幸せの旅という映画にアルバムの1曲目が使用された事で、ヒットチャートに記録(全米アルバムチャート5位)を残したカンサスの出世作。カンサスのアルバムはこの『永遠の序曲 / Leftoverture 』が4作目になりますが、それまでの評価はどうだったのでしょう。アルバムのタイトルと、いかにもプログレっぽいジャケットのデザインは印象に残っています。カンサスという名前とイコールになっていたのかは分かりませんけれども、わたしのロックアルバムの印象深いジャケットの記憶にある1枚です。
ただ、今回アルバムを通して聞き直してシングル曲『伝承』は憶えていましたけれども、アルバムと結びついていたのかは疑わしいところです。出も、『永遠の序曲』という邦題は印象深いものでした。プログレッシブ・ロックの名盤として、わたしの深層心理に根強く刻まれていた事だけは確かです。