2010-04-08

レコードカバーデザインとギャップのある名盤 はたして、ジャケ買いの対象になる1枚だろうか。

2010-04-08
ジャケットが良ければ、レコード、CDの内容は良いものだ。と言う言葉は月に1度、2度は目にするんじゃないかしら。
でも、少し多すぎないかな。誰もが不安でそれを納得するために言っているのではないかしら。
また、自分の選択眼の確かさに安心する事は確か、まあ、おおかたが経験からだし、自分の好みの音楽にジャケットは似ているものです。
しかし、予想を裏切るというのか思っていた以上の結果になる事も確かでしょう。
そのようなレコードが、初期のジャズには多い。



チャリー・パーカー・ウィズ・ストリングスは、1949年にClefレーベルに録音されたジャズの名盤。始めてこのレコードのカバーデザインを見た時には、なんだこれと思ったものです。今の言葉では、きもかわいいというのがぴったり。
聴き始めて1曲目から意表を突かれる1枚で、1曲目の「ジャスト・フレンズ」で一気にカバーデザインから好きになってしまうレコードの代表盤でしょう。
この録音を聴くと、ジャズのイメージ、特に初期のジャズのスタイルが印象の違うものになるでしょう。

音楽とは君自身の経験であり、君の思想であり、知恵なのだ。もし君が、まことの生活を送らなければ、君の楽器はなにも真実の響きをもたないだろう。

チャーリー・パーカーの言葉です。

経験から自分の音楽が産み出されると言っているわけですけど、聴くのも経験。そして、きちんとレコード、CDという音盤に向かってこそ1枚、1枚の経験と成るのだと思います。1枚の音盤には、演奏家の数ヶ月、あるいは数年の知恵がこもっているのですから、聞き手の心の中にある楽器を豊かに響かせるためにもトライして欲しい。
自分で選んだものはきちんと聴くものだし、ランキングにあったからと購入したCDが積んだままって事があってはいけないと思います。

Just Friends - Charlie Parker

Just Friends (New York, Novemb by Charlie Parker
Download now or listen on posterous
Charlie Parker - Just Friends.mp3 (8287 KB)









Charlie Parker with strings : Just Friends

0 コメント:

 
アマデウスレコード☃ブログ組曲第4番. Design by Pocket