11/24 (Mon)Today's Topics
ロシアの作曲家、アルフレート・シュニトケが生まれた日(1934年)。同時代のショスタコーヴィッチらの影響を受けながらも、民族音楽やポピュラー音楽など他ジャンルへの関心も高かった。さらに、音楽様式も中世、ルネサンスから現代に至り、シュニトケの作風は「多様式主義」と呼ばれる。また、映画音楽も多数作曲しており、近年ではフィギュアスケートの浅田真央のプログラムにも彼の「タンゴ」が使用された。
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ウェーバーは、モーツァルトの妻コンスタンツェの父方のいとこ。モーツァルトからしたら、妻の甥っ子ってところだろうけど、モーツァルト夫婦の息子、クサヴァーからはおじさんと言えるんじゃないかな。対面はあったのかわかりませんが、モーツァルトのジングシュピールを真剣に受け継いて、ドイツ語のオペラの扉をしっかりと開いた、片足に障害があったようだがハンサムで、歌声も歌手になれるくらい良かったという。絵画も趣味としていて、素人はだしだった。ウェーバーのレコード表紙にも使われている。しかし、ワインと間違えてエッチング用の硝酸を口にしてしまい、声を失う。モーツァルトと同様、39歳の若さで夭折。指揮者として招かれていたロンドンでの客死だった。コヴェント・ガーデンの墓地に埋葬されたが、彼の音楽的な遺志をつぐこととなったワーグナーの力添えにより、息子マックスに見守られながらロンドンからドレスデンに帰還した。いがいにもドイツオペラの全曲レコードを精力的に残したベーム、カラヤン、ショルティの3人は、このオペラのスタジオ録音を残していない。