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2010-09-19
ロアッソ、甲府と分ける
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<速報>ロアッソ、甲府と分ける サッカーJ2のロアッソ熊本は、山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場でヴァンフォーレ甲府と対戦、3対3で引き分けた。通算成績は10勝6敗9分けで、勝ち点は39に。 (2010/09/19 17:57:55)
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2010-09-18
バロックの森 -バッハの“フーガの技法”-
金曜日のバロックの森のカンタータのあとで放送された《フーガの技法》の中核にあるのが、今朝の放送の《コントラプンクトゥス》。バッハの作曲技術の集大成で、音楽の凝縮度が高い音楽です。1940年頃から作曲に着手されました。1942年には最初の12曲が完成されていましたから、40年代後半には出版のめどが立っていたようです。自筆譜として残されている一冊の津刷りの初めの半分は浄書されたものと言われているほど綺麗な書体で書かれています。
バッハの構想では前半12曲とそれに答える12曲を組み合わせた24曲が予定されていたものと思われますが、19番のフーガ(第14コントラプンクトゥス)が未完となっています。自筆譜には、バッハの息子であるC・P・E・バッハによって、「作曲者は、"BACH"の名に基く新たな主題をこのフーガに挿入したところで死に至った("Über dieser Fuge, wo der Nahme B A C H im Contrasubject angebracht worden, ist der Verfasser gestorben.")」と記されています。バッハの頭の中では完成していたのでしょうかね? ショパンの練習曲集のように分冊で発表していたら鍵盤楽曲として印象の変わった受け止め方が出来たんじゃないかしら。《フーガの技法》には名盤とされるCDが幾つもありますけれども、標準的演奏であるとか決定盤というものはありませんから所有するしないは問題でなく多くの演奏に接することが宜しいと思います。
出版されている楽譜には、未完のフーガを補完する形で『あなたの玉座の前に今わたしは進む (独 Vor deinem Thron tret Ich hiermit)』 BWV 668aのコラール前奏曲が加えられています。バッハが亡くなる時に弟子に口述筆記させたと言うことです。ということは出版される楽譜としては推敲を繰り返しては居たもののバッハの意識の中では《フーガの技法》の全曲は鳴り響いていたのでしょうね。このコラールは未完の部分を分析するためのキーではなくて、“フーガの大家・バッハ”が生涯に残した音楽を白紙にしても後世に残したいと思った旋律だったのではないでしょうか。ロレンツォ・ギエルミのCDでも演奏されています。
バロックの森 -バッハの“フーガの技法”-
案内:礒山雅- バッハの“フーガの技法" - 「フーガの技法 BWV1080から」 バッハ作曲
- 対位法第1 (2分33秒)
- 対位法第3 (2分45秒)
- 対位法第5 (3分33秒)
「フーガの技法 BWV1080から」 バッハ作曲
- 対位法第6 (4分20秒)
- 対位法第7 (2分58秒)
- 対位法第9 (2分50秒)
「フーガの技法 BWV1080から」 バッハ作曲
- 対位法第11 (4分56秒)
- 対位法第12 (2分03秒)
- 対位法第12(倒立形) (2分01秒)
- 対位法第13 (2分11秒)
- 対位法第13(倒立形) (2分13秒)
「フーガの技法 BWV1080から 対位法第14」バッハ作曲
(8分28秒)
(バッハが弟子に口述したとされる作品)」バッハ作曲
(4分46秒)
(フラウト・トラヴェルソ)マルチェルロ・ガッティ (チェンバロ、フォルテピアノ)ロレンツォ・ギエルミ
(演奏)イル・スオナル・パルランテ
放送されたCD<Winter&Winter 910 153-2 > ※2009年6月9日発売
2010-09-17
