12/02 (Tue)Today's Topics
ピアニスト、ディヌ・リパッティが没した日(1950年)。ルーマニアで生まれ、パリにて、ピアノをコルトーらに学んだ。無駄のない、洗練されたテクニックと彼の感性が融合するとき、伝説とまで言われた美しい音色を響かせた。スカルラッティやショパン、バッハ、シューマンなど様々な作曲家の作品に取り組み、生前からファンは多いが、世を去ったのはわずか33歳だった。
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ウェーバーは、モーツァルトの妻コンスタンツェの父方のいとこ。モーツァルトからしたら、妻の甥っ子ってところだろうけど、モーツァルト夫婦の息子、クサヴァーからはおじさんと言えるんじゃないかな。対面はあったのかわかりませんが、モーツァルトのジングシュピールを真剣に受け継いて、ドイツ語のオペラの扉をしっかりと開いた、片足に障害があったようだがハンサムで、歌声も歌手になれるくらい良かったという。絵画も趣味としていて、素人はだしだった。ウェーバーのレコード表紙にも使われている。しかし、ワインと間違えてエッチング用の硝酸を口にしてしまい、声を失う。モーツァルトと同様、39歳の若さで夭折。指揮者として招かれていたロンドンでの客死だった。コヴェント・ガーデンの墓地に埋葬されたが、彼の音楽的な遺志をつぐこととなったワーグナーの力添えにより、息子マックスに見守られながらロンドンからドレスデンに帰還した。いがいにもドイツオペラの全曲レコードを精力的に残したベーム、カラヤン、ショルティの3人は、このオペラのスタジオ録音を残していない。