2010-01-30

城の下のうつくしき名所旧跡(2) 小泉八雲旧居

2010-01-30 0

雪女などの怪談を書いた、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が熊本に住んでいたことを御存知ですか。
小学校の授業で知って、グループで行ったことがあるぐらいで記念館に入ったのはその時ぐらいです。写真のように周囲が整備されたのは平成に変わる頃に電信柱が地下に埋められる道路工事が行われた頃。
きっと静岡の友達も、通路がふわふわするなと感じたのではないかしら。
それは雨が降ってもすぐに地下に染みこんでいくような素材で舗道が造られているからです。
この記念館。路面電車が通る大通り沿いにある熊本を代表する鶴屋百貨店の真裏にあります。近くには戦争前まで、NHK熊本放送局があったことを記した記念柱が立っていますよ。
熊本の文化の最先端の地だったんでしょうね。
そしてこの旧居から歩いて、男の人の脚だったら5分もかからないほどのところにわたしは働いています。
写真が撮影されて届いたのは、午後5時頃。今時分は城見櫓で、熊本城を眺めながらお酒を飲んでいるはずです。

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城の下のうつくしき名所旧跡(1) 小泉八雲旧居熊本城本丸御殿


午後1時50分。
早速静岡の友達は、熊本城を観光中でした。
まだ熊本名物、何も食べてないよーw>
と言うことでしたので、
二ノ丸駐車場の売店のほかほか、いきなり団子をお勧めしました。

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セクシー 宣伝部長〜♪ 〜城の下のうつくしき旅 熊本空港〜


静岡のTwitterフレンドは、12時半頃に熊本空港に無事到着しました。熊本の宣伝部長が空港でお出迎えです。
30分も過ぎれば、もうわたしの家は通り過ぎていますね。
飛行機の音が今していましたから、乗ってこられた飛行機が再びどこかへ飛び立っていったのかも知れませんね。

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美盤!! 17枚の至宝の1枚!!オリジナルを凌ぐレコード カンテルリのザ・ホールマーク・オブ・クォリティ盤


飛行機の中だから、iPhoneは使えないのか。
週末を使って、静岡のTwitterフレンドが熊本に旅行で向かっている。
3時間前に愛知県の中部国際空港セントレアからのフライト時間に間に合ったと、足取りが伝わっていますから熊本空港にそろそろ到着する頃でしょう。天気も薄く曇っている程度ですから問題無く到着できることでしょう。

飛行機はどちらかというと飛び立つ時が不安定になるのだとか、地球にへばりついて生きている人間が地上から離れようとするのですから、人々に愛されている人ほどに揚々と旅立ちを許して貰えないのかも知れません。
面白いもので、優れた才能は一人で成長するものではなくて競争できる同レベルの才能があってこそ高く伸びるのではないかしら。
音楽家も同じでしょう。大指揮者は対立する存在の指揮者が居るもの。
さて、国際的に大指揮者としてはレナード・バーンスタインがいます。
カラヤン、バーンスタインと言いますが、カラヤンはバーンスタインからひとまわり年長。
バーンスタインの同輩の指揮者、それがグィド・カンテルリぐらいではなかったかしら。
「私は長い経歴の中で、これほど才能のある若者に出逢ったことがありません。彼はきっと成功します、この先きっと」と、トスカニーニの保証を受けたグィド・カンテルリ。1950年9月、30歳の時に名だたる大指揮者がいる中で英HMVが最初のLPレコードの録音をカンテルリで行うと白羽の矢を立てました。
英HMVは英EMIの前身で、HMVとは「HIS MASTERS VOICE」の略です。犬のニッパー君が蓄音機に耳を傾けている絵柄がロゴ。
日本ではビクターレコードで知られているマーク。アメリカではRCAレコードが商標として使っています。
ですから英EMIの録音は、時に米RCAから発売されていたりしますね。
カルロ・マリア・ジュリーニを退けるほどの勢いで名声を集めていたカンテルリの音楽生命は、6年で飛翔に失敗してしまいました。
踏切が足りなかったのでしょうか、じっくりと踏み出せなかったのでしょうか。
トスカニーニの後継と目されていたカンテルリが亡くなったのを追うように、まもなくトスカニーニもなくなり、カンテルリが指揮するはずだったコンサートで代役を務めてレナード・バーンスタインはさらなる躍進をしたのでした。
今、どれほどのクラシック音楽愛聴者がグィド・カンテルリの名前を話題に挙げる人がいるのでしょう。
一般的に良く名前が挙がるようになったら、陰謀説など指揮者を主人公にしたドラマ、映画で登場することになるようになるかなあ。
☆通販レコードの紹介☆
【交響曲】
レーベル:米 RCA
レコード番号:LHMV-13
オリジナリティ:THE HALLMARK OF QUALITY ラベル、1stラベル
曲目:シューマン:交響曲 No.4、ワーグナー:ジークフリート牧歌
指揮:グィド・カンテルリ
オーケストラ:フィルハーモニア管弦楽団

