2025-05-06

記事「軽やかでありながら華麗、しかも燃えるような情熱を内に秘めた唯一無二のパフォーマンス*リパッティ・プレイズ・ショパン」が総合記事ランキング21位になりました!

2025-05-06 0
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2025-05-05

おてもやんブログのブログ「アナログレコードの魅力✪昭和の名盤レコードコンサートでご体験ください」が総合ブログランキング7位になりました!

2025-05-05 0
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記事「親しみ易さと気取りのなさには達者なヴィオラがいないとつまらない《アメリカ》カルテット〜クラシック名曲ガイド、これを聞け」が総合記事ランキング34位になりました!
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戦争は嫌だ◉デュプレ、バレンボイム指揮フィラデルフィア管、ロンドン・フィル◯エルガー・チェロ協奏曲、エニグマ変奏曲

反戦を象徴する不朽の音楽エルガーが戦争の惨禍を悼んで書いた悲しい旋律 ― 真の病名をまだ知らずにいた ― デュ・プレは作品に漂う悲しみを十全に表現していて胸に迫る。

JP CBS/SONY 25AC144 ジャクリーヌ・デュ・プレ/バレンボイム/ロンドンフィル エルガー チェロ協奏曲/エニグマ変奏曲
《日本編集盤》JP CBS/SONY 25AC144 ジャクリーヌ・デュ・プレ/バレンボイム/ロンドンフィル エルガー チェロ協奏曲/エニグマ変奏曲
 天才女流チェロ奏者として期待を集めながら難病に冒され若くして世を去ったジャクリーヌ・デュ・プレが、その短かった活動期間に残した演奏のうち間違いなく筆頭の名演とされるもの。夫君バレンボイム指揮のフィラデルフィア管弦楽団による好サポートを得て作品に漂う悲しみをデュ・プレは十全に表現した。エルガーが戦争の惨禍を悼んで書いた悲しい旋律のひとつひとつが、このチェロ奏者の数奇な運命と重なり合い、胸に迫る。 
 ちょうど病が発症しはじめたころの録音で、真の病名をまだ知らずにいた彼女の豪快でスケールの大きな演奏が堪能できる。難病に苦しみ、バレンボイムと別れた、悲惨なデュプレの人生の最期。それを知っているだけにデュプレが、バレンボイムとの新婚の喜びの絶頂期の本盤を聴きながら涙する自分が居ます…私の感じだとデュ・プレは前回の録音よりも深みを増し且つ品位のある演奏家になっています。私達は2類のチェロ協奏曲の録音を持てたことを喜ぶべきでしょう。バルビローリ盤との比較試聴も一興。1970年のライヴ録音ですが初出は1976年。コンサート会場のノイズ ― 咳払い等も少なく優れたものでチェロの音色もしみじみとした良い音。ステレオ録音。

チェロ協奏曲 1970年11月/エニグマ変奏曲 1976年4月録音。1976年初発。

レコード・クレジットとノート

プロダクト

レーベル
CBS/SONY
レコード番号
25AC144
作曲家
エドワード・エルガー
演奏者
ジャクリーヌ・デュ・プレ
オーケストラ
フィラデルフィア管弦楽団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮者
ダニエル・バレンボイム
録音種別
STEREO
製盤国
JP(日本)盤

レコードのカバー、レーベル写真

JP CBS/SONY 25AC144 ジャクリーヌ・デュ・プレ/バレンボイム/ロンドンフィル エルガー チェロ協奏曲/エニグマ変奏曲
JP CBS/SONY 25AC144 ジャクリーヌ・デュ・プレ/バレンボイム/ロンドンフィル エルガー チェロ協奏曲/エニグマ変奏曲
1977年CBS/SONY製, STEREO 1枚組, Release 1977, Stamper 国内編集為 25AC 国内スタンパー使用盤。
CDはアマゾンで
天才女流チェロ奏者として期待を集めながら、難病に冒され若くして世を去ったジャクリーヌ・デュ・プレが、その短かった活動期間に残した演奏のうち、間違いなく筆頭の名演とされるもの。夫君バレンボイム指揮のフィラデルフィア管弦楽団による好サポートを得て、作品に漂う悲しみをデュ・プレは十全に表現した。エルガーが戦争の惨禍を悼んで書いた悲しい旋律のひとつひとつが、このチェロ奏者の数奇な運命と重なり合い、胸に迫る。

2025-05-04

記事「第6回MJオーディオフェスティバルにOYAGSOUNDも出展いたします。」が総合記事ランキング37位になりました!

