2011-02-27

写真の青年は誰でしょう... 今年は没後40年 What a Wonderful World http://ow.ly/44exz

2011-02-27 0

有名になってからの顔写真、ユニークな表情は音楽に造型浅くても誰もが知っていますね。トランペットを手にしているし、表情は後年を既に彷彿としていますからすぐに分かることでしょう。おそらく二十歳を少し過ぎての写真だと思います。17歳で結婚、写真の頃には子どもも居たと言いますから驚きですね。 http://ow.ly/44exz

What a Wonderful World

2010-11-08

11月7日は、スティーブ・マッキーンの命日。映画「ブリット BULLITT 」のテーマ [1968]

2010-11-08 0

ジャズに、映画の音楽から慣れ親しむ足がかりとした人は少なくないと思います。スティーブ・マッキーンが主演していた映画「ブリット BULLITT 」のテーマ音楽も、そうしたジャズ・サウンドを親しむためになった曲だったと思います。作曲と音楽は、ラロ・シフリン。映画音楽のプロとして、ジャズ・サウンドにアプローチし続けた音楽家でした。この映画「ブリット」が作られたのは、1968年。同じ頃にクィンシー・ジョーンズはジャズミュージシャン側から、映画音楽にアプローチしていましたね。ラロ・シフリンとクィンシー・ジョーンズの音楽は、同じようだけれどもハーモニーか、リズムかといったところで違っていると、わたしは考えています。

スティーブ・マッキーン(Steve McQueen、本名:Terrence Steven McQueen、1930年3 月24日 - 1980年11月7日)没後30年に当たって、NHKが代表作をハイビジョン放送。命日の「大脱走」の放送に続いて今日、2010年11月8日はNHK Bs-hiで「ブリット」が放送されました。

  
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2010-03-08

ワイルドで行こう!ワイルドに行こう!

2010-03-08 0
お昼前、青空で出ていてとても清々しい熊本のお天気も、午後になって下り坂になって来ました。風も出てきて、雨も降り出しそう。
この季節の空気は特別なものに感じます。勢いよくかけまわって、風を感じたい季節です。
モノクロームの街に勢いよく飛び出していく、スズキ自動車の新型ワゴン「パレットSW」。スタイリッシュなヴィジュアルも印象的なこのCMに使われているのは、ハードロックを代表する一曲「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド(ワイルドで行こう)」です。CMでは、イギリスの若手パンクバンド、Parkaによるカバーバージョンが使われています。

ステッペンウルフは1967年、リーダーのジョン・ケイを中心に、カナダのトロントで結成、すぐにサンフランシスコに移住。ブルースロックをベースにしながら、当時、アメリカ西海岸を席巻していたフラワームーブメントの影響を受け、独自のサウンドを確立。ディープ・パープルらとともに、ハードロックを代表するバンドのひとつへと成長していきます。
彼らが注目を集めたのは、アメリカンニューシネマを代表する映画『イージー・ライダー』。この映画のサウンドトラックに「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」が抜擢され、大きな話題を呼びます。荒涼とした平原をバイクで駆け抜ける主人公たちの姿と、そのバックに流れるヘヴィなギターと重厚なビート。
自由の国アメリカの良き時代という言葉を聞くと、わたしはこの曲と広い大地をひたすら走るバイクの若者たちをイメージします。
サウンドトラックの他、コンピレーションアルバムに入っている音にはオリジナルのLPとは空気感が違うように感じるのはわたしだけでしょうか。

初発はダンヒルレコード。「ワイルドで行こう」はサウンドトラック「イージー・ライダー」で、EPICレコード、MCAレコードでも発売。
ダンヒルレコードからリリースされた初発盤は、シルバー・メタリックにピカピカのジャケットです。ホイル・ジャケットという言い方もしています。リングウェアも目立つし、明るいと写り込みがあるし暗いと真っ黒になってしまうのでアルバムジャケットの素敵なことが伝えにくいレコードのひとつだったりします。このレコードが発売された、1968年から1973年頃までに発売されるロックのレコードはジャケットのアートワークに工夫が凝らされています。フラワームーヴメントでデザイン的なのかなあと思っていた時期もありましたけれども、アルバムとして持つ事への誘い水ではなかったのかしら。

クラシックやジャズはLPレコードで聴くことは至極当たり前のこと、でもポピュラーミュージックやロックはジュークボックスなどでドーナツ盤を楽しむことが本来の姿だったのですから。
ドアーズのレコードをピックアップした時も書いたけれども、シングル盤に入りきれないアルバムでしか聴くことのできない長い演奏時間の曲も次第に増えていきます。
ギター、ベース、キーボードにドラムと言ったシンプルな編成のバンド。もともとはフォーク系のサウンドのグループだったそうです。クラブやレストランで演奏していた彼らをダンヒルレコードの社長さんがスカウト。ビートを強調したサウンドも、4トラックの録音だと思うけど厚味があるのは何故だろう。いじりすぎないことが一番良いんだろうね。ドラムスとハモンドオルガンとベースが右側のチャンネル。ギターとそれにヴォーカルが左側のチャンネルから聞こえます。ヴォーカルとドラムスを中央位置にミキシングし直そうとしていた時期もあるようですけれども、そのままが一番良い。

当時とてもヒットしたのでしょう。状態をうるさく問わなければ、リイシュー盤とオリジナル盤の中古価格は同じくらいです。ステッペンウルフが気に入ったなら、録音された当時の空気も一緒にカッティングしている、オリジナル盤を探してみませんか。ナチュラルで行こう!!



Artist: Steppenwolf
Title: Steppenwolf
Date: 1968
Label: Dunhill Records 50029
Art Direction: Gary Burden
Photography: Tom Gundelfinger

John Kay: Lead vocals, Guitars
Michael Monarch: Guitars
Rushton Moreve: Bass
Goldy McJohn: Keyboards
Jerry Edmonton: Drums

Side 1

  1. Sookie Sookie
  2. Everybody's Next One
  3. Berry Rides Again
  4. Hootchie Kootchie Man
  5. Born to Be Wild
  6. Your Walls Too High

Side 2

  1. Desperation
  2. The Pusher
  3. A Girl I Knew
  4. Take What You Need
  5. The Ostrich


 
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