話題にCDがなったハイフェッツの初版盤。メンデルスゾーンの《ヴァイオリン協奏曲》は、プロコフィエフの《ヴァイオリン協奏曲No.2》との組み合わせがリヴィングステレオのオリジナルです。オリジナル・ジャケット仕様をアピールした紙ジャケ仕様のCDで、『印刷が間違っている』というクレームがショップにありました。CDを再生すると聴けるのが、メンデルスゾーンとベートーヴェンの《ヴァイオリン協奏曲》だった。
その人がプロコフィエフの《ヴァイオリン協奏曲No.2》が聴きたくて購入したのかまでは、あいにく把握できませんでしたけどハイフェッツのメンデルスゾーンは、日本盤のLPではベートーヴェンとの組み合わせが一般的だったので、そうした誤解を伴ったのでしょう。No.1の評判のあるプロコフィエフの録音だけに、日本のレコード会社も罪作りなことをしてしまったものです。
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- レーベル: 米 RCA
- レコード番号: LSC-2314
- オリジナリティ: シェード・ドッグ・ラベル、1stラベル
曲目
- メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
- プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲No.2
演奏
- ヴァイオリン: ヤッシャ・ハイフェッツ
- 指揮: シャルル・ミュンシュ
- 管弦楽: ボストン交響楽団