半月と人参色の雲
写真、左手が真東。画面左下は東南方向の雲。夕日に映えて人参色に染まっています。まるで自分で発色しているようにも思えます。東は阿蘇、西は金峰山と高い山に囲まれた熊本。夕暮れの光の変化は面白いんじゃないでしょうか。360度見回すパノラマを楽しみながら日々暮らしています。
ちいさい秋を練習している小学校からの歌声、仏壇の線香の匂い、、、、ネットでの発見、感動は新鮮だけれども聴いて、嗅いで、自分の目で見つけたものに感じていきたい。
消えた歌声 去勢したカストラートの歌声ってどんなものだったのかしら…バロックの森 -バッハの作品- お彼岸前に聴くカンタータ2曲
豊穣の海、バッハの音楽の大海を堪能するといっても適えられないことがあります。去勢しているカストラートの歌声が、それです。当時の教会では女性の演奏家は使えませんでした。教会での制限に限らず、モーツァルトが宮廷で活動をしている頃にも去勢した男性が女性役を歌っているのは当たり前のことでした。今では女性ソプラノが歌うのが通常で、当時は男性だったからとカウンターテノールや、ソプラニスタの歌声をカストラートをしのぶ手慰みとしています。
カウンターテノールは男性の高い声を聞かせることで、それよりも高い女声に近い声がソプラニスタとして世界で3人しかいないとかって話題にしていたりもしましたけれども、様はファルセット(裏声とは正確には同じではないようですけれど)で歌唱力が未熟とはいってもボーイ・ソプラノの方がわたしは好ましく感じています。本当のカストラートはどうだったのかと思いますけど、ソプラニスタには女的である印象があったりして苦手です。もしかしたら去勢に近い、男性器異常があるかも知れませんね。それとも、性欲の薄い男性は声が高いのかな。
楽器は古いものが見つかったら修復して演奏することが出来ますから、昔もこういう音色だったんだなって楽しむことが出来ますけど歌声、人の声は記録に残す他はないものですからカストラートの声って実際はどんなだったのでしょうね。
さて、バッハの時代。ドレスデンの宮廷にビンディというイタリア人カストラートがいました。1730年、45歳のバッハがビンディが歌うことを前提に作曲したのがカンタータ第51番“凱歌を挙げよ、神に、全地で”です。イタリアの音楽に憧れていたバッハがオペラのアリア風に書いた教会カンタータです。トランペットとコロラトゥーラが華やかに絡み合っています。中間部の抒情性は、敬虔さよりもロマンティックな歌と言っても良いほど。トランペットではなくてテノールだったとしたら、オペラのデュエットのようです。
聖書の言葉に当てはめて作曲したものがカンタータですから、バッハが楽しめるオペラを作曲できたかどうかは適えられない夢ですけれども、技法を駆使したオペラになっていたことでしょう。
カンタータ第138番“なぜ憂えるのか、私の心よ”の作曲は1723年。バッハの作品はあいうえお(アルファベット順)に目録になっていますので、番号と作曲された時代は前後しています。この曲は第51番と同じく“三位一体”のカンタータで、9月の第一日曜日からお彼岸(ヨーロッパの古い宗教は太陽の運航に従っていることがあって、秋分や冬至と言った節目が日本に近いです)前の日曜日の間に聴く音楽です。
フーガの技法は、バッハの最後の作品となった未完の音楽で演奏する楽器の指定がないことから謎が多くて、且つ、そこがジャズのプレイヤーも演奏したりする刺激の多い曲。技術的に極まれりという感じで親しみやすい音楽ではないですね。感性的に演奏をするジャズメンが興味を持つって面白いですよね。大抵CD2枚組なんですが、今日の放送で紹介された演奏は一枚物CDです。ロレンツォ・ギエルミはともにイタリア(ミラノ)で1738年(曲が着手される頃)に作られたチェンバロと、1749年(バッハが亡くなる頃)につくられたピアノフォルテを使って演奏。放送では全体から4曲が紹介されていますが、弦楽四重奏も交えていて未完のコントラプンクトはギエルミ自身が補完して演奏しています。2009年に発売されたばかりの最新の解釈による“フーガの技法”として楽しんでみてはいかがでしょうか。
バロックの森 -バッハの作品-
NHK-FM、2010年9月17日、金曜日。午前6時放送。
案内・礒山雅
- バッハの作品 -
Jauchzet Gott in allen Landen!
