協奏曲のレコードはソリストのパフォーマンスを楽しむ色合いの濃い録音だから演奏解釈に時代遅れなどと聞き手は感じないのでしょう。美しい音色で楽しめるレコードも多くて愛好家が最も好んでいるようです。ヴァイオリン協奏曲が、クラシック音楽のアナログレコードでは評判が良い。
丁寧に扱われているケースも多いのだけど、コンディションは見た目では分からない。交響曲などであればベートーヴェンの『運命』の第1楽章は、手にした人がクラシックファンで無くてもちょっと聴いてみようと思うのでしょうか、傷が目につきやすい。第1楽章ばかり聴くので、B面の第3楽章、第4楽章は埃がすり込まれているように思えるレコード盤と出会うことがあります。