盤の表面を針が滑る音が心地良い。それにピアノの音はCDと比べて、そこにあっrっゆ感じられる。デジタルで無い音とは不思議なものです。1分間に78回転、33回転3分の1という周回速度には、人の心に何かを感じさせる秘密があるのかもしれません。
ムソルグスキーが作曲した音楽にはイマジネーションが豊かにあるからか、リムスキー=コルサコフなど管弦楽法の大家を大いに刺激したのでしょう。ムソルグスキーと言えば《はげ山の一夜》など、オーケストラ編曲版の方に親しみすぎてしまっているように思えます。ピアノ原曲の《展覧会の絵》を聴くほどに、ラヴェルよりも豊かな自由を楽しめる。編曲されることで音楽を理解しやすくなるのだけれども、それは編曲家の感じたものなのですよね。
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- レーベル:米 COLUMBIA
- レコード番号:ML-5600
- オリジナリティ:6EYEラベル、 1stラベル
曲目:ムソルグスキー:展覧会の絵
演奏:
ピアノ: スヴァトスラフ・リヒテル