(16分37秒)
(ソプラノ)マリン・ハルテリウス「カンタータ 第138番“なぜ憂えるのか、私の心よ" BWV138」バッハ作曲
Warum betrübst du dich, mein Herz
(17分07秒)
(ソプラノ)マリン・ハルテリウス
(アルト、カウンター・テノール)ウィリアム・タワーズ
(テノール)ジェームズ・ギルクライスト
(バス)ピーター・ハーヴィー
(合唱)モンテヴェルディ合唱団(演奏)イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
(指揮)ジョン・エリオット・ガーディナー<Soli Deo Gloria SDG104 ライブ録音 2000年 ブレーメン> ※2005年5月10日発売
「“フーガの技法"BWV1080から」 バッハ作曲
- 8度のカノン (3分36秒)
- 10度のカノン (2分21秒)
- 12度のカノン (4分17秒)
- 反行による拡大カノン (2分08秒)
(チェンバロ、フォルテピアノ)ロレンツォ・ギエルミ
<Winter&Winter 910 153-2 > ※2009年6月9日発売
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2010-09-16
HARVEST - 実りの秋の空気は、直接肌に心地良い。
ドン、ドン、ドン、ドン・・・と、規則的な音だけが寝室に届いていました。
目が覚めた時には何の音なのかは、分かりませんでした。 窓から指す光はぼーっとしているようだし、えっ、もう夕方かしら。
と、思った。 寝室のドアを開けて廊下に出たら、まだお昼だなっと感じた。
音楽に熱心な小学校が自宅の正面にあります。ちょうど、わたしの寝室の窓が小学校の音楽教室と同じ高さ、窓を開ければちょうどお互いに見えるぐらいの関係なので寝起きは気をつけなければ先生と裸のわたしの目が会ってしまいます。
昼休みの時間の賑やかさはとても楽しい。
夏休みの間は寂しかったもの。何時かなって、それも感じられないのは寂しかったもの。 しかし、寝室のドアを開けたらわーっと子どもたちの声がはっきり聞こえたのにはいつもながらに驚きます。
わたしの寝室の防音率はずいぶんと高いですね。
育った家では、わたしの部屋は奥にあったんだけど、回覧板とか届け物に酔った人が「大丈夫」ですかと部屋までやって来たほど声や物音が大きく玄関まで響いてしまうこともありました。
ずいぶんと気まずい思いをさせた人もいたことでしょう。
大変なところを何人に観られたことがあったかな。 近所づきあいは密で、出かける時には声をかけていたほどでした。
今の自宅は育った街中よりも田舎。街以上に近所とのつきあいはオープンだろうからって、防音には気を使いました。
今は階下に、ベッドのきしみが伝わるぐらいで声は大丈夫のようです。 どういうわけか夢が、育った家に書架を置いた時のものでした。
夢の途中で、ハッと目が覚めた時にパンツ1枚になっていました。脱いでたシャツを慌てて着込みました。
昨日の夜からどうも、無性に独り寝がやりきれない感じに襲われています。 音楽の授業中になったようで、子どもたちの合唱や笛の音が心地良く窓から聴こえてきています。
忘却からの復活劇:バロックの森 -グラウプナーの作品-
忘却されていた音楽家の1人、グラウプナーの作品4曲がNHK-FM「バロックの森」で紹介されました。音楽史上においてはバッハがトーマス教会のカントルになる事を、とても強く推薦したことで名前が出てきます。クラシック音楽のとても大切なところでのキーパーソンになっていることだけでも素敵な名前の残し方をしたものだと思います。でも、何故? そんなにグラウプナーって影響力の強い存在の音楽家なの、って言うのが正直な思い・・・でした。
グラウプナーの音楽活動はJ.S.バッハのそれを覆う感じです。晩年がバッハ、ヘンデルと同じに失明していることまで同じです。やはり50年も毎日教会で演奏するための新曲をひたすら書き続けたことでの、目の酷使でしょう。
