2012-12-21

定番アプリ VLC Media Player 2.0.5 へのアップデート

2012-12-21 0

高音質の音楽も、ヴィデオのファイルも簡易再生ができるので重宝しているアプリケーション。MacOSXシステムが本来可能に出来ている機能を何故か生かしきれていないところを、ちょっと穴埋めしてくれていて助かります。標準装備のプレーヤー以上に使用頻度が高く信頼しています。

VLC 2.0.5 アップデート

2012-12-18

辛くて初めて人は幸せになるんです。

2012-12-18 0

「幸せ」という文字は「辛い」とひと筆違い
紙一重のこの道を誰もが歩いている
「心」を「受け」止めれば「愛」という文字になる
相手を認め許し合う命がある限り

2012-12-17

《MacOSアップデート》iTunes 11.0.1 アップデート

2012-12-17 0

コンマ 0.0.1 のアップデートにどれほどの重要性があるのだろう。ライブラリが大きいとアイテムが表示されない現象が生じるという。ユーザー次第で効果のある、なしのアップデート言うところかな。

重複してようが、それを指摘しようとすることにどれだけの意味があるのか。わたしのiTunesだと、同じアルバムが最低でも二度は登録している。物によってはそれ以上だろうし、曲単位で見たら5回以上のケースもある。それらをひとつに整理されるのは困ります。

iTunes 11.0.1 アップデート

(198MB)

《MacOSアップデート》デジタルカメラ RAW 互換性アップデート 4.03

年末になると新製品も駆けこみ登場するもので、デジタルカメラの RAW 互換性アップデートの追加。年始は写真を撮影する機会も増える。年に一度あるかないかという場面もあるもので、無駄に高画質で撮っておくのもいいものです。

デジタルカメラ RAW 互換性アップデート 4.03

(5MB)

2012-12-14

知識伝承

2012-12-14 0

人は最初は学び、やがて自分で発見を出来るようになります。
そうして最後は、次世代に譲るのです。

2012-12-13

《MacOSXアップデート》エプソン・プリンタ・ソフトウェア アップデート 2.13

2012-12-13 0

師走になるとプリンターの季節だ。アマゾンでは年賀状アプリが割引になっているし、街のパソコン教室では筆まめの講座が賑わっていた。何時に泣くおじいさん、おばあさんが集まって真剣にパソコンを操作していた。とても活き活きとしてて、孫達の笑顔を思い描いているのだろう。

エプソン・プリンタ・ソフトウェア アップデート 2.13

(26.3MB)

2012-12-05

《MacOSXアップデート》iTunes 11 へのバージョンアップ

2012-12-05 0

今月のアップルからのアップデートは、この「iTunes 11」が目玉でしょう。大台のバージョン・アップです。この「デザインを一新」は、随時他のアプリケーションも統一されていくはず。WebのHTML5が普通になるのを目指して、レスポンシブデザインされたサイトも増えていくでしょう。アプリケーションもそうなっていくんだね。ユーザビリティを考えて作られていただろう、固定幅のアプリケーションやサイトは方向性を考えなおさなくちゃいけない。

《MacOSXアップデート》iTunes 11 へのアップデート

(197.8MB)

《MacOSXアップデート》Apple Remote Desktop クライアント アップデート 3.6.2

起動して直ぐのアプリケーションの中で、Safariは読み込みの間真っ白な場面のままのケースが増えた。かつて、タイガーマシンでSafariをバージョンアップした時に全く読み込めないことがあった。MacOSXを使っていて真っ白な画面になるのは、ネットワーク経由と何か因果関係があるのだろう。Remote Desktop のアップデートがSafariの改善にもなれば良いのですが。

《MacOSXアップデート》Apple Remote Desktop クライアント アップデート 3.6.2

(3.5MB)

《MacOSXアップデート》デジタルカメラ RAW 互換性アップデート 4.02

MacOSXのアップデートに、新しいデジタルカメラとの RAW 互換性が増えた。先日購入したSDカードが16ギガで1,000円ぐらいだった。一日無心で写真撮影しても200枚ぐらいなので、もはや撮影する写真のサイズを考える必要はない。Webも高速になって、高画質画像を使うサイトも当たり前になっている。RAWデータで記録することは当たり前になるだろう。

《MacOSXアップデート》デジタルカメラ RAW 互換性アップデート 4.02

(5MB)

