2010-02-16

ホーム・フロント映画「ミニヴァー夫人」を観ています。

2010-02-16 0
月曜日の夜からNHKのBSは、アカデミー賞受賞映画の特集になっています。今年は冬季オリンピックの関係もあって、授賞式の開催が繰り上がったのですけれども良い映画ばかりを放送しているというのにもったいない感じもします。
スポーツに関心のない視聴者には、良い機会かも知れません。

今夜は1942年度アカデミー賞受賞作品の「ミニヴァー夫人」でした。
監督はウィリアム・ワイラー。脚本は、「心の旅路」の作者、ジェームズ・ヒルトン。
アメリカMGMの作品ですけれども、イギリスの田舎町に住む一般的な女性の日常を淡々と描いています。「ガス灯」は素敵な映画よと母に教わっていたので、「心の旅路」などはタイトルにも惹かれて好みの映画でした。内容は良く把握できていない面もあります。

「ミニヴァー夫人」は第二次世界大戦中の物語で、イギリスはヨーロッパに海峡1つ隔てているだけですから戦闘機が直接、空襲に向かっていたんですね。出撃の時に友達の家の近くを飛ぶ時には、戦闘機のエンジンを噴かせて合図をするという場面があります。

日本でも同じようなことがあったそうです。熊本の東雲楼は、とても有名な遊郭でした。わたしもゆかりがあるので昔話を聞かせていただくこともあります。もし、今でも東雲楼があったのなら働いていたことでしょう。
神風特攻をされる若い兵隊さんが必ず夜を過ごされたと言います。そして出撃で鹿児島の知覧に集合されるのですけれども、その前に東雲楼の上空を何度も旋回したり、羽根を振って合図をされてから向かわれたと言います。

この映画「ミニヴァー夫人」では、空を飛ぶ飛行機の爆音に耳を懲らすシーンが度々登場します。わたしも小さい頃は旅客機の音を追っかけていたものですけれども、いつしか余り気にかけなくなったのは少し寂しい感じがします。この映画の中でも、次第に戦闘になれていく様子が描かれていて、地下壕の中で爆音、爆撃の音がしているのに編み物をしているミニヴァー夫人の様子には怖いものさえ感じました。
子どもが泣き出して我に返るんだけれども、地下壕の中でじっと子どもを抱きしめている以外に出来ることはないですよね。

第二次世界大戦中にはたくさんこうした映画が作られました。
銃後映画と訳することもある、ホーム・フロント映画の代表作です。
海峡を越えてやって来た兵士が、夫人を脅かす場面では冷静に電話で警察に通報したりと家庭を守る女に強く暮らすように言っているようです。

爆音のしない時に、女性たちが着飾ってパーティを開いたり楽しんでいるのは日本では公には出来なかったことでしょう。

地下壕を出て、爆撃の跡が残る家で無事だったピアノを弾く少女が演奏したのはメンデルスゾーンの「結婚行進曲」でした。

「大事な時間だからこそ、おびえて暮らしていたくない。」・・・印象的なメッセージです。

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2010-02-15

文武両道 時習館 と 龍馬も訪れた 四時軒

2010-02-15 0
今、龍馬伝がとても話題になっているから「時習館」をご紹介。

いつも幕末が大河ドラマで取り上げられると、熊本の歴史を研究されている方たちが賑やかになります。
吉田松陰はかならずと言って良いほど、幕末の知識人として登場しますね。その松蔭たちと坂本龍馬が連絡を取り合っていたのは良く知られていること。
坂本龍馬は神出鬼没な人物だったという印象が、熊本にはあります。
坂本龍馬が江戸と鹿児島を行き来している途中で、度々立ち寄っていたといいます。

熊本の学問の中心だったのが、熊本城内にあった時習館です。
ここで、横井小楠、井上毅、佐々友房が勉強したんですね。


こうした「時習館」のように藩が藩士の子どもたちのために作った学校は藩の塾の他に、個人的に学問を教えたり考えを広めるために人を集めている場が私塾といいます。大河ドラマ「龍馬伝」にも良く出てきますね。