2025-05-04 0
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2025-05-03

記事「New Released ― 「Frame」〜大事な人と歩いている喜びを永遠に願おう」が総合記事ランキング36位になりました!

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2025-05-02

記事「歴史的解釈と現代的解釈を見事に融合 ムーティ ブルスカンティーニ フレーニ ドニゼッティ 歌劇「ドン・パスクワーレ」」が総合記事ランキング16位になりました!

2025-05-02 0
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記事「人気盤★定番 ジャクリーヌ・デュ・プレ、ジャネット・ベイカー バルビローリ指揮ロンドン響 エルガー・チェロ協奏曲、海の絵」が総合記事ランキング27位になりました!
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J-POPの原点。〝YOSHIWARA〟 ― 昭和100年音楽の旅 第4回後編

J-POPの原点
ドイツ映画音楽の黎明期!

YOSHIWARA
昭和の歌謡史の第1ページは、昭和4年に始まります。大正時代から日本でのレコード録音がありますが、昭和初年に日本製の蓄音機が発売。コンチネンタル・タンゴのブームでドイツのレコードが輸入され、その音楽を手本にするように。今年生誕125年、没後50年になるエルンスト・フィッシャーは無声映画のオルガン奏者から映画音楽の作曲家へ。昭和に入るとラジオ作曲家になりリスナー人気を得ます。最も有名な作品は管弦楽組曲『アルプスの南』でモダンオーケストラや軽音楽オーケストラのレコード(TELEFUNKEN,EMI etc.)が数々ある。
エルンスト・フィッシャーの名前は昭和初期のドイツ作曲家として、記憶にとどめておきたい音楽家です。ラジオ放送が最先端文化だったドイツにおいて、新機軸となったシンフォニックな娯楽音楽の普及に貢献しました。戦後風化して久しいものですが1939年録音の「KLINGENDE WOCHENSCHAU」は聴きもの。軍隊の閲兵パレードで始める10のパートからなる管弦楽組曲。ファッションショーやエキゾティックなイベント、芸術の展覧会、ダンス競技会、ダービーの風景へと文武両道のドイツの栄光を描いていきます。



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イエス・キリスト教会の残響もあってことさらに弦が美しい◉カラヤン指揮ベルリン・フィル ブルックナー:交響曲9番
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2025-05-01

記事「今でもスタンダードな解釈★シェリング、ヘンデル指揮シカゴ響☆ラロ・スペイン交響曲」が総合記事ランキング22位になりました!

2025-05-01 0
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TIDAのブログ[アナログサウンド アマデウスレコード]が投稿数ランキング48位になりました!

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2025-04-30

おてもやんブログのブログ「アナログレコードの魅力✪昭和の名盤レコードコンサートでご体験ください」が総合ブログランキング5位になりました!

2025-04-30 0
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2025-04-29

記事「親しみ易さと気取りのなさには達者なヴィオラがいないとつまらない《アメリカ》カルテット〜クラシック名曲ガイド、これを聞け」が総合記事ランキング39位になりました!

2025-04-29 0
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超絶技巧が良く解る◉2トラック録音 ハイフェッツ ライナー シカゴ交響楽団 ブラームス・ヴァイオリン協奏曲

歯切れの良さが圧巻で、
スリリングな楽興の時を紡ぎ出します。
胸のすくアッチェレランド、絶妙な間合い、
なかんずくふとしたところに現れるポルタメントは迷いがない。
個々のパートまではっきり分離するステレオ
わずか2本のマイクロフォンで収録された
2トラック録音にも関わらず、オーケストラ配置の
定位感が鮮明に捉えられた、録音史に残る名録音!

CDはアマゾンで購入できます。

Brahms-Heifetz-Reiner-Chicago-Symphony-Orchestra-Violin-Concerto-In-D-Op-77

【SACDはアマゾンから購入できます】不滅のリビング・ステレオSACDハイブリッド・シリーズ、ヴァイオリニスト、ヤッシャ・ハイフェッツ、シカゴ交響楽団、フリッツ・ライナー指揮との共演による1955、57年録音盤。  録音:1955年2月21,22日、シカゴ・オーケストラ・ホール【2トラック録音】


