青き衣をまといて、
金色の野に降り立つべし 失われし大地との絆をむすび
ついに人びとを
青き清浄の地に導かん。
AMADEUSRECORD BLOG MAGAZINE --- So that you may enjoy the classical music more on the record --- アマデウスレコード、アマデウスクラシックスの総合ブログ。アナログレコードを中心としたエッセイ、コラム。CDレビュー、音楽事情を主体にニュースを熊本から発信。ドギャードなど注目の新進デザイナーズ・ブランドのアクセサリーもご紹介します。
EMIがアビーロード・スタジオを売却することに決めたらしいとの報道を受け、スタジオと縁の深いポール・マッカートニーが、「みんなが力を合わせば救えるかもしれない」と話した。アビーロード・スタジオといえばビートルズ。彼らはアルバムの9割をここでレコーディングしている。思い出がたくさんあるというマッカートニーは、BBCニュースにこう話した。「長い間スタジオと関わってきた人たちの間で、どうにかしてスタジオを救おうって話が出ている。僕も同感だ。彼らが何かできればと願っている。あそこにはビートルズの思い出がいっぱいある」「いまだって素晴らしいスタジオだ。だから、みんなで力を合わせて救うことができたらいい」
経営難に陥っているEMIがスタジオを売却するというニュースは火曜日(2月16日)『Financial Times』が報道。現在のところ、EMIから正式な発表はないが、英国内の歴史的建築物を保護するチャリティ団体ナショナル・トラストが、購入に興味を示しているという。彼らは「一般から十分な支持を得られれば、スタジオを救うためのキャンペーンを始めるかもしれない」と話している。
ロンドン、セント・ジョンズ・ウッドにあるアビーロード・スタジオは、1931年設立。ビートルズのほか、ピンク・フロイドの『Dark Side Of The Moon』『Wish You Were Here』、レディオヘッドの『The Bends』、オアシスの『Be Here Now』など数々の名作がここでレコーディングされている。
アビーロード・スタジオの売却は、本決まりのようです。
報道によれば、事情に詳しい関係者の話として、EMIグループを2007年に買収した英系投資会社が、資金繰りのためにスタジオ売却を決めた模様。“アビイ・ロード”のブランド名も含めての売却となるかは不明ですが、売却額は数千万ポンド(数十億円)となる見通しです。
えっ、EMIグループって2007年に買収されていたの?と言う声がようやく聞こえそうです。
最近購入されたCDと2006年以前のクレジットを比較して下さい。日本はEMIミュージックジャパンに変更しています。
まなぶさんが事故にあった時に、わたしが一緒にいれたのだとしたらこんなふうになれたかなあ
ヴァレンタインの前日に観るのには思い題材ですけど、午後11時からNHK Bs-hiで放送されている「ドン・カルロ」を楽しんでいます。
2008年のミラノ・スカラ座のシーズンで初日を飾った演目で、NHK-FMでも2009年2月8日に放送されています。
ヴァレンタインの気持ちを引き締めるのに良いのかも知れない。
いや、わたしとしてはこのドン・カルロは骨ばかりで切り崩しどころがつかめないオペラです。「赤穂浪士の討ち入り」の季節にふさわしい作品かな。
写真は第2幕のクライマックス。国王フィリッポ2世が式典で国民に称賛されているところに「慈悲」を懇願するために行列に乱入、叱咤されて王子カルロは思わず剣を抜いてしまいます。
誰もが王子をいさめるのを恐れて進み出ない中、ロドリーゴが止めるところで、レコードや放送では気がつかないことですがこの演出では小さい子どもがカルロ王子の剣を受け取って国王に渡しています。
大人のロドリーゴが分け入って剣を奪い取るようなイメージではなかったことが、思わず抜いてしまったという感じがして好ましいものでした。
映画や、ドラマでは表情などで感じられるから松の廊下で、内匠頭から頼照が取り押さえる時の胸の内では同情しつつも涙をのんで刃傷を止めさせる様子を見ていて感じられるけれども、オペラでは細かな表情は受け止めることが出来ないから今回はとても良い演出になっていると思います。
実在した人物を扱った非常に重いドラマだけれども、各幕各場が短いのが鑑賞していて重苦しさが開放されるので救いです。
「運命の力」など、ヴェルディは上演する場に合わせて作品の改訂を大きく行っています。とても柔軟な、そこでは何が最も求められているのかを把握できた作曲家なのでしょう。
歌劇「ドン・カルロ」は、パリ万博で沸いているフランスで初演するために当初の藩には、バレエを多く盛り込んだ絢爛豪華なグランドオペラとして書かれています。
後にミラノ・スカラ座での上演のために5幕だった全曲を4幕に大胆にカット。
今回の放送での上演も、ミラノ・スカラ座4幕版での公演です。
▽ガッティ指揮によるスカラ座の“ドン・カルロ”
「歌劇“ドン・カルロ”」 ヴェルディ作曲
(第1幕第1場:17分39秒)
(第1幕第2場:46分02秒)
(第2幕第1場:14分28秒)
(第2幕第2場:21分02秒)
(第3幕第1場:39分02秒)
(第3幕第2場:19分04秒)
(第4幕:22分46秒)
フィリッポ2世…(バス)フェルッチョ・フルラネット
ドン・カルロ…(テノール)ステュアート・ニール
ロドリーゴ…(バリトン)ダリボール・イェニス
大審問官…(バス)アナトーリ・コチェルガ
修道士…(バス)ディオゲネス・ランデス
エリザベッタ…(ソプラノ)フィオレンツァ・チェドリンス
エボリ公女…(メゾ・ソプラノ)ドローラ・ザジック
テバルド…(ソプラノ)カルラ・ディ・チェンソ
レルマ伯爵…(テノール)クリスティアーノ・クレモニーニ
王の使者…(テノール)カルロ・ボシ
天の声…(ソプラノ)イレナ・ベスパロヴァイテ
(合唱)ミラノ・スカラ座合唱団
(管弦楽)ミラノ・スカラ座管弦楽団
(指揮)ダニエレ・ガッティ
〜イタリア ミラノ・スカラ座で収録〜
(イタリア放送協会提供)
演出、舞台装置:ステファヌ・ブロンシュウェグ
衣裳:ティボー・ファン・クレーネンブロック
照明:マリオン・ヒューレット
収録時期:2008年12月7日
収録場所:ミラノ、スカラ座(ライヴ)
バンクーバー冬季オリンピックが始まりました。
今日も昨日に続いてとても良いお天気ではあったけれども、10度ほどにしか気温は上がらないで、寒い1日でした。
でも暖房をつけると、それほどは必要ないだろうという感じの中途半端な感じは否めなかった。
「暖房がもったいない」
運動すれば充分に暖かくて、暖房はいらない感じです。
身体を動かしてから、ゆっくりとお風呂に入るのが芯から温まりそう。
でも、温まりすぎると湯冷めと、濡れた髪をしっかり乾かないでいると次の朝に頭痛の種になります。
コメディというか、バズーカを後ろ前に発射していたり。満月をバックに空を飛んでいたりと、アメリカ映画の良く知っているシーンがパロディとなっていて楽しめました。
ストーリーも、麻薬取引を暴いたりと分かりやすいもの。
モナコの景観が楽しめたのも興味深いものでした。