作った曲は2,000曲と多く、宗教曲が1,500曲ほど。でも、割合としてはバッハよりも楽器のための作品が多いほどです。これほどの作品が残っていながら忘れられていたとは驚きですね。人知れぬ作曲家ならともかくも、バッハを推薦するほどの知名度のあった作曲家であるのですから。
まあ、グラウプナーがバッハをトーマス教会のカントルに推薦するきっかけとなったのが、実のところはグラウプナー自身にカントルの仕事への誘いがあったことにあります。でも、グラウプナーを気に入っていた伯爵(ヘッセン=ダルムシュタット方伯エルンスト・ルートヴィヒ)が手放さないと譲らなかったからです。グラウプナーの死後、伯爵家が遺族に権利を譲らなかったことが忘れ去られる大きな原因なのですが膨大な作品が散逸を免れたのは“幸”なのか“不幸”なのか。
1970年になってバロック音楽のブームが到来、バッハやヴィヴァルディといったブーム以前から演奏されていて作品が改編されていたり、長年の手垢にまみれた音楽ではなくて作曲された当時の純然たる作品がないのだろうかという音楽家達が発見した作曲家がグラウプナーだったのでした。思いがけない大きな宝物を見つけた思いだったでしょうね。これからどしどし演奏、録音されていくことに期待しています。
数年前にモーツァルトの新曲が発見されたり、昭和40年頃まではショパンが見つかったりしていましたけれどもいずれも小曲。グラウプナーが一般的に親しまれるようになれば、クラシック音楽のレパートリーが一気に2,000曲増えることになるのですから嬉しいものです。
さて、日頃からクリストフ・グラウプナーと名乗ってファーストネームのヨハンは使わなかったといいます。何故だろう?バッハへの敬意かな?。ちなみにテレマンの友人でもありました。管弦楽曲が華やかなのは渋いバッハよりはテレマンを思わせますよ。
バロックの森 -グラウプナーの作品-
NHK-FM 2010年9月16日、木曜日 午前6時放送
案内…礒山雅
- グラウプナーの作品 -
(18分46秒)
(管弦楽)ダス・クライネ・コンツェルト
(指揮)ヘルマン・マックス
放送されたCD:<CPO 999 592-2 >
「歌劇“カルタゴ女王ディドー"から」 グラウプナー作曲
- ディドーのアリア“不安な墓穴の牢獄にあって" (1分46秒)
- ユノーのアリア“荒れ狂う復讐が雷の矢を作り出す" (1分26秒)
- ディドーのアリア“裏切られた気高い女は"(5分17秒)
(ソプラノ)イングリット・シュミットヒューゼン
(演奏)レジデ・ウールーズ
(指揮)ジュヌヴィエーヴ・ソリー
※1707年、ドイツ・ハンブルグで作曲。
「ファゴット協奏曲 変ロ長調」 グラウプナー作曲
(11分31秒)
(ファゴット)マテュー・リュシエ
(演奏)レジデ・ウールーズ
(指揮)ジュヌヴィエーヴ・ソリー
※1731年、ドイツ・ダルムシュタットで作曲。GWV.340
「チェンバロとバイオリンのためのソナタ ト短調」
グラウプナー作曲
(7分46秒)
(チェンバロ)ドロテーア・ヴェンチューラ
(バイオリン)オリヴィエ・ブロー
※1740年、ドイツ・ダルムシュタットで作曲。GWV.711
放送されたCD:<Analekta AN2 2014 >
Graupner /Geneviève Soly
¥1,200
iTunes
※モバイル非対応
Joh Christoph Graupner: In.../Geneviève Soly
¥1,500
iTunes
※モバイル非対応
眠り第一、健康第一、仕事第一、、、ゲゲゲ通信 夏(9月15日)更新
ブームになっていても、いっこうに浮き足立ってない「水木さん」のマイペースは素敵と表現するよりほかないように思います。もしや「ゲゲゲの女房」の中でさりげなく登場したりするんじゃないかしらとも思っていたのに、連続ドラマもあと2週間・・・もないかな。現在長女(ドラマでは藍子)との「ゲゲゲの娘」と呼ばれることが嫌だ、というトラウマを解決するくだりの最中。ドラマの架橋と言える月に入って諄いんじゃないかな? アシスタントさんの結婚のエピソードなど、ドンドン飛んじゃってる感じだけどとも思えるんだけど家族の対話は大切なことだという「ゲゲゲの女房」の中心にある大きな柱を貫いている脚本に感心しています。紫綬褒章の受賞であるとか、ハイライトになるエピソードは最も多い時期だったと思います。
