2010-05-22

梅雨の訪問者

2010-05-22
梅雨になると思いがけない来訪者が、日々ある。暖かくなって活動的になっても、陽射しをよけて避難してきたような生物に遭遇してどっきり。
今の家を建てて、最初の梅雨の季節にテラスに雨蛙がいっぱいになった時はびっくり。前の年に地中に冬眠していたカエルさんが雨樋をつたって2階のテラスまで登ってきたのでした。
『今年の夏は地表が遠いなあ』と大変だったろうなあ。途中で諦めたカエルがいなかったのには、短い生を楽しもうと意欲を感じました。驚いたけど、良いものを見た思いです。生きると言うことの力強さを感じました。

雨蛙の擬態

雨蛙の擬態のことは知っていても、唐突だとうろたえてしまいますね。それにこの季節は身体も大きくなるし、生殖活動も活溌。先日朝日の写真を撮ろうと窓を開けたら、サッシにヤモリの卵が産み付けてありました。夕方に鳴き声を耳にはするものの、また姿を観てはいないのですけど洗濯物を取り込む時に一緒に家の中に誘い入れてしまっていたりもしますね。
擬態と言えば、生まれ育った家は裏が竹林で近くにはモモンガやミミズクの居る林がありました。ある夏の午後、お風呂場にいたら真っ赤な身体の生き物が真っ直ぐに向かってきて腰を抜かした。赤い葉っぱのようで、足は細かったのでななふしの一種だったのかも知れない。なにぶん古い家だったのでサッシに直した窓にも夏になるとヤモリがいっぱい、お風呂場の灯りに集まってきてたけど謎の虫には意表を突かれました。

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