2018年5月23日水曜日

Nijinsky and Rudolph Nureyev L'apres midi d'un Faune

2018年5月23日水曜日
 


ドビュッシーの音楽の3回目の登場である。もやっとした雰囲気の印象主義音楽を好まない方には「ノーサンキュー」かもしれないが、1912年の5月29日というこの日パリで、ロシアの天才ダンサー、ヴァーツラフ・ニジンスキー振付によるバレエ作品として初演された《牧神の午後への前奏曲》を、クラシック音楽の歴史上の革命的出来事から外すわけにもいかない。バレエ初演が、この傑作の芸術的価値を強く補強したからだ。それはスキャンダラスな独舞だった。

実際の初演は、そのショッキングな動きに即座に幕が降ろされたので正確には伝わっていないが、ソフィスティケートされた現在でも振付から感じられる。ニジンスキーを描いた映画「Nijinsky」を観るのが良いだろう。



ドビュッシーの管弦楽曲の方 ― 《牧神の午後への前奏曲》が初演されたのは、1894年12月。近代フランスの象徴派詩人マラルメの『牧神の午後』に想を得て書かれたオーケストラ作品は、長く続いたロマン主義音楽に反旗を翻し、その後100年に及ぶ新しい音楽創造が芽吹いたことを告げる問題作だった。午睡から覚めた牧神のアンニュイな気分を表すフルート・ソロで始まり、牧神の夢と欲望のゆらめきが白昼夢のように描かれている。



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