2011-02-01

売約済☆ドライな響き LIVING STEREO★フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団 チャイコフスキー:交響曲No.6「悲愴」 オーディオファイル度:★★★★★

2011-02-01 0

このレコードは売約済になりました。アナログ・オリジナル盤について詳細はこちらへ amadeusclassics.otemo-yan.net

一言『怖い』終楽章にチャイコフスキーの狂気を観るようで愕然とします。言い方を変えたら、「チャイコフスキーの管弦楽法はオーケストラがユニゾンで動いているだけだ。」と皮肉を言う人に突きつけたらぐうの音も出なくなる、"泣く児も黙る"シカゴ交響楽団の怖さ。CDにはみんなが大好きな"1812年"との組み合わせになっているから"悲愴"の終楽章で心震えたあと、オーディオ装置が壊れても・・・涙は出ないでしょう。 そのCDは→「チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」&序曲「1812年」

売約済☆チューリップラベル★ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル、チャイコフスキー:交響曲No.5 有名度:★★★★★

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ムラヴィンスキーが録音した「チャイコフスキー:交響曲第4-6番」の3曲はぜひ揃えておきたくなるクラシック好きのマスト・アイテム。1度買っていますよね、このお客さん。ってケースが良くある代表的なレコード。リリースは3枚それぞれだったので、3枚を揃えるのは難しい。発売された当時から評判がよかったので、発売枚数は多くてめぐり逢う確率は少なくないものだけれども今でもカタログから消えないほどなので、チューリップ・ラベルからブルーリングまでと盤のプレスが様々。

2011-01-31

売約済☆DELOS盤★オーマンディ/チャイコフスキー:悲愴交響曲

2011-01-31 0

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CBS盤ではなく、DELOSのオーマンディの「悲愴」交響曲(Symphony 6)。レア盤。1981年に録音されたアナログからデジタル録音への移行期のレコード。マイクからコンソールに送られ整音された音がデジタル変換されて記録されるというダイレクトな録音方式で、現在のようにコンピューター上で音を並べていくことはまだ出来ませんでした。SPレコードや初期のテープ録音時代を経験してきたオーマンディにとって、若き日に戻った思いがしたことでしょう。オーケストラも活気に溢れています。本日31日まで半額セールです。詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

2011-01-19

名盤カレンダー☁1月19日 チャイコフスキー:交響曲第5番

2011-01-19 0

畏怖を漂わせる音楽家は少ない。「鬼面人を驚かす」と評されたエフゲニー・ムラヴィンスキーが、指揮者では頂点に置いて良い存在でしょう。トスカニーニや、カラヤンが発散している輝きのようなものとは別の強じんなエネルギーを感じさせていました。カラヤンが残したレコードからも、トスカニーニの録音からも聴けば指揮者の姿が浮かび上がってきます。ムラヴィンスキーの指揮姿は、カラヤンやトスカニーニほどにも観ていないし記憶も薄いものです。それなのにレコードからムラヴィンスキーが感じられるのです。

今日のレコード エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィル チャイコフスキー:交響曲第5番 海外盤CDは Symphonies 4 5 & 6 、SHM-CDは チャイコフスキー:交響曲第4-6番

2010-12-02

マストアイテムがお買い得★ムラヴィンスキー、チャイコフスキー:交響曲 No.5 チューリップ・ラベル

2010-12-02 0

真空管アンプを使って録音から、レコード盤のカッティングまでしていた1960年代は完成度の高い録音は出来ても、製盤に課題があったりしました。レコード盤になるヴィニールの材質、その調合や練り方、プレスした時の圧着のムラや熱の加減。盤面へのカッティングにしてもレコード会社それぞれで考え方が違いました。

DECCAのレコードは重量で黒々としていてSP盤を思わせるほどでしたが、1970年近くになって安定したプレス盤が供給されるようになります。ポップスのレコードにも熱心でしたから、クラシック用に特別な材質を用意することが出来なかったのではないかしら。一方、グラモフォンは良い仕事をしていたと思います。1960年代のカラヤンの音楽がたくさんの愛好家に歓迎されたのは、ジャケットはぺらぺらでも盤面のきめの細かいレコードが気持ち良く音楽を楽しませたからではないでしょうか。ジャズなどには1960年代のプレスでも、針が途中で止まってしまうことや突然に隣のミゾに針が進んでしまうものがあります。

2010-11-18

名盤中の名盤★ハイフェッツ、チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ホワイト・ドッグ・ラベル、ミゾ有り

2010-11-18 0

高校生の頃は、それまでと違って知らない世界で働いている友達が出来ました。レコード店に良く出入りしていたのでその帰りなどに顔があったりして、レコードを良く抱えているねという会話を切っ掛けについて行っては学校ではたいして親しそうにしてないのに、アルバイトしている時の彼は表情も和やかで親しくなっていきました。レコードも随分交換して聴いたものです。

さて、クラシック音楽のレコードは良く聴かれただろうなと思われるものでも、盤やジャケットは綺麗です。丁寧にコレクションのように取り扱われるからかも知れませんけど、ジャズのレコードはジャケットに所有者と思わしきサインが太いマジックで書き込んである事が多くあります。ロックのレコードとなると、ローリング・ストーンズなどは「無残」と日本のレコード愛好家は思うほどです。音楽への接し方というか、レコードが親しみを持って誘いかけてくる力はそれぞれで、例えばビートルズのレコードでも米盤、英盤、ドイツ盤と徐々によそよそしい顔を見せます。一方、クラシック音楽のレコードでも和やかな顔を見せるのが、RCAレーベルのリヴィングステレオ盤。

