AMADEUSRECORD BLOG MAGAZINE --- So that you may enjoy the classical music more on the record --- アマデウスレコード、アマデウスクラシックスの総合ブログ。アナログレコードを中心としたエッセイ、コラム。CDレビュー、音楽事情を主体にニュースを熊本から発信。ドギャードなど注目の新進デザイナーズ・ブランドのアクセサリーもご紹介します。
弾き語りラップからメロディアスに転身したプランB。「ちょうどこういうアルバム聞きたかったのよね」って感じで、英アルバム・チャートの首位を獲得しました。 レディ・ガガは相変わらず強い存在なのですけど、MGMT が今ひとつ伸びなかったのは口惜しい。
プランBのシングルもシングルチャート第4位に躍進。16Bit リミックスの She Said はエレクトロでアルバムとは違った味わいでこれはこれで成功しています。
「ラップ」って「ソング」とは異なるものだと思われていて、毛嫌い・・・食わず嫌い、聞き嫌いのリスナーは多いと思います。特にビートルズ世代前後からその傾向は強いんじゃないかしら。メロ先、詩先ってのは曲が出来るときにはあると思うけど、言葉にはイントネーションやテンポがある。それがドレミファの約束事に叶っていればスムーズに耳なじみの良い「ソング」になるものです。
日本のラップは単なる語呂合わせに終始しているものが多いから、とりとめのない中途半端な音遊びになっているのだと思います。ラップ的なスタイルでなくてもメロディの求めている言葉と、言葉が欲しているメロディをはき違えさせているDCTには閉口してしまっています。