ホーム
> 05/22/18
2018-05-22
78 RPM - Schubert Rubinstein Heifetz Feuermann – Trio No 1 B Flat Major...
2018-05-22
0
オーストリア出身のチェリスト、エマニュエル・フォイアマンは決してスターではなかったが、チェロや室内楽が好きなファンには大名手と認められている。というのは、ナチス・ドイツからアメリカに逃れた時代、1938年にレコード会社が売れるピアノ・トリオを作ろうと、ピアノをルービンシュタイン、ヴァイオリンをハイフェッツに頼んだ時、この2人の大巨匠を相手を務めるチェロとして、“チェロをヴァイオリンのように弾く”と評判のフォイアマンが選ばれたからだ。そして「百万ドル・トリオ」が生まれた。このキャッチフレーズがいかにもアメリカ的。「百万ドル・トリオ」で有名な名演のひとつが、シューベルトの《ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調》。
シューベルトが亡くなる年の作品だが、とにかく堂々として晴れやか、抒情性も豊かな名品だ。全編素晴らしいが、10分間だけなら、「心地よい夢の数々」とシューマンが称賛した緩徐楽章を。
オフィシャルブログは、クラシック音楽を楽しむアマデウスレコードです。
「組曲第4番」はブログランキングに参加しています。
登録:
投稿 (Atom)