2010-04-08

ジュリア と言うタイトルの戦争映画を観ています。

2010-04-08
アカデミー賞11部門をノミネート、ジェーン・フォンダが主演女優賞、ヴァネッサ・レッドグレーブとジェイソン・ロバーズが助演賞と演技部門3部門受賞している映画「ジュリア」を観ています。同じタイトルの映画は他にもいくつかあるようで、間違わないように。
1977年にジェーン・フォンダが言い演技を見せてくれています。
ナチス圧制下の列車の乗り継ぎを巧くやり過ごせるかというあたりがスリルのあるクライマックス。
戦争映画と言って良いよね。戦闘シーンはないけれども、女にとっては怖い思いを乗り越える場面があって同じようにウィーンから脱出する「サウンド・オブ・ミュージック」と好対照、一緒に観ると新たな発見があるかも知れません。

映像の中の音楽としては、BGMはほとんどなくてウィーンという舞台である事から画面の中でウィンナワルツが演奏されていたり、ダンスホールで「ナイト・アンド・デイ」や「カ・クカラチャ」と言ったアメリカや南米の音楽で踊っているシーンがありました。
音楽を担当したのは、ジョルジ・ドルリュー。終わりにオーボエの印象的な音楽が1曲だけれども映画の終わりを叙情的なものにしています。監督はフレッド・ジンネマン。原作はジェーン・フォンダが演じた、リリアン・ヘルマンで実話を取り上げた逸品です。

ジェーン・フォンダ(リリアン・ヘルマン)、ヴァネッサ・レッドグレーブ(ジュリア)は流石に名女優なんだなと感じさせてくれました。本当に久し振りな感触です。
そして、メリル・ストリープが少し出てきます。この映画「ジュリア」が後の大女優になる、メリル・ストリープの初めての出演でした。主演の二人との絡みが実際にどれほどあったのかは分かりませんけれども、繰り返して映画を観た事でしょう。スクリーンの中で共演できた事は素晴らしい景観になったはず。きっとビデオで飛ばし観はしなかったと思いますよ。

Poster artwork by Richard Amsel

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