通販レコードのご案内オイストラフと双璧を成す名盤であり、歯切れのよさやアグレッシヴなテンションの高さは、オイストラフもかくやと言える出来だ。

US RCA LM1903 ハイフェッツ&ライナー ブラームス・ヴァイオリン協奏曲
《米シェード・ドッグ盤》US RCA LM1903 ハイフェッツ&ライナー ブラームス・ヴァイオリン協奏曲
 ハイフェッツの演奏の特異性については、完璧・精巧無比・人間の限界を極めた、など様々取り沙汰されているが情熱と厳格さが混淆していることを説明する最もよい例が、このライナー/シカゴ響をバックにしたハイフェッツが奏でるブラームスのヴァイオリン協奏曲。ピッチを正確に鳴らしているだけで、ぶっきら棒に聴こえてしまうのも致し方無い。しかし、一見速いだけの演奏から、細やかなニュアンスの妙が聴ける。胸のすくアッチェレランド、絶妙な間合い、なかんずくふとしたところに現れるポルタメントは迷いがなく、ハイフェッツが単なる技巧一辺倒では決してないことが分かるだろう。  ハイフェッツとライナー=シカゴ響の火花散る協奏曲。ハイフェッツとライナーはお互いに深い尊敬の念を抱いていたが、協奏曲の録音はブラームスとチャイコフスキーの2曲しか残されていません。ドイツ的な重厚さとは無縁のブラームス、アウアー門下としての本領が十二分に発揮されたチャイコフスキーと、いずれもハイフェッツにしか成し得ない個性的なヴィルトゥオジティを満喫でき、ライナー率いるシカゴ響の見事なアンサンブルが切れ味鋭いハイフェッツのソロを一層際立たせています。ブラームスはハイフェッツにとって2度目の録音にあたる。そして、このブラームスはコントラバスを右側に置く変則的なオーケストラ配置によっているのも特色です。  ステレオ最初期にハイフェッツが残したブラームス。1955年に録音され、ステレオ盤(LSC1903)も存在する高名な一枚。ハイフェッツらしく快速・明快なヴィルトゥオーゾぶりを見せつける名演奏。ライナー&シカゴ響もハイフェッツに合わせてか、重くなりすぎない爽やかな伴奏で見事なアンサンブル。「泣き」のあまり入らない、ブラームスとしてはやや異色の名演奏です。  シカゴ交響楽団と言えば、ゲオルク・ショルティの時代におけるスーパー軍団ぶりが記憶に新しいところだ。ただ、ショルティがかかるスーパー軍団を一から作り上げたというわけでなく、シカゴ響に既にそのような素地が出来上がっていたと言うべきであろう。そして、その素地を作っていたのは、紛れもなくライナーであると考えられる。  シカゴのオーケストラ・ホールは、ボストン・シンフォニー・ホールよりも録音に向いていたようで、このホールで収録された1950年代・1960年代のライナー=シカゴ響の録音はいずれも高いクオリティに仕上がっており、オーケストラのトゥッティの響きと各パートのバランスの明晰さが両立した名録音が多いです。1958年ステレオ時代の到来と共に、RCAはライナー指揮シカゴ響と専属契約を結び、数々の名演奏を録音しました。〝Living Stereo〟は最も自然でありスリリングな録音で、現在でも他の録音に全く劣らないものです。  個々のパートまではっきり分離するステレオは、生の音とはやや趣を異にするとはいえ、やはりすごい。スタジオ録音とはとても思えない熱気を孕んでいる。一発取りをしたとしか思えない怒濤の極みです。アンサンブルを引き締めながら、強靭な造形が生む緊張感の素晴らしさがハッキリと感じ取れます。

クラシック音楽愛好の王道、レコード・コレクターにとってファースト・チョイスの決定盤。

 ヴィルトゥオーゾと呼んで20世紀初頭頃までのクラシック音楽の演奏には曖昧さが許され、またかえってそれをよしとする風潮があったと言える。 クライスラーやエルマンの録音からは、技術的問題も含め、譜面に指示のない表現を良く行うことに気付く。その良し悪しについてはひとまず置いておき、当時は奏者の個性を前面に出す事が重んじられていたようである。  これに対してハイフェッツは、冷静かつ正確に、一切の妥協を排除した解釈を行なった。現代では作曲者の意図を最も適切に表現する事が重んじられている。鋭い運弓と力強いヴィブラートによって創り出されるその音色は非常に特徴的である。演奏家それぞれの個性などという次元ではなく、ハイフェッツがヴァイオリンを奏でることで、別質の新しい楽器がそこにあるかのごとく錯覚を起こしそうになる。その余りに強烈な個性が、このブラームスにも宿っている。  製作陣は RCA の一軍、ジョン・プファイファー&ルイス・チェースで 10+/PERFORMANCE/GOOD の高い評価で、現在でもトップレベルの人気盤の地位を維持している。  多くのクラシック音楽愛好家は、その入門で、この録音に魅了され今に至るではないか。それはオリジナル盤に改めて魅了されるのも同じ録音盤というほど、ファースト・チョイスの決定盤。