2012-12-01

浦壁信二ピアノ・リサイタル オール・ラヴェル・プログラム in 熊本市健軍文化ホール

2012-12-01 0
ラヴェルに取り組む男
生誕150年のドビュッシー・イヤーに、どうしてオール・ラヴェルのプログラムで挑むのか。世間的にも個人的にも、昨年はいろいろな出来事があって・・・ずっと長年、ラヴェルに取り組みたいと思っていた。それがもしかしたら、願望のままで出来ず仕舞いになってしまうかもしれない。気がつけば風貌も随分と変わってしまって、今のうちにやっておこう。ということでドビュッシー・イヤーだというのに、4月にコンサートをすること決心となった。

リサイタルの一曲目『グロテスクなセレナード』を弾き終えてから、今夜のリサイタルのプログラムについて浦壁信二さんがマイクを手に説明された。そう、『熊本での初のソロ・リサイタルにあたり、今年4月に東京でご好評を頂いたラヴェル・プログラムをお届けいたします。』とプログラムのヘッドラインに浦壁信二と署名付きで挨拶が書かれてある。今回のリサイタルのプログラムの『曲目解説』、CDの解説も浦壁信二さん自身の手によるもので、親しみの感じられる文章となっています。

たしかにドビュッシーとラヴェルは同時代のフランス作曲家。お互い影響し合い、駆け出しの頃は大の仲良しだった。・・・いずれそれは、ドビュッシーの曲をラヴェルが盗作した。ラヴェルの曲をドビュッシーが盗作した。二人の曲にはそうした騒動が多い。ドビュッシーの曲をラヴェルがピアノ版にしたり、ラヴェルの曲をドビュッシーが管弦楽曲にしたりという互いの得意な技術で支えあった時代もあったので、致し方ない騒動ではないか。想定外の出来事ではない。
ドビュッシーとラヴェルのピアノ曲は、聴かれ方をされている場面が多いと思う。ドビュッシー・イヤーで新しいCDも色々聞いた一年。ラヴェル尽くしで締めくくるのも二人の音楽をより理解する機会になった。
浦壁信二さんのラヴェルへの試み、第2集も期待する。

男、43歳 時流に乗る
スクリャービン、ストラヴィンスキーときて、ラヴェルで臨む。浦壁信二さんのキャリアは長い。ストラヴィンスキーは2003年。スクリャービンは1996年2月というのだから、実績で築きあげてきたキャリアといえる。そんなことは知らないから、写真を見て若いと感じた。1969年10月生まれ、42歳になったばかりだ。それは遅咲きとかというものではない。フルトヴェングラーの最も偉大な『バイロイトの第九』の裏で画策された主役の時代が移りゆく時のカラヤンが、その時43歳だった。
戦後復活された最初のバイロイト音楽祭の開幕を飾った「バイロイトの第九」は誰もが知っている名演盤だけど、もしかしたらレコードにクレジットされる指揮者の名前はフルトヴェングラーではなくて、カラヤンである可能性がある。この記念すべき戦後第一回のバイロイト音楽祭の主役は、紛れもなく43歳のカラヤンだった。フルトヴェングラーは『栄光』という花道を譲られた・・・と、この話は別項で続けるとして、浦壁信二さんのストラヴィンスキーは耳にしているかもしれない。名前の文字面だけはどこか記憶の端に映像がある。水の戯れで鏡に裏文字が海原の小舟のように揺れただけかもしれない。確かなことだとは言えません。
でも、可能性はあるもののちょうどその自分にストラヴィンスキーの室内楽曲に夢中だったこともあった。
浦壁信二さんは、中学生の時にロストロポーヴィチが指揮するワシントン・ナショナル交響楽団と共演。自作曲も披露したというのだから、鼻っ柱は高かっただろう。その後の栄光でも、20世紀のピアノ音楽で賞を獲得していく。そこにはどこかしか、向こう気の強さも感じられる。しかしそれがある意味荒波に磨かれる結果になったのだろう、とは成果はずっと先に出るはずだ。今回、新しくリリースされたアルバムは『ラヴェル:ピアノ・ワークス第1集』とある。となれば腰を据えてラヴェルを演奏して行かれる表明だと受け止めた。
作曲家の道は早いうちに放棄して、10本の指で豊かな響きを生み出すピアノの虜になったというのだから、これからラヴェルの音楽でどう聴かせてくれるか楽しみです。