試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:
英EMIに録音したものを米ではRCAが出したものですが、一連のこのザ・ホールマーク・オブ・クォリティ(品質保証の意)で出されたものは本家の英EMIの音質を凌ぐと一部では昔から言われています。ここでもジークフリート牧歌での弦の透明な響きは美しく艶もあり、ほりの深い音で本家のEMI盤を凌ぐものと言っても良いでしょう。
演奏も澄んだ響きの中に深い呼吸を持って、伸びやかな歌を歌ったまさに一級品です。この人が早死にをしなかったらと残念でなりませんが、それでもカンテルリは17枚のLP分の録音を残してくれたのです。それらの1枚1枚が宝物と言って良いでしょう。

盤は極小音量のところでチリ音が聞こえるくらいで、大変良い状態で鑑賞できます。

ジャケットはBox仕様で独立したリトグラフが付いています。どういう事かって?
それは見てのお楽しみ....。ところでわたしは「フルトヴェングラーのバイロイトの第九」で、このザ・ホールマーク・オブ・クォリティ盤が一番良いという人を知っています。皆さんも機会があれば一度耳にしては....

ⓇNM ⒿNM
価格 ¥9,000(¥9,450 税込み、送料無料)

お問い合わせはこのエントリーに、コメントして下さい。
稀少なオリジナル盤を紹介しているアマデウスクラシックス( http://amadeusclassics.otemo-yan.net/ )で扱っているレコードは 一点物ですから、オーダーは先着順に応じさせて下さい。
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バレンタインが近いから聴きたくなった。 ミンツの「パガニーニ:24の奇想曲」


もうすぐ午前9時、熊本は晴れの良い天気で朝を迎えました。夜には寒くなって、天気も荒れるそうです。
旅行で週末を熊本で楽しもうと思っている方は、着るものと雨よけを心がけておきましょう。
一寸濡れただけでも、具合が悪くなりやすいわたしだから旅先で調子を崩すことが一番心配です。
でも、午後はなんとか観光日和かも知れません。
全国でも珍しい雪豹がいる熊本動物園(正確には、熊本動植物園)の主催で、午前10時から江津湖の野鳥観測会が行われます。
眩しい天気ではない方が観測しやすいかも知れませんね。

恋はね・・・
世界でイチバン素敵な人と出会った
そう 思わない?
だから 素敵なところを 沢山学ぶの
楽しさを加えながら・・・
言いにくいことだけど 途中でお別れと言うこともあるわね
でも いっぱい 学ばせてもらったのだから
恨んではいけない 「ありがとう」と言って別れるの
素敵な立ち振る舞い 彼は忘れない
世の中 そういえる 良い女 素敵な女性は多くない
自信を持って・・・私は 美しく生きる 信念を持って生きるのよ


ainoshiさんのブログにあったメッセージ( http://ameblo.jp/ainoshi/entry-10444601814.html )です。
出逢いで「恋」は変わります。心も変わります。どんなに一生懸命でも、二度と会えないこともある。
出逢った人ごとに、ふさわしい立ち居振る舞いがあるみたいで仕草も変わってきちゃう。
出逢いの全てが学ぶところがたくさんある。出逢えたことに感謝するだけでも、別れたあとに寂しさは残らない・・・そう、思うように努力しています。
パガニーニの24の奇想曲は、24の恋の物語として聴くのは面白いです。
中でも、シュロモ・ミンツのヴァイオリンの音色はとても甘くて「恋」をイメージしやすい演奏です。
☆通販レコードの紹介☆
【器楽曲】
レーベル:独 DEUTSCHE GRAMMOPHON
レコード番号:2532 042
オリジナリティ:ブルーリング・ラベル、オリジナル
曲目:パガニーニ:24の奇想曲
ヴァイオリン:シュロモ・ミンツ