3チャンネルではなくて、3トラック録音

 ライナー=シカゴ響のRCAレーベルへの録音は、1954年3月6日、シカゴ交響楽団の本拠地オーケストラ・ホールにおけるリヒャルト・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」のセッションで始まりました。この録音は、その2日後に録音された同じリヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」と並び、オーケストラ・ホールのステージ上に設置された、わずか2本のマイクロフォンで収録された2トラック録音にも関わらず、オーケストラ配置の定位感が鮮明に捉えられており、録音史に残る名録音とされています。これ以後、1963年4月22日に収録された、ヴァン・クライバーンとのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番まで、約10年の間に、モーツァルトからリーバーマンにいたる幅広いレパートリーが、ほとんどの場合開発されたばかりのこのステレオ録音技術によって収録されました。   RCAのチーフ・エンジニア、ルイス・レイトンを中心に試行錯誤を経て考え抜かれたセッティングにより、ノイマンU-47やM-49/50などのマイクロフォンとRT-21(2トラック)やAmpex社製300-3(3トラック)といったテープ・デッキで収録されたサウンドは、半世紀近く経た現在でも、バランス、透明感、空間性など、あらゆる点で超優秀録音として高く評価されています。1956年4月17日のセッションまでは2トラック録音だったが、「家庭交響曲」は3トラック録音。ヤッシャ・ハイフェッツ、アルトゥール・ルービンシュタイン、エミール・ギレリス、バイロン・ジャニスなど、綺羅星のごときソリストたちとの共演になる協奏曲も残されています。いずれもちょうど円熟期を迎えていたライナー芸術の真骨頂を示すもので、細部まで鋭い目配りが行き届いた音楽的に純度の高い表現と引き締まった響きは今でも全く鮮度を失っていません。これらの録音「リビング・ステレオ」としてリリースされ、オーケストラの骨太な響きや繊細さ、各パートのバランス、ホールの空間性、響きの純度や透明感が信じがたい精度で達成された名録音の宝庫となっています。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

Heifetz, Fritz Reiner - Chicago Symphony Orchestra ‎– Brahms ‎– Violin Concerto
レコード番号
LM1903
作曲家
ヨハネス・ブラームス
演奏者
ヤッシャ・ハイフェッツ
オーケストラ
シカゴ交響楽団
指揮者
フリッツ・ライナー
録音種別
MONO
SHADED DOG, MONO 1枚組(140g), Stamper 8S/33S。

販売レコードのカバー、レーベル写真

US RCA LM1903 ハイフェッツ&ライナー ブラームス・ヴァイオリン協奏曲
US RCA LM1903 ハイフェッツ&ライナー ブラームス・ヴァイオリン協奏曲

コンディション

ジャケット状態
EX
レコード状態
EX++
製盤国
US(アメリカ合衆国)盤

通販レコード

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
  • オーダー番号24140
  • 販売価格4,950円(税込)
プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。
入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

2025-04-28

記事「♥ニューアルバム「Empty Box」配信中 ― 自分がすごいミュージシャンなんじゃないかと勘違いしそうです」が総合記事ランキング43位になりました!

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2025-04-27

記事「アナログレコードの文化を守る OYAG SOUND ― 商品価格改定のお知らせ」が総合記事ランキング22位になりました!

2025-04-27 0
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イエス・キリスト教会の残響もあってことさらに弦が美しい◉カラヤン指揮ベルリン・フィル ブルックナー:交響曲9番

通販レコードのご案内カラヤンによるドイツ・オーストリアの伝統 ― カラヤンらしい流麗で起伏に富んだ名演、第3楽章は魅力的です。

DE DGG SLPM139 011 カラヤン ブルックナー:交響曲9番
DE DGG SLPM139 011 (指揮)ヘルベルト・フォン・カラヤン (管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (曲目)ブルックナー:交響曲9番

1970年代に行われたカラヤン&ベルリン・フィルのブルックナー交響曲全集よりも10年ほど前に録音された第9番。伝説の1966年来日コンサートで演奏したブルックナー8番が日本のファンに喝采を浴びることになりますが、その直前の録音。イエス・キリスト教会の残響もあってことさらに弦が美しく、カラヤンらしい流麗で起伏に富んだ名演です。


カラヤンの録音で一番充実しているのは1970年代後半から80年代前半の録音。再録音の多いチャイコフスキー、ドヴォルザーク、ベートーヴェンと1970年代の演奏は緊張感が違うと思う。朴訥なブルックナーでさえイメージを覆すようなアプローチで、それでいてブルックナー演奏としての説得力にも欠けていない。

