第一印象はカーラ・ブルーニ・タイプ。それをパンチ良く若々しくした歌声で、曲によっては一時期ブームになったフィリッパ・ジョルダーノを思い出しました。但し、フィリッパ・ジョルダーノの変な歌い回しのこぶしをあく抜きした好感度の良い音楽です。ジャンルとしてはイタリアン・ポップ/ロック。 http://ow.ly/4bSe4
わたしとしての評価は★★。まだ2回か3回は聴き込んでみたいからです。一般的にとしては「★★★〜★★★☆」をつけられる聞き応えのある気持ちよさ?
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第一印象はカーラ・ブルーニ・タイプ。それをパンチ良く若々しくした歌声で、曲によっては一時期ブームになったフィリッパ・ジョルダーノを思い出しました。但し、フィリッパ・ジョルダーノの変な歌い回しのこぶしをあく抜きした好感度の良い音楽です。ジャンルとしてはイタリアン・ポップ/ロック。 http://ow.ly/4bSe4
わたしとしての評価は★★。まだ2回か3回は聴き込んでみたいからです。一般的にとしては「★★★〜★★★☆」をつけられる聞き応えのある気持ちよさ?
大作曲家と言われているのに、歌劇が3作品と数曲の宗教曲、そして世俗歌曲が主に残っているだけという作曲家がいます。それは、クラウディオ・モンテヴェルディ。この名前だけでも覚えておいて欲しい作曲家です。クラシック音楽は1600年以降の音楽に対して一般的には使用します。これ以前の西洋音楽はルネッサンス音楽と称していて、楽器はどちらかと言うと歌を彩る程度の演奏法でした。音楽は歌にはじまったと言う事ですね。
そして歌物語が発達したのがバロック音楽時代の歌劇。総合演劇という趣で、雑多な様式の舞台作品でしたがモンテヴェルディは、それまで単線律の伴奏で装っていた音楽に「ヴァイオリンの合奏」を取り入れました。演奏法もトレモロ奏法で劇を効果的に演出。これが当時勢力を強化し始めた諸侯が自慢し合うためにオーケストラを抱えるようになって、それにあわせた音楽を書くようになっていって現在の大オーケストラがゴージャスな演奏で聴かせるオペラとなりました。
クラシック音楽史で最初の芸術作品と言われているのが、モンテヴェルディの歌劇「オルフェオ」。1607年の初演でした。この時にクラシック音楽は今のスタイルになりました。歌劇「ウリッセの帰還」はそれから34年後の作曲で、モンテヴェルディの音楽の総決算的大作です。ドラマの筋立てが動向と思うことなく、音楽だけをバックグラウンドに聴いているだけでも良い音楽で最高の環境音楽にも活用できます。アンビエント効果抜群。きっと、お肌のエージングにも反映すると思いますよ。(写真はモンテヴェルディのヴァイオリン)
Festa Napoletana – Cappella De’ Turchini/ Antonio Florio, director – Naïve 30503, 1CD, 61:21 [Distr. by Harmonia mundi] 初出は2001年、OPUS111レーベルからのリリースでした。今回ミドルプライスでの再発売が叶いました。録音は優秀、お行儀の良いクラシック音楽ではなくて「ナポリの祭」というタイトル道理の楽しい内容です。専門的視点から見ると雑多で纏まり無いかも知れないけど面白いです。わたしの評価は★★★
1. Pietro Antonio Giramo: Chi Non Mi Conosce |
2. Oratio Giaccio: Ove N'andr ó Dolente |
3. Anonymous: Pastorale a 7 |
4. Francesco Grillo: La Matremmonio |
5. Cristofaro Caresana: La Tarentella |
6. Leonardo Vinci: Cecchimma Fauza |
7. Niccol ò Jommelli: Ciaconna Op.5 No.13 |
8. Niccolò Jommelli: Oh Che Fiamma |
9. Niccol ò Piccinni: Giove Piacevole nella reggia di Partenope |
10. Gennaro Negri: La Rosella |
11. Teodoro Cottrau: Tarentella de Zi' Catone |
12. Anonymous: Tarentella del Gargano |
荒野の用心棒のテーマ音楽は、ヨーロッパ発の娯楽西部劇を最も印象づけるシンボルではないでしょうか。ジュリアーノ・ジェンマ、クリント・イーストウッドといった主人公よりも・・・わたしがエアチェックしたカセットテープには、『エンリオ・モリコーネ』と書いてあります。曲紹介の聞き取り誤りですね。今日、11月10日は『エンニオ・モリコーネ(1928〜)』氏の誕生日です。
眼光鋭く、エンターテイナーとしてよりアーティスト然としているエンニオ・モリコーネ氏は、映画音楽の作曲家としてよりも現代音楽の作曲家と観られる方が喜んでくれるでしょうから、こうした写真の方がふさわしいのではないかしら。