2010-03-15

ドビュッシーの海 カルロ・マリア・ジュリーニ指揮のDGGオリジナル盤のジャケット・デザイン・コレクション

2010-03-15 0
レコードには買いやすくなるタイミングというのがあります。洋服であろうと何かと同じではないでしょうか。
1970年代のジュリーニのドビュッシーの海などは、カラヤンの海が年々高くなっているのに動揺するよりも絶好のタイミングだと思います。
カラヤンの60年代の録音は、同じアナログとは言っても真空管アンプでカッティングしているのですから別物と切って捨てはしないまでも違和感を感じています。今はまだブルーリングラベルの独DGG盤も、一部に高額方向に向かっているところでリイシュー盤よりも安い価格でオリジナル盤を手に入れやすいです。下のジャケット写真、左上に管理番号を印刷したシールが張ってあります。図書館や大学、レコード店にあったものがまとめてオークションなどで市場に出てきたものだと思われます。日本盤が初発された時は2,500円ぐらいだった頃のものだと思いますけれども、それより廉価で購入できました。
廉価と言っても1枚、1枚では売ってくれるものではなくて数十枚をまとめての購入した時にあった1枚です。

シールは丁寧に剥がせないわけではないけれども、長いこと貼ってあったもののようで剥がすと跡が残りそうです。シールが張ってあることも味わいとして楽しみましょう。


レーベル:独 DEUTSCHE GRAMMOPHON
レコード番号:2561 264
オリジナリティ:ブルーリング・ラベル

演奏:CALRO MARIA GIULINI/LOS ANGELES PHILHARMONIC ORCHESTRA/カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ロサンゼルス・フィル
曲目:DEBUSSY:LA MER、RAVEL:RAPSODIE ESPAGNOLE、MA MERE L'OYE/ドビュッシー作曲「海」、ラヴェル作曲「スペイン狂詩曲、マ・メール・ロア

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雨の一日。花冷えの一日。

月曜日の熊本は朝からぽちぽちと雨が降り始めて、お昼前におふとんに入って午後2時過ぎに起きたら窓にびっしりと大きな雨粒が張り付いていました。暖房は余計な存在になって来ています。でも少し肌寒い日となりそうです。4時過ぎているのかなと思っていたけれども短い時間だったけれども、充実した夢の海に深く潜ることが出来たようです
朝、萌えるゴミを出しに行って雨の中さくらが開きはじめているのに気がつきました。

朝6時半の東の空。太陽は厚い雲の向こうに顔を出していたようです。

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うつくさんが名刺下さいました。

名刺を作れる簡単なサービス。Twitter のオフ会で交換するのにいいかもしれません。綺麗にまとめるコツとしては、プロフィールの文章を整理する必要があります。わたしのカードは、文章がオーバーしてしまっています。
Twit Card は、こちらで作ることができます。 http://twitcard.net

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鶯の初音かな

500メガバイトを越える非圧縮のクラシックCDデータをダウンロード。トラックをそれぞれ切り離すのに1時間近くはかかるだろうから、その間マックは使わないで放置させたまま、一寝入りしていようかしらと思っていたら窓の外で鶯の初鳴きがありました。
いつもは部屋の中で大きな音楽が鳴っている時間に、静かだから鶯さんがそっと声をかけてくれたのかしら。
その声を少しでも録音しようと、カーテンを開く時にレースの音が驚かせてしまったみたいです。チキチキと飛び立ってしまいました。
西の空には赤みを帯びている部分があって、綺麗でした。

サイトウ・キネン・オーケストラ 2009 ・・・ 秋の夜に演奏されたラヴェルを、春の宵に聴くのも味わいのあるものです。

昨年の秋に生中継された「小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ 2009」が今日(2010年3月15日、月曜日午前1時から3時まで)、NHK BS-2で放送されています。
曲は
  • ラヴェル:道化師の朝の歌 
  • ラヴェル:シェエラザード クリングゾル作詞 スーザン・グラハム(メゾ・ソプラノ)
  • ブラームス:交響曲第2番 ニ長調
フランス歌曲。中でもラヴェルのシェエラザードは、初夏の海の精と風の精との戯れを表現しているような管弦楽伴奏の歌曲。はじめてこの曲に感心したのはブーレーズ盤でCDがはじめて発売された時でした。CBSソニー盤で、3,800円だったと思います。1枚1枚が高いのも認めて貰ってた上であったのだけれども、ひと月のレコード代、CD代は上限10万円だったのを毎月12万、13万円にいつもなっていてひと月分の支払いをまとめてする時に注意されっぱなしでした。
10万円はお互いに貸し借りとして相殺できたのですけれども、それからはみ出ると現金の支払いが生じるので面倒をかけてばかりでした。
さて演奏の鑑賞感。
去年だったら3月にはさくらが満開だったのでとても似合った放送になったことでしょう。日中の天気も悪くなくて今日は暖房はいらないまでも、気温は低め。少々冷めて曲が過ぎ去ってしまいました。空気の感触が曲を聴く時に作用することがあります。ラヴェルの歌曲には、そういう影響は出てくるみたい。聴きたいなあとレコードを手にしても、ラヴェルの曲はレコードを選び直すことも良くあります。
欧米のブラームスは格段の違いがあるけれども、サイトウ・キネン・オーケストラの核は音色は様々なのに、弓が綺麗に揃っている弦楽器陣。サイトウ・キネン・オーケストラを印象づけたブラームスの交響曲に、小澤征爾さんと再び着手。全交響曲に、今回はヴァイオリン協奏曲と二重協奏曲の録音も望みたいところです。
現時点では新しいブラームスの交響曲にどう評価を与えて良いのか分からない。あなたもそうではありませんか?頑張れ!小澤征爾さん。


 
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