横井小楠が作った私塾「四時軒」のとなりは、横井小楠記念館として資料が展示してあります。
母が生まれ育った家の向かいにあるので、小さい頃から良く前を通っては居ますけれども意識をしていなかったほど周囲にとけ込んでいます。
「龍馬伝」を見ていて良く分かったことですけれども、格式張ったものではないんですね。

それでも、地域に住んでいる皆さんの意識には誇りのように思う空気を感じます。そこから歩いて20分ほどのところにすんでいるわたしの自宅のとなりは農家をされています。野菜を収穫されたり、お米を脱穀している様子に懐かしさを感じます。
そうした半農の家も少なくないので、武家屋敷などはないところです。

次第に住宅街に変わっていますので、なおさらに「四時軒」はとけ込んで歴史的に大切なところという意識が感じられない。近くに食事を出来るところもなければ、コンビニもない。そうした観光、観光していないところが不思議です。半農ではあっても武家の家であったという気持ちが周囲にすんでいる人々にあるのかも知れません。

この「四時軒」がある横井小楠記念館から暫く東に行ったところには、小楠公園があって。今では横井小楠の銅像が建っています。遺髪が埋葬されたことで公園となったそうです。個人の墓としての記念の公園ではないところに神秘なものさえ感じます。
汚してはいけない塚のような意味合いの裏返しなのでしょうか、子どもたちを見守ってくれている公園として遊んだこともあります。記念の銅像は建っていますけれども、子どもたちが自由に遊んでいる様子は面白いものです。
年に一度、近所の者たち、横井小楠を慕う人たちが集まって記念祭を開いています。
横井小楠の孫娘というおばあさんが立ち会って、2時間ほど、お昼前には解散になる小さい記念祭。

「四時軒」とは季節の風景がうつくしいからとつけられたといいます。
四季の変化が見渡せる良いところです。遠くには中学の時に競歩会で登った想い出の飯田山が見えます。すぐ前の川では龍馬が魚を捕ったといいます。
龍馬は、横井小楠を説得するために四時軒にも足を運んでいたそうです。

龍馬がはじめて「四時軒」を訪れたのは勝海舟のお伴としてでした。勝海舟が晩年に、生涯で会った人物で怖いと感じたのは西郷隆盛と、横井小楠と言ったのは知られるところ。
薩長同盟を画策していた頃、坂本龍馬は度々ここに訪れたと言います。その際は隠密のような旅だったので、近くの川沿いに行き来をしていたという話しを母に教わりました。

討幕を推していた龍馬と、公武合体を模索していた横井小楠はなかなか足並みは揃えることは最後に龍馬が四時軒に寄った2ヶ月後に小楠は暗殺をされてしまうので果たせませんでした。でも2人の気持ちは通じ合っていたとわたしは考えます。武士の家の家督を継いだ小楠としては、武家、藩の存続を模索していたのでしょう。横井小楠はこの私塾「四時軒」で“公共”性を教えています。
志は同じだったでしょうけれども、立場というものがありますね。
個々の自由とは言え、今では家族という最もベーシックなコミュニティでさえ細分化されすぎではないかしら。
他人事と観ることも出来るのに、自由平等、公共性を実現させようと行動した横井小楠、坂本龍馬。その大きなもののとらえ方はうらやましく感じる行動であって、その個人を捨てたような活動はわたしにはまねが出来ない。


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2010-02-14

まなぶさんが事故にあった時にわたしが一緒にいたとしたらこんなふうになれたかなあ

2010-02-14 0

まなぶさんが事故にあった時に、わたしが一緒にいれたのだとしたらこんなふうになれたかなあ

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丸腰です

オペラ「ドン・カルロ」が午前3時までの放送枠でしたが、オペラ事態は2時30分で終わったのでBS2で放送していた「ゴッド・ファーザー3」を途中から観ていました。

この三部作の著したかったことは、殺伐とした殺しのシーンが憂いも情もなく乾ききった非情なものであること。
そして銃撃戦の巻き添えで少女が絶命。少女は父親に話したかったことがあって、そばにいたばかりに可愛そうなことです。遠からず似たような事情があるわたしとしては、銃で撃たれることはありませんでしたけれども、別の形で銃弾を撃ち込まれた思いをしたこともあるのでわたし自身を重ねてしまいそうです。
それはともかくも、愛する妻たちとのダンスをしているシーンが回想されるのが「ゴッド・ファーザー」のテーマでしょう。

