2018-05-21

Menuhin - Paganini Concerto No 1 - 3rd Mvt - 1963 to 1934!

2018-05-21 0
 


日本だと小学2年生ぐらいで大指揮者たちと共演した神童、メニューイン。彼が生まれた頃にレコードが商業化され、そのレコードづくりにひっぱりだこ。同じく、鍵盤の獅子王と呼ばれたピアニストのバックハウスは、演奏会や録音、そして社交界のパーティに引っ張りだされて練習する時間さえなかった、と後年に言っていた。しかし、メニューイン少年が神童を発揮してヴァイオリン音楽のレコードを作ったことが、わたし達が今クラシック音楽とふれあう原点となったのだから。



ヴァイオリンは演奏する姿でも分かるように、肉体 ― 特に左手に不自然なほど無理を強いる楽器だ。そこに様々な難技巧を加えて多彩な音楽を弾けるようにしたことで近代ヴァイオリン奏法の開拓者と呼ばれるのが、イタリアのニコロ・パガニーニ。

「悪魔に魂を売って超絶的な技巧を身に付けた」と言われる彼の魔神を思わせる演奏は、全ヨーロッパの聴衆を熱狂させたという。ピアノのリストといい勝負である。



若い頃、名声を得ると恋と賭博に耽る生活を送ったパガニーニだが、19世紀の初めに、それまでにはなかった高度で多彩な奏法や技巧を開発して、それを自分の作品に生かした演奏で人気を博した。代表作とされる2曲のヴァイオリン協奏曲のうち、20歳代の終わりに書かれた第1番を聴こう。「ロンド」という舞曲の形式を用いた最終楽章にも、目くるめくような技巧がふんだんに盛り込まれ、サーカスで繰り広げられる曲芸を見ているようなスリリングな感動を与えてくれる。



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2018-05-18

Brahms - Symphony n°4 - Philharmonia / Karajan

2018-05-18 0


熊本は突然の豪雨。霧の都ロンドンでは、刑事コロンボでもシンボルのように傘が小道具となっていた。トルコでは雨が降り出しても傘をさして帰宅を急ぐ人はいないようだ。日本ではコンビニで傘が買えるから、お国柄の違いも感じる。カラヤンはブラームスをレパートリーとしていたが、ドイツ音楽を支えているというシンボリックなことでもあったようだ。自身がたくさんレコードを出すことが、フルトヴェングラーなどの古い録音は消えていくと考えていた。その希望が無理だと悟って世を去ったみたいなものだが、そのフルトヴェングラーの亡霊が立ち去らなかった、ベルリン・フィルでの録音は慎重だった。それ以外では単発的にブラームスのレコードが多い。SPレコードで最初の全曲録音でもあったし、フィルハーモニア時代の4番は素晴らしい。のちのベルリン・フィルとの録音には貫禄が刻まれたが、ステレオ録音初期のモノラルとの互換もあった奥行き感が今日の天気に似合う。

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2017-09-16

DE DGG 2709 093 ハーガー モーツァルト・羊飼いの王様

2017-09-16 0
Record Label
BLUE LINE
Recording&Weight
STEREO 3枚組 (110g/110g/110g)
Release&Stamper
1974

Detail URL: DE DGG 2709 093 ハーガー モーツァルト・羊飼いの王様
 
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