試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:
1982年のデジタル録音で、エンジニアは名手クラウス・シャイベ。この曲の録音の中では最も優れたものの一つで、弦の一本一本が見えるよう。また艶やかなところは、艶やかな音色。全体に品のある音質で、これはミンツの持つ音色が素晴らしいからでしょう。

盤はチリ音もなく、大変良い状態。
ジャケットも大変良い状態ですが、左上に破れてはいませんがシールを剥いだような痕があります。

ⓇNM ⒿNM
価格 ¥6,000(¥6,300 税込み、送料無料)

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ゴールドステレオラマラベル盤 ドヴォルザークの交響曲第5番(!?)新世界から

まもなく午前6時。熊本は気温は低いはずなのですが、空気はかなり乾燥しているようです。冷え冷えとした感じはありません。でも昨日の朝には近くの街で火事が起こっていますから火の用心。
部屋の中にいても喉を痛めて、風邪をひく心配もありそうです。

昨日の夜、金曜ロードショー「エラゴン 意志を継ぐ者」をはじめて観ました。
生まれたばかりのドラゴンが雷を受けて急成長しました。いずれは火を吐くようになるのですが、火の属性何ですね西洋のドラゴンという存在のシンボルは。
日本では青龍、風の属性ですよね。太陽との関連性もあるから、風で火が成長すると観るならば火の属性かも知れません。火、風、水、金が対立していると言ったら語弊があるかも知れないけれども、それぞれで世界が完結しているような感じ。一方日本の四精霊は、お互いで補い合って一つの世界を護っているという印象があります。
エラゴンのドラゴンが、本来持っているものを活かせるようになるためには主であるエラゴンの能力次第と言うのも西洋的ではないでしょうか。
日本の神風信仰ではないけれども、精霊の方が力が大きいというのとは違うみたい。
ドラゴンを成長させるためには、人そのものが成長する必要があると言うことなのでしょうね。


オーケストラの指揮者には、ブリーダーとしての手腕を持っている指揮者がいます。ジョージ・セルが中でも優れていたことは知られていますね。アメリカの地方オーケストラだった、クリーヴランド管弦楽団をアメリカの十指に入るほどに育てたのはセルではなかったでしょうか。その後のオーマンディ、マゼルと、クリーヴランド管弦楽団は指揮者に会わせて変わりながら成長してきているようです。

ジョージ・セルがクリーヴランド管弦楽団で録音した、ドヴォルザークの「新世界交響曲」が録音されたのは1959年。
当時のレコードには、「5番」を「9番」に直したあとがあります。
今では新世界交響曲は交響曲第9番として当然な印象があって、まだ4つの交響曲が見つかってそれほど立っていないとは思えませんよね。
ジョージ・セルのドヴォルザークは名盤揃い。でも、全9曲を録音していないのでしょうかと聞かれるとどう答えたらいいものか。
そんな時に、色々説明するよりも当時のレコードを聴かせて、ラベルを見せるのが1番手っ取り早い。

☆通販レコードの紹介☆
【交響曲】

レーベル:米 EPIC

レコード番号:BC-1026

オリジナリティ:ゴールド・ステレオラマ・ラベル、1stラベル

曲目:ドヴォルザーク:交響曲 No.9 「新世界」

指揮:ジョージ・セル
オーケストラ:クリーヴランド管弦楽団


試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:
1959年録音。演奏は一糸乱れぬ合奏能力にびっくりの素晴らしさ、オーケストラが室内楽的に聞こえてきます。また、余計な思い入れを省いた純音楽的な演奏で、トスカニーニの演奏に通じる名演です。

セルの録音は音が固いと良く言われていましたが、それは国内盤の音。
本盤は音の分離も良く、鮮明な音を聴かせます。


盤は優秀、たまにチリ音が聞こえるくらいで、大変良い状態で鑑賞できます。


ジャケットは大変に綺麗で裏面も真っ白ですが、残念ながら底部に4cmほどの割れがあります。あとはパーフェクトです。


ⓇNM ⒿEX++

価格 ¥8,000(¥8,400 税込み、送料無料)


お問い合わせはこのエントリーに、コメントして下さい。

稀少なオリジナル盤を紹介しているアマデウスクラシックス( http://amadeusclassics.otemo-yan.net/ )で扱っているレコードは 一点物ですから、オーダーは先着順に応じさせて下さい。

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