実際に生活している家族には、黙して語らずなのに、ネットではおしゃべりを求める人が居る。とても残念な思いです。


ダンスの回想シーンに流れる「カバレリア・ルスティカーナ」の間奏曲は、人気をこの映画で不動のものにしましたね。今ではDVDでクレジットを確認しやすいし、インターネットで検索して知ることも出来ますけれども再上演された時にレコード店のレジに経っていたらオペラの題名を尋ねられました。
でも、検索で同曲のCDを知って買ったけれども、映画と違うので確認に来たという方も去年ありました。

わたしなどが映画を観ると、オペラ作曲家の語法とゴッド・ファーザーの音楽を書いたニーノ・ロータの語法は違うので聞き分けることが出来るのですけれども、巧みにブレンドされています。オペラの幕切れよりも確かに印象的な音楽です。

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殿中で思わず抜刀!!その場を沈めたのは幼い子どもであった。

ヴァレンタインの前日に観るのには思い題材ですけど、午後11時からNHK Bs-hiで放送されている「ドン・カルロ」を楽しんでいます。

2008年のミラノ・スカラ座のシーズンで初日を飾った演目で、NHK-FMでも2009年2月8日に放送されています。
ヴァレンタインの気持ちを引き締めるのに良いのかも知れない。
いや、わたしとしてはこのドン・カルロは骨ばかりで切り崩しどころがつかめないオペラです。「赤穂浪士の討ち入り」の季節にふさわしい作品かな。

写真は第2幕のクライマックス。国王フィリッポ2世が式典で国民に称賛されているところに「慈悲」を懇願するために行列に乱入、叱咤されて王子カルロは思わず剣を抜いてしまいます。
誰もが王子をいさめるのを恐れて進み出ない中、ロドリーゴが止めるところで、レコードや放送では気がつかないことですがこの演出では小さい子どもがカルロ王子の剣を受け取って国王に渡しています。
大人のロドリーゴが分け入って剣を奪い取るようなイメージではなかったことが、思わず抜いてしまったという感じがして好ましいものでした。
映画や、ドラマでは表情などで感じられるから松の廊下で、内匠頭から頼照が取り押さえる時の胸の内では同情しつつも涙をのんで刃傷を止めさせる様子を見ていて感じられるけれども、オペラでは細かな表情は受け止めることが出来ないから今回はとても良い演出になっていると思います。

実在した人物を扱った非常に重いドラマだけれども、各幕各場が短いのが鑑賞していて重苦しさが開放されるので救いです。
「運命の力」など、ヴェルディは上演する場に合わせて作品の改訂を大きく行っています。とても柔軟な、そこでは何が最も求められているのかを把握できた作曲家なのでしょう。

歌劇「ドン・カルロ」は、パリ万博で沸いているフランスで初演するために当初の藩には、バレエを多く盛り込んだ絢爛豪華なグランドオペラとして書かれています。
後にミラノ・スカラ座での上演のために5幕だった全曲を4幕に大胆にカット。
今回の放送での上演も、ミラノ・スカラ座4幕版での公演です。

▽ガッティ指揮によるスカラ座の“ドン・カルロ”

「歌劇“ドン・カルロ”」           ヴェルディ作曲
               (第1幕第1場:17分39秒)
               (第1幕第2場:46分02秒)
               (第2幕第1場:14分28秒)
               (第2幕第2場:21分02秒)
               (第3幕第1場:39分02秒)
               (第3幕第2場:19分04秒)
                  (第4幕:22分46秒)
     フィリッポ2世…(バス)フェルッチョ・フルラネット
       ドン・カルロ…(テノール)ステュアート・ニール
        ロドリーゴ…(バリトン)ダリボール・イェニス
          大審問官…(バス)アナトーリ・コチェルガ
           修道士…(バス)ディオゲネス・ランデス
   エリザベッタ…(ソプラノ)フィオレンツァ・チェドリンス
      エボリ公女…(メゾ・ソプラノ)ドローラ・ザジック
        テバルド…(ソプラノ)カルラ・ディ・チェンソ
   レルマ伯爵…(テノール)クリスティアーノ・クレモニーニ
             王の使者…(テノール)カルロ・ボシ
        天の声…(ソプラノ)イレナ・ベスパロヴァイテ
               (合唱)ミラノ・スカラ座合唱団
             (管弦楽)ミラノ・スカラ座管弦楽団
                 (指揮)ダニエレ・ガッティ
  〜イタリア ミラノ・スカラ座で収録〜
                  (イタリア放送協会提供)