RCAレーベルのレコードは、エルビス・プレスリーといったポップスのレコードもクラシックもどちらも同じクオリティがあります。レコードのラベルが同じものを使っているのも、そんな印象を感じさせてくれるのかも知れません。だから、盤はすこぶる綺麗でも「リヴィングステレオ」のジャケットは傷んでいるレコードがそれなりにあります。

ヤッシャ・ハイフェッツのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、日本での再発盤ではメンデルスゾーンと表、裏になっているし、CDではブラームスのヴァイオリン協奏曲とカップリングになっています。ゆったりとゆとりを持ったカッティングで1曲を1枚両面にカッティングしてあるので、ちょっとやそっとでは痛みにくい。静かな楽章でも雑音レベルに音楽が埋もれるところがありません。

青白い美しさ放つ名演★フランチェスカッティ、メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 2EYEラベル、1stラベル

青白い光を放つような演奏。確か、ジェフ・ベックが登場した時の称賛でもこのような表現がされていたと思います。思い込みかも知れませんけれどね。青白い光って、妖気漂うって感じがするんだけど、狂気とは違って陶酔のような名演奏に良く使いますね。

世紀最高の美音という一文といったら、ヴィオラのプリムローズにいつもついて言われていましたね。世紀最高の演奏とは又違った意味合いだと思います。ヴァイオリン協奏曲は指揮者主導で音楽が作り上げられていく事があります。メンデルスゾーンとチャイコフスキーといった良く親しんでいる名曲のカップリングを、異なる演奏家の伴奏で聴く事はヴァイオリニストの音色を楽しみたい時のレコードには最も適していると思います。

さて、1970年頃にはアナログレコードのヴィニール成分が変わってきて、安定したレコード盤となりましたが、1960年初頭は規格もレーベルそれぞれ、盤の表面にチョコレートを暖める時にヘラから滴って出来る小さな点のような突起が出来ているものがあります。しかし、これってレコード面両面共に全くないのはないと言っても良いでしょう。そうした良質なレコード盤の方が珍しい。これを「プレス・ミス」と言っても悪い意味ではなくて、曲の初めのところに凸凹が無くても、静かな楽章であったりします。「プレス・ミス」というとあまりにも粗悪な印象に感じられますね。

2010-11-06

音楽カレンダー:11月6日、ロシアの作曲家、チャイコフスキー没(1840〜1893)

2010-11-06 0

11月6日、ロシアの作曲家、チャイコフスキー没(1840〜1893)

2010-10-29

10月28日、チャイコフスキー自身の指揮により、『悲愴』初演(1893)・・・SP音源で、第4楽章を聴く♬

2010-10-29 0

円盤は中心近くなるほど、再生が厳しくなります。それが分かっていながら円盤形のレコードが多くのレコード会社に採用されたのは、大量生産が容易だから。シリンダー式の録音メディアは線直線の優位性は認められながらも、円盤形のレコードがミゾの間隔を狭めていくことで長時間の録音、再生を可能にしたのに対して、録音時間が長くなるに連れてシリンダーが大きいか、長いものが必要になってライブラリ性が低くなっていく。100年後の、ベータ方式とVHS方式のヴィデオテープの顛末を重ね合わせれば理解しやすいと思います。

「夕焼け」 via brightkite.com

10月28日、チャイコフスキー自身の指揮により、『悲愴』初演(1893)・・・SP音源で、第3楽章を聴く♬

良い音楽なのに録音される、録音されがたいのには曲の演奏時間も関わってきます。売れる曲だと分かれば録音、販売がスムーズなのは言うに知れずですけれどもSPレコードの時代だと、まだまだ売れる曲売れにくい曲は未知数。それよりも録音しやすいという事が大きく立ちふさがっていたのではないかしら。

「散歩」 via brightkite.com

2010-10-28

10月28日、チャイコフスキー自身の指揮により、『悲愴』初演(1893)・・・SP音源で、第2楽章を聴く♬

2010-10-28 0

悲痛な響きを漂わせながら、息絶えるように終わるチャイコフスキー(1840〜1893)の交響曲第6番。“悲愴”というタイトルは、初演を聴いた弟・モデストの発案で名付けられ、チャイコフスキー自身も気に入っていました。ところが、この初演からわずか9日後に、チャイコフスキーは生水を飲んでコレラにかかり、死んでしまいます(一説には自殺ではないかとも言われています)。まるで自らの死を予感したかのようなこの交響曲は、印象的なネーミングもあいまって、広く親しまれています。

 


「パックマン」 via brightkite.com

 

TCHAIKOVSKY: Symphony No. 6 in B minor, Op. 74, "Pathétique".

Berlin Philharmonic Orchestra.
Wilhelm Furtwängler, conductor.

Victor Album DM 553 Victor 17561 - 17566 (032549 - 032560). 12インチ盤、6枚12面。
Recorded October-November 1938, Beethovensaal, Berlin.

第2楽章 II. Allegro con grazia 演奏時間 8:42

  
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Ii.AllegroConGrazia.mp3 (4593 KB)

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10月28日、チャイコフスキー自身の指揮により、『悲愴』初演(1893)・・・SP音源で、第1楽章を聴く♬

夕暮れまで 日没直前

夕焼け。午前中からお昼ご飯の頃までは空気に厳しさのあった熊本。午後3時を過ぎた当たりからはお洗濯もすぐ乾くんじゃないかと思えるほどの良いお天気でした。もう少しお昼前頃から良いお日和になっていたら出かけられて嬉しかったな。でも、今はそれほど寒さを感じらえずに夜を迎えられそうです。 - from Brightkite

 
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