健軍文化ホール
昨夕、11月30日。熊本市健軍文化ホールでピアノ・リサイタルが行われました。ここには熊本市内でも益城文化会館と並ぶ、自慢のピアノ(何千人も収容する大きなコンサートホール用の大型スタインウェイではありませんが、音色の明るく芯のある音です。)があります。ただし、商店街のアーケードを抜けた先にあるコンサートホールであることもあってか、日頃はピアノの発表会に使われているぐらいの残念さがある。ホールとしてのキャパシティも、300人から400人といったピアノの演奏に耳を傾けるのに程よし。ホールに音が響きと言うよりも、サロンで耳を傾けるような距離感で音がある。演奏者の呼吸も感じられるほどだし、客席の呼吸もステージで感じられるんじゃないかと思っている。超贅沢なオーディオ装置で聞いているように錯覚するほどです。
浦壁信二ピアノ・リサイタル
演奏プログラムは、ラヴェルの音楽の移り変わりを俯瞰するような有名曲ばかり。

プログラム
  1. グロテスクなセレナード
  2. 亡き王女の為のパヴァーヌ
  3. 水の戯れ
  4. シャブリエ風に
  5. ボロディン風に
  6. ソナチネ
    1. 悲しい鳥たち
    2. 海原の小舟
    3. 道化師の朝の歌
    4. 鐘の谷
  7. ラ・ヴァルス
 
意表をつくアンコール曲
東京で今年の4月に行われたプログラムを、そのまま持ってきてくださいました。それと同時にリリースされ、レコード芸術特選盤に選ばれた『水の戯れ〜ラヴェル:ピアノ作品全集1』で聴ける曲がまるごと。CDの方はプロモーション効果のある曲順になってましたが、リサイタルはラヴェルのピアノ曲の『進化』を俯瞰する発表順。秀作から、磨き上げられ一部の隙のない『ラ・ヴァルス』で華やかに、感動的に締めくくられた。
特に『ラ・ヴァルス』の前にプログラミングされた『鏡』は、第3曲の『海原の小舟』の中ほどで、聴いていて息が詰まった。終曲の『鐘の谷』では、金縛りにあったようでゾクッとする久々の音楽の魔性に触れてしまったようです。前半のサロンムードに満ちたプログラムと、ヴィルトゥオーゾ溢れる『ラ・ヴァルス』はコントラストよろしく、無難な流れかとプログラミングだけでは感じて聴き始めたリサイタル。それがそれがよく寝られた構成だったと、稀なものでした。プログラムだけだったら、誰にでもそれなりの演奏会にはなるでしょう。しかし、胸ぐらをつかまれ注ぎ方次にと音楽が流し込まされるようなことは起こらないでしょう。ただただ時間が流れていくだけでしょう。 ラヴェルの余韻を楽しませるアンコールは何か、期待を裏切られることはなかった。しかし、それは意表をつく3曲でした。

アンコール曲
  1. クープラン作曲 神秘のバリケード
  2. ラモー作曲 鳥のさえずり
  3. シャブリエ作曲 アルバムの一ページ
『ラヴェルと縁のあるフランス・バロックと、シャブリエの原曲を選びました。』
と、浦壁信二さんから説明がありましたが、 ラヴェルには『クープランの墓』があるし、『鏡』の第2曲「悲しい鳥」はラモー、ダカンの『カッコウ』がラヴェルの脳裏に無かったとは思えない。そして何よりも、健軍文化ホールのスタインウェイがホールに満ちるほど良い余韻。泡切れの良いビールのように、微細な音でも反応が速い。ホールとピアノが一体になっている素晴らしさは、聴いていて心地良いのですから演奏する人はレスポンスの良さは爽快でしょう。優れたピアニストであるほどに安定感のある、遊びのない響きになる。充実したハイエンド・オーディオを聴く喜びにも似ています。
アンコールの3曲は、前々から用意されていたものか熊本市健軍文化ホールを下見されていたのかは定かではありませんが、多くのピアニストがこれらがどう響くのか、遊び心をくすぐるんじゃないかしら。