演出、舞台装置:ステファヌ・ブロンシュウェグ
 衣裳:ティボー・ファン・クレーネンブロック
 照明:マリオン・ヒューレット
 収録時期:2008年12月7日
 収録場所:ミラノ、スカラ座(ライヴ)

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2010-02-13

*ハロー、プラネット。を踊ってみた

2010-02-13 0

バンクーバー冬季オリンピックが始まりました。

今日も昨日に続いてとても良いお天気ではあったけれども、10度ほどにしか気温は上がらないで、寒い1日でした。
でも暖房をつけると、それほどは必要ないだろうという感じの中途半端な感じは否めなかった。
「暖房がもったいない」
運動すれば充分に暖かくて、暖房はいらない感じです。
身体を動かしてから、ゆっくりとお風呂に入るのが芯から温まりそう。

でも、温まりすぎると湯冷めと、濡れた髪をしっかり乾かないでいると次の朝に頭痛の種になります。

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T4xi(2007)

Aを4に見立てている海外の「Taxi4」のポスター。
フランスをはじめ、多くの国が「T4xi」というタイトルになっているようです。
フランスではポスターだけだったり、ドイツはDVDのタイトルが「T4xi」。
ギリシャでは「T4axi」とミックスでしたね。

公開はベルギーとフランスが一番早くて、2007年2月14日。
日本では夏休みの公開となりましたけれども、奇しくもバレンタインの前にテレビで再放送を見ることが出来て今の季節に鑑賞するのがあっているように思います。
Taxi3で感じたことですけれども、この作品は12歳未満は一人で観てはいけないとなっているけれども問題はないと思います。
もちろん日本語吹き替え版でしたから、劇場公開の通りではありません。


コメディというか、バズーカを後ろ前に発射していたり。満月をバックに空を飛んでいたりと、アメリカ映画の良く知っているシーンがパロディとなっていて楽しめました。
ストーリーも、麻薬取引を暴いたりと分かりやすいもの。
モナコの景観が楽しめたのも興味深いものでした。

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TAXi4 放送中



熊本、地上波ローカル。RKK熊本放送で、先週に続いて「Taxi4」が放送。先週の「Taxi2」は大人向けだったけれども、今回はコメディ路線に吹っ切れた感じで「ローマの休日」のコミカルなところや、「007シリーズ」のスタイリッシュな感じがブレンドしていて楽しい。

日本公開2007-08-25、フランス(アクション・車・コメディー)91分。
監督:ジェラール・クラヴジック,
脚本:リュック・ベッソン,
出演: サミー・ナセリ /中田敦彦(ダニエル),フレデリック・ディファンタール /藤森慎吾(エミリアン),ベルナール・ファルシー/高田純次(ジベール署長),エマ・シェーベルイ=ヴィークルンド /真鍋かをり(ペトラ),エドュアルド・モントート(アラン),ジャン=クリストフ・ブヴェ (将軍),ジャン=リュック・クシャール,フランソワ・ダミアン,ジブリル・シセ。

物語: それぞれの息子が地元の少年サッカーチームで一緒に練習に励むなど、穏やかな日々を送るスピード狂のタクシー運転手ダニエルとドジな刑事エミリアン。そんな中、17か国から指名手配される凶悪犯“ベルギーの怪物”を護送する任務が、マルセイユ警察に舞い込む。しかし、エミリアンのドジで犯人に逃げられてしまい……。(MOVIX)

見所: フランスきってのヒットメイカー、リュック・ベッソン製作のフレンチ・カーアクション第4弾。今回はヨーロッパ全土から指名手配される凶悪犯“ベルギーの怪物”が逃亡し、刑事のエミリアンとタクシー運転手のダニエルが一味を追ってモナコへ向かう。監督は前作に続きジェラール・クラヴジックが担当。 406から407に進化し、レーシング仕様にカスタマイズされた純白のプジョーのスタイリッシュな走りにも注目。(MOVIX)
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