2012-02-29

音楽ミステリー 4年に一度の『牛ヒレ肉の料理』 - 消化を助ける音楽 それがB級グルメでも

2012-02-29 0

今年は29日まで2月があるぞ。と気づいたのは一昨日だった。この日がお誕生日って、そうそう居ないだろう。と、思ってみれば結構の数居るようです。閏年だけの日なので、純度は高いといった印象。

Rossini
アマデウスクラシックス!クラシック専門アナログ初期盤LPレコード通販サイト:閏29日。4年に一度の『牛ヒレ肉』の料理。 via amadeusclassics.otemo-yan.net

2010-12-01

生命感に満ちあふれてる★アバド、ロッシーニ:序曲集 ブルーリング・ラベル、1stラベル

2010-12-01 0

絹の階段(きざはし)は、絹のはしごという題名もあって紛らわしいですね。ロッシーニは76歳まで長生きして、しかも裕福な生涯を送った商才のある作曲家でした。元来の客扱いが巧みな人だったのでしょう。でも才は豊だったから、稼ぐために入団したオーケストラで吹いて沸いた作曲の仕事を最初にこなしたのが、若干18歳の時。二十歳の時の第2作「試金石」がロッシーニの将来を文字通り決定づけました。しかも上演してヒットした場所がよかった。かのスカラ座だもの。

どれだけの歌手や作曲家が、このスカラ座で自分の演奏や作品が称賛されることを夢見て頑張っていたことでしょう。それなのに、それなのに、ロッシーニ青年は「試金石」の大ヒットで兵役免除されたことを喜んでいます。もしかしたら、その必死な願いで才能を開花させたのかも知れません。それから書くオペラ、上演する度に大ヒット。20年間の間に38曲のオペラを総てヒットさせています。ところが、ところがよ。37歳の時に「ウィリアム・テル」を上演した後であっさりと料理人に転身しちゃった。やはり、直接お客の反応が一人一人感じられるレストランの方が良かったのかも知れませんね。

さて、短い期間にたくさんのオペラを作曲したから、似たような題名のオペラがあったって仕方がありませんね。

 
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