B面の《ラロ:スペイン交響曲》がミトロプーロス指揮ニューヨーク・フィル、A面の《ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲》がオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団との演奏。ミトロプーロスとの《ラロ》はフィリップス盤でも聴くことが出来ますが、ブラームスやチャイコフスキーに刺激をあたえた《スペイン交響曲》から、およそ半世紀後の《ヴァイオリン協奏曲》はジャズ音楽、ラテン音楽からの刺激を受けて出来た曲。戦争中の英国空軍の英雄ぶりを描いた映画音楽など、イギリスの空白の時間を埋める音楽を意欲的に作曲したウォルトンとの組み合わせというのが面白い。こちらはバーンスタインとの《シベリウス:ヴァイオリン協奏曲》との組み合わせ(SBRG 72351)で後に発売されたレコードもあります。本盤は 6EYE ラベルの初版。
ウォルトンの《ヴァイオリン協奏曲》は名手、ハイフェッツの委嘱で作曲されました。
【協奏曲】2011年12月7日現在、販売中。オーダーはこちらへ http://store.amadeusclassics.com/?p=1617
- レーベル: 米 COLUMBIA
- レコード番号: MS-6201
- オリジナリティ: 6EYEラベル、ミゾ有、1stラベル、スタンパー 1A-1A
曲目
- ラロ:スペイン交響曲
- ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
演奏
- ヴァイオリン:ジノ・フランチェスカッティ
(ラロ)
- 指揮:ミトロプーロス
- 管弦楽:ニューヨーク・フィル
(ウォルトン)
- 指揮:オーマンディ
- 管弦楽:フィラデルフィア管弦楽団