企業活動などで排出する二酸化炭素(Co2)を森林のCo2吸収量で相殺する「カーボンオフセット」制度の導入に取り組んでいる音楽家の坂本龍一氏が19日、小国町の町有林を視察した。坂本氏が代表を務める一般社団法人「モア・トゥリーズ」と同町などは20日、福岡市で同制度の基本協定を結ぶ。
小国町は、町有林のうち植樹後30年未満のスギ、ヒノキ林80ヘクタールが、2008年4月~13年3月の5年間でCo2計2,500~3千トンを吸収すると試算。09年12月に環境省のカーボンオフセット制度の認証を受けた。
協定締結後は、町有林のCo2吸収量をクレジット(証書)にして売却。収益を間伐などに充てる方針。
坂本氏は、同町上田の一目山風力発電所近くで、「モア・トゥリーズの森」の看板が設置されたヒノキの町有林を視察。「都市に住む人にも山の機能、森林の役割を理解してもらえるよう呼び掛けていきたい。音楽家がこういう活動をしなくていいようになってほしい」などと述べた。
20日は宮崎県諸塚村と大分県日田市の第三セクター「トライウッド」も、「モア・トゥリーズ」と基本協定を結ぶ。
小国町は、町有林のうち植樹後30年未満のスギ、ヒノキ林80ヘクタールが、2008年4月~13年3月の5年間でCo2計2,500~3千トンを吸収すると試算。09年12月に環境省のカーボンオフセット制度の認証を受けた。
協定締結後は、町有林のCo2吸収量をクレジット(証書)にして売却。収益を間伐などに充てる方針。
坂本氏は、同町上田の一目山風力発電所近くで、「モア・トゥリーズの森」の看板が設置されたヒノキの町有林を視察。「都市に住む人にも山の機能、森林の役割を理解してもらえるよう呼び掛けていきたい。音楽家がこういう活動をしなくていいようになってほしい」などと述べた。
20日は宮崎県諸塚村と大分県日田市の第三セクター「トライウッド」も、「モア・トゥリーズ」と基本協定を結ぶ。
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