジナリティ:オリジナル、デジタル録音

曲目:チャイコフスキー:交響曲 No.6 「悲愴」

指揮:ユージン・オーマンディ
オーケストラ:フィラデルフィア管弦楽団


試聴感とコンディション:1981年9月26日のデジタル録音ですが、いやあ、そのピタリと揃った弦楽器群の美しいこと。他のオーケストラからは一寸聴けない音色です。それを録音した DELOS も偉い、明らかに COLUMBIA 時代より優れた録音です。デジタル初期の録音ながら、音に厚味とエネルギー感があります。


盤はチリ音もほとんど無く、大変良い状態で鑑賞できます。

ジャケットはWジャケット、正面は綺麗ですがコーティングではないので外周にスレがあります。


ⓇNM ⒿNM-

価格 ¥5,000(¥5,250 税込み、送料無料)

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