2011-06-13

【蓄音器の音】聴きませんか - 第277回蓄音器でレコードを楽しむコンサート あの花この花 - 昭和15年2月 http://amzn.to/mF8M9u

2011-06-13 0

作曲家の古賀政男は結婚問題の頃に、ちょっと体調を崩しまして伊豆の温泉に暫く静養に出たわけです。その時にコロンビアの社長は、見舞いにも来なかったわけ。この頃のコロンビアの社長は、アメリカ人だったわけですね。米国資本だったから。そこで古賀政男はですね、あまりにも仕打ちが冷たいという事でコロンビアを離れてテイチクに入るわけです。そこでテイチクで次々にヒットを出していきますが、この時にまたテイチクの連中がのぼせ上がって来てですね、少し横柄になってきた。 http://amzn.to/mF8M9u

松竹キネマ90周年x日本コロムビア100周年 懐しの松竹映画大全集 スペシャルBOX ~音と映像で甦る銀幕の歌謡曲~(DVD付)

日本コロムビア盤  30505B 昭和15年2月発売

2011-06-05

【蓄音器の音】なつかしの歌声 - 昭和15年3月 http://amzn.to/kL6I6F

2011-06-05 0

外務省音楽親善使節の退任を済ませて帰国した古賀政男をコロムビアレコードが専属作曲家として迎えて、藤山一郎と二葉あき子さんのデュエットで録音。昭和の流行歌の第2期黄金時代をコロムビアレコードが制していた頃のヒット曲。NHK連続テレビ小説「おひさま」では、主人公・陽子の兄の茂樹が予科練に入隊した翌年。長兄の春樹と陽子が、名古屋帝大の医学部と師範学校で学んでいた時代でドラマではすっぽり抜けている一年間です。戦争が始まってもジャズ調の『歌えば天国』と言った陽気で戦時色を思わせない曲も、まだまだ先まで許されていました。 http://amzn.to/kL6I6F

なつかしの歌声

東宝映画「春よいずこ」主題歌、コロムビア 30526A 昭和15年3月発売

2011-06-03

【蓄音器の音】燦めく星座 - 昭和15年3月 http://amzn.to/jZoLGN

2011-06-03 0

男純情の、愛の星の色 冴えて夜空に、ただ1つあふれる想い・・・懐かしのメロディで聴いたのが初めてだったか、加山雄三さんの一連のヒット曲をアナログレコードで聴いたときに一緒に聴いた歌だったのかも知れません。わたしの中では戦後のヒット曲に錯覚していました。フィフス・ディメンションのヒット曲と通じるテイストがこの曲に感じるからとも思います。歌詞の世界を読み込めば、先勝ムードが強かった時代の日本。NHKの連続テレビ小説「おひさま」で、主人公の兄が(下士官であるから)一時帰郷したのを目にした近所の主婦が、「戦争は終わったんだね、勝ったんだね」という場面があって殊更に「燦めく星座」がヒットした時代と大衆の心持ちが理解できた様な気がしています。戦争が架橋になってからは歌われた曲なのかどうか、戦後になって受け取られ方が変わって良く聴かれる様になったのではないかしら。 http://amzn.to/jZoLGN

燦めく星座

南旺映画「秀子の応援団長」主題歌、ビクター J54714B、昭和15年3月発売

2011-05-31

【蓄音器の音】あの花この花 - 昭和15年2月

2011-05-31 0

あの花この花 咲いては散りゆく

泣いて求めても 悲しく散りゆく

散らずにおくれよ 可愛い野花よ

わたしは幌馬車 旅ゆく乙女よ

2011-05-22

【蓄音器の音】聴きませんか - 第277回蓄音器でレコードを楽しむコンサート 第1部クラシック「生誕200年の作曲家 フランツ・リスト名曲集」資料

2011-05-22 0

ショパンとは1つ違い。文筆に才たけていたシューマンも同じ。そして今から200年前の1811年に産まれたのがフランツ・リストでした。この3人がそれぞれ二十歳になってパリでめぐり逢うことになります。この、今から200年前に産まれる作曲家たちはクラシック音楽に新しい息吹を吹き込むロマンティックな音楽を作曲していくだけではなくて、現在、私達がクラシック音楽を劇場やコンサートで接するスタイルを創り上げていきます。フランツ・リストの二つ下には近代オペラを開いたヴァーグナー、ヴェルディが1813年に生まれています。

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