どうしたらそうなるんでしょうか?土曜日のエントリーに対して上の短いコメントに続いて、短縮URLのリンクが添えてありました。わたしはコメントにURL、メールアドレスの記載がないものは非公開のままにする基本方針です。今回は投稿者名の記載もないものでしたので、どのくらい悪影響のあるサイトなのかまでは分かりませんけれどもご注意をこめて取り上げます。わたしが他に運営しているブログには、100文字よりも短いコメントは投稿をはじくシステムになっているのもありますので、投稿者名はもちろん短いコメントの場合は気をつけましょう。
さて、今回のコメント。55万円でLPレコードが売れたという内容へのコメントでしたので高額になった理由へのご質問かと思いました。リンク先のサイトタイトルには、「大切な物が分かる・・・鑑定」とあったのでレコード鑑定関係のページにあれば思わずわたしもアクセスしてしまいそうです。
偶然にも、わたしの別のブログに「ひとのきもち」というタイトルの物がありましたから警戒心が増してしまいました。
そしてこの「鑑定」ページからの他へのリンクがないんですよね。HOMEへのリンクがないサブアドレスのページです。少なくとも鑑定の仕方であるとか、説明するページへのリンクがあるもの。広告のような表示もありませんでした。広告がないのは固定されたページではないことも思われ、未完成状態だとしたらなおさらに心配な問題があります。
ページのアドレスは「http://*****.jp/*****/(例)」と言う風になっていました。アドレスのトップ(「http://*****.jp/」)にも表示されるページがないようなので疑問を感じて調べてみました。
すると、頻繁にアドレスを変更しているようです。それだけでもとても怪しい感じです。「運命のキャッチコピー」とか「ジャニーズメーカー」といった類似のものがあるようで、利用すると数日後に出会い系メールが届くというものです。恐らくその自分にはアドレスが変わっているものと思います。
いずれも出会い系サイトへの強制登録、もしくは迷惑メール送信の為のメールアドレス取得を目的としているサイトです。数日経たないと迷惑メールが送られてこないところから気がつかないで、鑑定の結果などをブログに書いてしまって、それを見た仲間内から広まっていくという図式のようです。公然としたサイトなどからではなく、ブログの記事から広まっていく場合読者は親しいフレンド関係にあることが多いわけですから解析の仕方では友好度合いまでを悪質サイトに情報提供してしまう可能性が大きい。同級生の名前を使って株式などを案内してくるように、ブログフレンドの名前を使って出会い系への誘いが来ることになってしまいそうです。
わたしが推測するに、第2問目でパソコン内のファイルを選択させるのが注意。この時点で、パソコンの固有アドレスを報告する仕組みが組み込まれるのではないかしら。
HOMEの表示もなく、問い合わせ先リンクもありません。こういうサイトに入力した情報はどのようなサービスに流用されても苦情出来ない。まして、ネットで利用したサイトのアドレスなど全て保管している方もいないでしょう。ブログ記事で紹介して、そのトラブルにネットフレンドを巻き込まないようにお互いに気をつけましょう。
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