《おすすめCD》
チェンバロで演奏された、「神秘のバリケード」と「鳥のさえずり」は中野振一郎さんのチェンバロ演奏が今夜の演奏を思い出しながら聞き比べるのにふさわしい。会場の様子からは馴染みが薄いのか、新鮮に楽しんでいるようでした。
今夜のコンサートで『アルバムの1ページ』と紹介されたのは、『5曲の遺作』の第2曲。『アルバムの1葉』とか、『アルバムの綴り』、『音楽帳の1ページ』とも呼ばれます。フランスの作曲家ですがスペインの情緒を感じる曲を遺し、フランス・ピアノ音楽の新しい世界を開きました。ラヴェル、ドビュッシーの書く音楽にはかけがえの無い存在。

2012-11-30

浦壁信二ピアノ・リサイタル 直前レビュー

2012-11-30 0
スクリャービン、ストラヴィンスキーときて、ラヴェルで臨む。浦壁信二さんのキャリアは長い。ストラヴィンスキーは2003年。スクリャービンは1996年2月というのだから、実績で築きあげてきたキャリアといえる。そんなことは知らないから、写真を見て若いと感じた。1969年10月生まれ、42歳になったばかりだ。それは遅咲きとかというものではない。フルトヴェングラーの最も偉大な『バイロイトの第九』の裏で画策された主役の時代が移りゆく時のカラヤンが、その時43歳だった。
戦後復活された最初のバイロイト音楽祭の開幕を飾った「バイロイトの第九」は誰もが知っている名演盤だけど、もしかしたらレコードにクレジットされる指揮者の名前はフルトヴェングラーではなくて、カラヤンである可能性がある。この記念すべき戦後第一回のバイロイト音楽祭の主役は、紛れもなく43歳のカラヤンだった。フルトヴェングラーは『栄光』という花道を譲られた・・・と、この話は別項で続けるとして、浦壁信二さんのストラヴィンスキーは耳にしているかもしれない。名前の文字面だけはどこか記憶の端に映像がある。水の戯れで鏡に裏文字が海原の小舟のように揺れただけかもしれない。確かなことだとは言えません。
でも、可能性はあるもののちょうどその自分にストラヴィンスキーの室内楽曲に夢中だったこともあった。
浦壁信二さんは、中学生の時にロストロポーヴィチが指揮するワシントン・ナショナル交響楽団と共演。自作曲も披露したというのだから、鼻っ柱は高かっただろう。その後の栄光でも、20世紀のピアノ音楽で賞を獲得していく。そこにはどこかしか、向こう気の強さも感じられる。しかしそれがある意味荒波に磨かれる結果になったのだろう、とは成果はずっと先に出るはずだ。今回、新しくリリースされたアルバムは『ラヴェル:ピアノ・ワークス第1集』とある。となれば腰を据えてラヴェルを演奏して行かれる表明だと受け止めた。
作曲家の道は早いうちに放棄して、10本の指で豊かな響きを生み出すピアノの虜になったというのだから、これからラヴェルの音楽でどう聴かせてくれるか楽しみです。
今日、11月30日。これから熊本市健軍文化ホールでピアノ・リサイタルが行われます。ここには熊本市内でも益城文化会館と並ぶ、自慢のピアノがあります。ただし、商店街のアーケードを抜けた先にあるコンサートホールであることもあってか、日頃はピアノの発表会に使われているぐらいの残念さがある。ホールとしてのキャパシティも、300人から400人といったピアノの演奏に耳を傾けるのに程よし。ホールに音が響きと言うよりも、サロンで耳を傾けるような距離感で音がある。演奏者の呼吸も感じられるほどだし、客席の呼吸もステージで感じられるんじゃないかと思っている。超贅沢なオーディオ装置で聞いているように錯覚するほどです。
演奏プログラムは、ラヴェルの音楽の移り変わりを俯瞰するような有名曲ばかり。
プログラム
  1. グロテスクなセレナード
  2. 亡き王女の為のパヴァーヌ
  3. 水の戯れ
  4. シャブリエ風に
  5. ボロディン風に
  6. ソナチネ
    1. 悲しい鳥たち
    2. 海原の小舟
    3. 道化師の朝の歌
    4. 鐘の谷
  7. ラ・ヴァルス
浦壁信二ピアノ・リサイタル

演奏会のレビュー、CDの感想は次のサイトで引き継ぎます。
ピアノ玉手箱 http://chopin.amadeusrecord.net
Unspeakable http://chopin.maetel.info/
更新情報は「武者がえし」で http://amadeusrecord.net/
 
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