アルゲリッチ若き日の情熱!
革命のエチュード、英雄ポロネーズ、バラードよりはスケルツォがショパンの楽曲の中でアルゲリッチの音楽の持ち味を感じさせる。今、新人ピアニストで翠星の如きデビューだったら、プロコフィエフの協奏曲第3番がセンセーショナルだろう。
ショパン・コンクールの本選と、ウィナーコンサートをレコードにした
ムザ盤も素晴らしい。2013年の現在としては、両曲共にツィマーマンの新盤がベスト・チョイスですが、いまだこちらには極上のジャズ・セッションに接した時のようなドキドキ感が躍動している。アルゲリッチ、27歳。アバド、35歳。二人の炎は未だ力強い。
1968年録音。ピアニスト、指揮者共に若々しく気迫に溢れた演奏を行っているということに関してはピカイチの名演。アバドの生気に溢れた音楽造りは現在のアバドとは別人のように力強いものです。
録音はピアノのタッチは明解、且つ瑞々しいもの。音の鮮度感も抜群です。
Chopin: Klavierkonzert Nr.1, Liszt: Klavierkonzert Nr.1
Martha Argerich, London Symphony Orchestra - Claudio Abbado

ノート
- 曲目:
- ピアノ協奏曲No.1、ピアノ協奏曲No.1
- 作曲:
- ショパン、リスト
演奏
- ピアノ:
- マルタ・アルゲリッチ
- 指揮:
- クラウディオ・アバド
- オーケストラ:
- ロンドン交響楽団
プロダクト
- レーベル:
- 独 DEUTSCHE GRAMMOPHON
- レコード番号:
- SLPM 139 383
- 初版:
- チューリップ・ラベル
- 録音種別
- ステレオ
- 録音年
- 1968年2月、ロンドン・タウン・ホール
- フォーマット
- 1LP
通販レコード
- コンディションと価格
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