だから再び盛り返してきた仕事。出版社からの依頼だけで仕事をこなしているだけのようになっていた状況から、「妖怪事典」をきっかけに漫画描きではなくて水木しげるだから出来る仕事をして本当にやりたいことを取り戻した充実期、未来展望もドンドンわき上がっていたんでしょうね。そう言う時って1人邁進して会話を忘れてしまうものです。
「見えないけれどもきっとおる」。実際に目の前にしていても言葉をかけても、木霊も返ってこないのでは居ないも同然。いかるが、いとつの遺影を前に「あんたなら知っとるくせに答えてくれないなんて、意地悪い」といったような話しかけをしてもいましたね。藍子さんも今では自信を持って「ゲゲゲの娘」を看板にしている様子のは、本当に過ぎたことにこだわらないで今を生きるという「水木さん」の素敵さに「今」をどう生きたらいいのかの参考に出来るものがありそうです。
マンガ家水木しげるを、「水木さん」と客観視できるのも素敵なことだと思います。
水木プロダクションのホームページが更新していました。前回が「ゲゲゲの女房」の放送が始まる前の「近況」というのも時間の尺度が違うんだなぁ、と感じさせられました。
この夏は例年にない暑さだった。しかし、水木夫妻に夏バテは許されなかった。
お陰様でNHK「ゲゲゲの女房」が好評で、もうすぐドラマも終わりなのにインタビュー取材などのご依頼が止まないのだ。
高齢の水木夫妻なので多くをお受けすることが出来ないことは残念なのだが・・・。
またこの夏は、ドラマ以外にも全国各地で水木しげるの関連展がひらかれ、多くの方々に水木の世界を楽しんでいただくことができた。「今年はどうも水木サンブームのようだね?」と水木。
「そうよ!おとうちゃん。ありがたいわねぇホントに・・・」と布枝。
「88歳になってブームとはねぇ。・・・安気にしておられんがナ」となぜか眉間にしわを寄せる水木。
水木の人生設計では
「この年齢では仕事の依頼もなくのんびり余生を過ごすことになるはず」だったらしい。
人生設計が狂ったのは水木にとって「幸」だったのか・・・微妙なところのようだ。
安来駅にある夫婦のかきわりの
前で。水木夫妻自身が顔を出す。ゲゲゲ展に書きおろし 3枚
「眠り第一」
「健康第一」「仕事第一」松屋銀座のゲゲゲ展を見学。
「自分がかいた絵を見ても仕方がない!」といいながらも楽しんでいた。「ゲゲゲの女房」ドラマ
打ち上げパーティにて。
水木夫妻のあいさつ。
2010-09-15
BIG NIGHT! 今夜 Twitter が新しく生まれ変わる
米Twitterは9月14日、Twitter.comの刷新版を公開した。新たなデザインを採用し、写真や動画をTwitter上で表示できるようにした。
新デザインでは画面が2分割される。左側にはタイムライン(TL)が表示され、TL上のツイートをクリックすると、右側に詳細ペインが展開して写真や動画、関連情報が表示される。これにより、TLを離れずにさまざまな関連コンテンツを閲覧できるようになった。詳細ペインを展開していないときは、右側にはお気に入りやトレンド、おすすめユーザーなどが表示される。
「A new bird, a new experience.」
新版Twitterは、YouTubeやTwitPic、Flickrなどの写真や動画を表示でき、TLを離れずにさまざまな関連コンテンツを閲覧できるようになるようです。
海外のサイトに増えているように、TwitterもワイドサイズのWebページになる様です。画面が広くなれば1ページに掲載できる情報量は増えますし、ページを移動する時の時間もかからなくなるでしょう。
これまではWebページに合わせていろいろ新機能を詰め込んできていた枷が、一気に解決と行きそうですね。APIやクライアントに制限が出るようになって来たのは公式のWebページが巻き返しを図るための準備だったようですね。
サービスが便利に使えるように多くのクライアントが、製作者の意図で利用者のニーズに応えてきました。クライアントもWebブラウザを使うものも増えてきた今となったら、公式Webが巻き返しが出来ないはずがないですね。
新しいサービスは随時利用できるようになるでしょう。いつ使えるようになるかワクワクしています。時々、ログインし直すことになりそうです。
