2010-04-04

わたしの好きなバロック名曲 ビーバー:ロザリオのソナタ 1674年の曲

2010-04-04

ヴァイオリン・ソナタをとても好きな音楽愛好家は多いと思います。わたしも心を解放したい時には、ヴァイオリン・ソナタを延々と聞いています。フランク、ブラームスから聴き始めるのが定番コースで、ドビュッシー、グリーグといった近代に向かって聴きすすむのと、ベートーヴェン、モーツァルトと進んでバッハの無伴奏や、コレルリと聴いてきてまだまだ聴き足りないと、ビーバーの「ロザリオのソナタ」で締めくくりです。
ビーバーの「ロザリオのソナタ」は最近富みに良い録音がたくさん登場しています。アンドルー・マンゼの録音が、レコード・アカデミー大賞に輝いてから日本での紹介が活溌です。全曲はCD2枚組という大作で、16曲のソナタとパッサカリア(変奏曲)で出来ています。とても日頃、全曲を聴く事は出来ません。なかでも第11番はキリストの復活と関係のある曲で、シュメルツァーというヴァイオリニストがこの第10番のソナタを改作して、「キリスト教徒の勝利」と題したヴァイオリン・ソナタを発表しています。

ロザリオのソナタの構成とそれぞれの副題

ソナタ第1番「お告げ」
ソナタ第2番「訪問」
ソナタ第3番「降誕」
ソナタ第4番「キリストの神殿への拝謁」
ソナタ第5番「神殿における12歳のイエス」
ソナタ第6番「オリーヴ山での苦しみ」
ソナタ第7番「むち打ち」
ソナタ第8番「いばらの冠」
ソナタ第9番「十字架を背負うイエス」
ソナタ第10番「イエスのはりつけと死」
ソナタ第11番「復活」
ソナタ第12番「昇天」
ソナタ第13番「精霊降臨」
ソナタ第14番「聖母マリアの被昇天」
ソナタ第15番「聖母マリアの戴冠」
パッサカリア ト短調

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