阿飛正傳が香港での題名で、ジェームス・ディーンの理由なき反抗が香港で公開された時のタイトルと同じと言う事です。「1960年4月16日午後3時1分前の1分間、君は俺といた。この事実はもう否定できない」とキャッチコピーがあるように、昭和30年代の雰囲気をラテン音楽が美味く演出していて好き。 欲望の翼 [DVD]
日本に時代を移せば太陽族の時代と言う事になるのでしょうか。風俗などの交渉は出来ているのでしょうけど、顔や肌の艶の良さ、着こなしも小綺麗に過ぎるようにわたしは感じます。シナリオや映像はひきつけるところがあるのですけれども、感情を荒げるようなところもなくセリフも表現を押さえて語られる感じで、演劇を観ているみたい。結構刺激的な言動があるんだけどな。2011年の若者がストレートに言われたら凹みそうだから、遠慮したのかしら。