途絶えた英国音楽史:バロックの森 パーセルのメアリー女王の誕生日のためのオード
ヘンリー・パーセルはイギリスのクラシック音楽史で唯一の存在です。その為に長老のような印象もありますが、36歳の若さでなくなっています。王室のオーケストラの常任指揮者となって世に出たのが弱冠18歳。短い生涯に400曲書き残しています。パーセルの活躍したエリザベス1世の朝廷はスポーツや娯楽が盛んな時代で、年中行事も多かったようなので作曲に演奏にといそがしいものだったでしょうね。ところがその繁栄が、音楽の発展のためにとイタリアから招いた音楽家に席巻されて音楽の世界はイタリア音楽一色になってしまってイギリスの作曲家がパーセル以降の音楽史に名前が出てこないものとなってしまいました。
海外のものがチヤホヤありがたがられるのは、坂本龍馬達の欧米への関心ぶりをみると同じだったんだと感じられますね。よくぞ日本の文化は残ったものだと思います。国土の占領よりも文化・・・心の占領はもっと怖いものです。アレグロとかピアノフォルテとか、ドレミファソラシドは総てイタリアからのもの。モーツァルト、ベートーヴェンの時代までオペラはイタリア語で聴くのが当然だった時代が続きます。クラシック音楽の世界では公用語と言って良いでしょう。英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語はヨーロッパ社会では嗜みだったのでしょうから、オペラはイタリア語で聴くものと定着してしまったのでしょうね。日本語の根強さは今でも、何でも日本語化してしまう強引さがありますね。
さて、パーセルの曲にはメアリー女王のための音楽が多くあります。エリザベス1世を名指ししないでも、メアリー女王を讃えることはエリザベス女王と、国歌を讃えることになっていたのです。オードとは称賛する歌、頌歌(しょうか)のことです。ロックでもドアーズのジム・モリソンが「グラスホッパーのオード」を「ジ・エンド」に引用していたりしますね。
バロックの森 -パーセルの“メアリー女王の誕生日のためのオード”-
NHK-FM 2010年9月15日、水曜日 午前6時放送 案内・礒山雅
- パーセルの“メアリー女王の誕生日のためのオード" -
「メアリー女王の誕生日のためのオード
“さあ、栄光の日がやってきた"」パーセル作曲
CELEBRATE THIS FESTIVAL - BIRTHDAY ODE FOR QUEEN MARY, 1693
(23分42秒)
- シンフォニー(序曲)
- 祝え、この祝日を
- さあブリテンよ、お前の心配事を紛らわすのだ
- 祝え、この祝日を
- この日は神聖な日、トランペットは鳴り止むように命じなさい
- 陰気な不和をほほえんで追いやらせよう
- 祭壇に冠をかぶせ、聖堂を飾り
- すべてに若々しい花で装われた
- 今まで悲嘆に暮れてきた四月は
- だからあなた方は去ってゆく四月が、こう言うのを聞くだろう
- このような国王夫妻をもっている
- 大儀のために武器をとっているのに
- 戻れ、愚かなミューズよ、戦争への思いは
- マリアの日を心から歓待せよ
(ソプラノ)エマ・カークビー
イヴリン・タブ
(カウンター・テノール)マイケル・チャンス
(テノール)イアン・ボストリッジ
(バス)スティーヴン・リチャードソン
サイモン・バーチャル
(合唱)ウェストミンスター大寺院聖歌隊
(管弦楽)ニュー・ロンドン・コンソート
(指揮)マーティン・ニアリー
<Sony classical SRCR9900> 放送で使われた日本盤CDは廃盤になっています。中古盤(輸入盤 Sony Classical SK66243 2001年4月26日発売) は入手可能です。
「メアリー女王の誕生日のためのオード
“来たれ、芸術の子ら"」パーセル作曲
(23分40秒)
- シンフォニー(序曲)
- 来たれ、芸術の子ら
- トランペットを吹き鳴らせ
- 来たれ、芸術の子ら
- ヴィオルを鳴らし
- これほどの祝福を与えたこの日は
(ソプラノ)エミリー・ヴァン・エヴェラ
(カウンター・テノール)ティモシー・ウィルソン
(テノール)ジョン・マーク・エインズリ
