2010-10-04

マーラー生誕150年記念コンサート

2010-10-04

のぺーっとした終わらせ方の難しさ、最後で失速して1時間半の良いムードが台無しになるのが怖いマーラーの夏の交響曲
2010年10月4日、月曜日。午前0時40分から、NHK-BS2でマーラー生誕150年を記念するコンサート2つが放送。

前半はマーラーの生家があるチェコで行われた生誕記念コンサート・イン・カリシュト。ガラコンサートと言えるものでムードは和やか。屋外での演奏会であることも爽快感を感じさせたのかも知れません。古い建物をバックに行われた演奏会で、緑が手の届くところにあるのは屋外コンサートと言っても他とは違う感じ方が出来ました。選曲は交響曲の楽章と管弦楽伴奏の歌曲のミックス。《子どもの不思議な角笛》は景観にしっくりした味わいでした。トーマス・ハンプソンが安定した良い貫禄を聴かせていました。演奏会の締めくくりは交響曲第2番《復活》の終楽章。コンサートでは放送された演奏以外もあったのではないかしら、演奏会の始まりから終わりの間にずいぶん暗くなっていました。

後半は、マリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でマーラーの交響曲第3番。メゾ・ソプラノのベルナルダ・フィンクさんは第1楽章が終わったところで入場。この演奏会を鑑賞された感想がいくつかのブログに見つけましたけれども、会場では少年合唱が加わってくるとフィンクさんの歌声が聞こえにくかったという事でした。放送ではサブ・マイクで上手く収録されていたのかも知れませんが、確かに合唱に紛れてしまっていました。でも、合唱に負ける歌唱だったと言うより、融け込んで一体になった感じで良かったです。合唱が終わってから全曲がとじるまでをヤンソンスは演奏効果を上げるようなところ無く、第1楽章から終わりまでを大きな1つのシュプールのような感じを目指したんじゃないでしょうか。

疲れていたり、気に掛かるものがあって聴いていたら『のぺー』っとした退屈な感想を持つかも知れませんね。確かに《復活》は合唱が加わって派手に追われるので演奏効果も抜群。対する第3番は焦らずに終わりまで一定の緊張を指揮者に強いるものでしょう。《復活》がベートーヴェンの《第九》を想起させる音楽だとするならば、第3番は色彩感に富んだブラームスという感じかしら。張り上げる歌唱でなかったフィンクはぴったりでした。わたしはこの《第3番》をBGM替わりに流しているのが好きなので、今回のヤンソンス/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、フィンクの演奏は今一度楽しみたい演奏になりました。

    参考:
  • ベルナルダ・フィンク http://www.bso.org/bso/mods/bios_detail.jsp?id=39900013

オフィシャルブログは、クラシック音楽を楽しむアマデウスレコードです。
「組曲第4番」はブログランキングに参加しています。
にほんブログ村 音楽ブログへ にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ にほんブログ村 動画紹介ブログ 音楽動画へ にほんブログ村 ファッションブログ アクセサリーへ 人気ブログランキング

0 コメント:

 
アマデウスレコード☃ブログ組曲第4番. Design by Pocket