カラヤンはブルックナー交響曲の全集録音をグラモフォンで1960年代、70年代、80年代にわたり行っていますが、このブルックナーの《交響曲第9番》はカラヤンとベルリン・フィルの黄金時代の録音として、1970年代半ばに収録された評価の高い強烈なブルックナー全集よりも10年ほど前に録音されていたものです。しかも、これに先立つ約二年前にベルリン・フィルとブルックナー第9番を同じドイツ・グラモフォンにヨッフムが録音しているので、リリース規約のあった当時にあっては異例の企画でしょう。

ジャガイモもカラヤン・シェフの腕でゴージャズでスタイリッシュに変わる。だからといって、ジャガイモ本来の味わいは少しも損なわれていない。繊細さとド迫力。予定調和型の何もないどっしり演奏ではない。これが他の指揮者ではなかなか見られない、自分の信じる流儀を貫くカラヤン流の美学だ。

この録音はブルックナー最後の交響曲を特別に神聖視している風でもなく、後期ロマン派の作品として普通に演奏しているような印象です。第1楽章は滝が流れ落ちるカラヤンらしい流麗で起伏に飛んだ演奏で、悠然としたブルックナー像ではありません。しかし、ヨッフムのブルックナーも多少ともそういう傾向があったはずです。レコード会社が異例を通したポイントはなんだろう。日本公演の直後に行われたヨーロッパツアーから名ホールアムステルダム・コンセルトヘボウで行われた凄絶なライヴがCD発売されもして、伝説の1966年来日コンサートで演奏したブルックナー・交響曲第8番が日本のファンに喝采を浴びることになりますが、その直前の録音。極めてスタイリッシュかつパワフルで録音も素晴らしく、オーディオ的観点からも胸のすく音の洪水。本録音はカラヤンの何時もの重厚感がたまらなく良いし、豪華絢爛なベルリン・フィルも健在。第3楽章は魅力的です。記憶に残るカラヤンのイメージが最も具現化された演奏だ。

この録音はブルックナー最後の交響曲を特別に神聖視している風でもなく、あくまでもドイツ・ロマン派シンフォニーの傑作として捉えたアプローチと、ベルリン・フィルの重厚華麗なサウンドが相まったその聴き応えには、脱帽するほかありません。全三楽章の音楽として仕掛けをする様子も見せず、未完成に終わった作品という現実をありのままに実感させられてしまいます。

他の指揮者に比べて売れた枚数が圧倒的に多いためプレミアムこそ付かないものの、一家に一枚置いておくべきレコード。カラヤン&ベルリン・フィルが確立した「スタイル」を存分に発揮した、オーケストラ音楽とはこうあるべきというカラヤンの信念がビシビシ伝わってくるゴージャスきわまりない演奏です。

1966年3月ベルリン、イエス・キリスト教会での録音。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

レコード番号
SLPM139 011
作曲家
アントン・ブルックナー
オーケストラ
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮者
ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音種別
STEREO

販売レコードのカバー、レーベル写真

  • DE DGG SLPM139 011 カラヤン ブルックナー:交響曲…
  • DE DGG SLPM139 011 カラヤン ブルックナー:交響曲…

コンディション

ジャケット状態
M-
レコード状態
EX++
製盤国
DE(ドイツ)盤
BLUE LINE, STEREO 1枚組 (120g)

レーベル・ガイド

ブルーラインレーベル》黄色地に黒文字、外周が青の二重線で囲まれたものです。通称、BLUE LINEと呼ばれています。2530 etc. で始まります。このラベルにも2種類あり、最初の頃のものはラベル周囲の文字が詰めて印字( GY8 )してあり、後期のものは文字間隔が空けて( GY9 )印字されています。

通販レコード

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
  • オーダー番号25290
  • 販売価格2,750円(税込)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(オーストリア 1908〜1989) ― カラヤンはその魅力的な容貌と優雅な身のこなしでたちまちにして聴衆の人気をとらえ、たんにこの点から言ってもその人気におよぶ人はいない。しかも彼の解釈は何人にも、そのよさが容易に理解できるものであった。芸術的に高度のものでありながら、一種の大衆性をそなえていたのである。  元来レパートリーの広い人で、ドイツ系の指揮者といえば大指揮者といえども、ドイツ音楽にかぎられるが、カラヤンは何をやってもよく、その点驚嘆に値する。

2025-04-26

記事「New Released ― 「Frame」〜大事な人と歩いている喜びを永遠に願おう」が総合記事ランキング24位になりました!

2025-04-26 0
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