チャールズ・ダニエルズ
(バス)デーヴィッド・トマス
(合唱)タヴァナー・コンソート
タヴァナー合唱団
(管弦楽)タヴァナー・プレーヤーズ
(指揮)アンドルー・パロット
<東芝EMI TOCE-11280-81> 1999年5月26日発売「パーセル:祝典オード&アンセム集」、廃盤。
2010-09-14
チキンのトマト煮
昨日、買い物に行ったらサンマが一匹88円。迷わずに買ったので今日の夕食は焼きサンマにすることは昨日からの予定です。
昨日の夕飯はいなり寿司とうどんでしたから、写真はなし。日曜日は味噌漬けの豚肉と、付け合わせにピーマンを炒めてトマトを添えただけ。料理をしたという満足感があったのは土曜日。
鶏モモのトマトソース煮。タケノコに見えるかも知れないのはエリンギ。他はピーマン、たまねぎとその前にドライカレーを作ったときに使ったミックスベジタブルの残りです。少々薄味の出来上がりとなりました。
キュウリとオクラの酢漬けと、メロンが並ぶとゴージャスに見えますね。
民主代表に菅氏再選
民主党代表選は14日午後、都内のホテルでの国会議員による投開票などの結果、菅直人首相(党代表)が小沢一郎前幹事長を破り、再選を決めた。国会議員822ポイント、党員・サポーター300ポイント、地方議員100ポイントの合計1222ポイントのうち、菅氏が過半数を獲得した。
菅氏は世論調査などでの高い支持を背景に党員・サポーターや地方議員などで票を順調に獲得。小沢氏は衆院選マニフェスト(政権公約)の実行などを強く訴えたが、「政治とカネ」の逆風などもあって及ばなかった。
忘れ去られた大音楽家を聴く:バロックの森 -ケルルの作品- NHK-FM
著名な教師でもあったことから、ほとんどの作品が出版されバッハやヘンデルも研究していたほどで「カノン」で知られるパッヘルベルの音楽には最もケルルの影響が聴かれると言われています。でも、何故か現在では全く忘れられた存在の作曲家です。音楽的にはムファットやフローベルガーと共通したところがあってケルルだけでのCDは少ないのですけれどもムファットやフローベルガー、そしてフローベルガーの師フレスコバルディの音楽と一緒に録音されている機会がありますので心がけて聴きましょう。
純粋に教会でのオルガン演奏のために作曲された《8つのトッカータ》など一部を除いて、鍵盤楽器のための○○○という感じでチェンバロ、オルガンの指定を定めてはいません。19歳の時にヴリュッセル城のオルガニストについてから、亡くなる一年前まで66年間音楽家として通しましたが、8人の子どもからは1人として音楽家になっていない理由は不思議なこととなっています。ケルルの名前が忘れられていったのは、家庭的な事情があったのかも知れません。
バロックの森 放送リスト 2010年9月14日火曜日、午前6時放送
- ケルル Johann Caspar Kerll(1627-1693) の作品 -
「トッカータ 第1番 ニ短調」 ケルル作曲(3分30秒)
(オルガン)ヨーゼフ・ケレメン
<CD:Oehms classics OC362 >
「ウィーン包囲の嘆きを慰めるミサ曲 Missa in fletu solatium obsidionis Viennensis 」 ケルル作曲
(27分56秒)
(合唱、演奏)ヨハン・ローゼンミューラー・アンサンブル
※ヨハン・ローゼンミューラー・アンサンブルのメンバー
(ソプラノ)エヴァ・レープヘルツ・ヴァレンティン
アネグレート・クラインドプフ
(カウンター・テノール)ラルフ・ポプケン
(テノール)イェルン・リンデマン
ニルス・ギーベルハウゼン
(バス)マルティン・バックハウス
「3声のカンツォーナ」 ケルル作曲
(5分28秒)
(演奏)ヨハン・ローゼンミューラー・アンサンブル
(指揮)アルノ・パドゥーフ
「モテット“天使の食事で"」 ケルル作曲
(3分30秒)
(合唱、演奏)ヨハン・ローゼンミューラー・アンサンブル
(指揮)アルノ・パドゥーフ
<CD:Christophorus CHR77249 >
「パッサカリア ニ短調」 ケルル作曲
(6分15秒)
(オルガン)ヨーゼフ・ケレメン
<CD:Oehms classics OC362 >