2011-02-23

SOLDOUT★モノクロ切手ラベル★ボールト:シューベルト:グレート交響曲 http://ow.ly/41GmS

2011-02-23 0

木管の柔らかさがシューベルトの「Symphony No 9」での聴き所。豪放としつこいリズムの連続に挟まれて、まさに「天国的」とシューマンが評価した気持ちが分かります。今年はサー・エイドリアン・ボールトのアニヴァーサリー。珍しいところではフィルハーモニアを振ったマーラーでクリスタ・ルートヴィヒが歌っている録音(Christa Ludwig Singt Mahler)が、クレンペラー、ヴァンデルノートが指揮した管弦楽付き歌曲集として組み合わされているCDが面白い。エードリアン・ボールトと言えば"惑星"を3度録音。カラヤンより多い録音回数記録保持者。わたしが英国作曲家に関心を持つようになって聴く回数が増えた指揮者です。それも英国プレス盤を聴くようになって増えました。アナログ盤のコンディションは良いものが多くて、価格もお手頃の価格が多くてオリジナル盤の入門にも最適。この「Symphony No 9」はモノクロ切手ラベルですので、良盤で安定した音質を楽しめます。http://ow.ly/41GmS

このレコードはSOLDOUTになりました。詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

2011-01-31

売約済☆モノクロ切手ラベル★ボールト:シューベルト:グレート交響曲

2011-01-31 0

このレコードは売約済になりました。

珍しいところではフィルハーモニアを振ったマーラーがクリスタ・ルートヴィヒが歌っている録音(Christa Ludwig Singt Mahler)でクレンペラー、ヴァンデルノートが指揮した管弦楽付き歌曲集のCDが面白い。エードリアン・ボールトと言えば"惑星"を3度録音。カラヤンより多い録音回数記録保持者。英国作曲家に関心を持つようになって聴く回数が増えた指揮者です。アナログ盤のコンディションは良いものが多くて、価格もお手頃の価格が多くてオリジナル盤の入門にも最適。本日31日まで半額セールです。詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

2011-01-29

SOLDOUT★モノクロ切手1stラベル★アンドレ、ベロフ、コラール、ジャリ、デ・ボスト/サン・サーンス:動物の謝肉祭、七重奏曲

2011-01-29 0

ロッシーニのウィリアム・テルからのフレーズが「化石」化されてしまったり、イタリアの作曲家の茶化され様は中でも痛烈。通常管弦楽版がナレーション付きで録音されて聴かれることが多くて、小澤征爾さんが「プロコフィエフ:ピーターと狼」との組み合わせのCDで楽しくナレーションしています。でもナレーションに気がいってしまって音楽を聴き込んでいないことにオーケストラではなくて室内楽での演奏で聞くと発見がいっぱい。アルゲリッチやクレーメルの「サン=サーンス:動物の謝肉祭」は最高です。↙

このレコードはSOLDOUTしました。詳しくはこちらで確認してください http://amadeusclassics.otemo-yan.net/

SOLDOUT★カラー切手ラベル★プレートル/プーランク:シンフォニエッタ

プーランクを聴くなら、プレートルで。英EMIがデジタル録音に積極的になった時にもプレートルでプーランクを録音しました。それも旧盤に劣らない良い演奏でした。「フランスのモーツァルト」と呼ばれてもいるプーランクは、フランス音楽の中にあって、そのはじけっぷりは個性的でわたしの好きな作曲家の1人。それなのにアナログ時代の録音はどれも優秀なのが多くて、いっこうにコレクションが整わないのが悩みです。国内盤ではCDが軒並みカタログ落ち。英EMI盤の「Orchestral Works」で聴くことができるぐらいです。

このレコードはSOLDOUTしました。

2011-01-17

SOLDOUT★大チャンス!!カザルス・フェスティバルでの羨望の一枚★カザルス、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ブルー・ラベル、1stラベル

2011-01-17 0

幻の1枚。と、までは言いませんけれども、伝説の演奏を耳で確かめる事が出来ます。1960年のパブロ・カザルスがプエルトリコで行ったフェスティバルでのライヴ録音盤は、数万円で取引されていたレコードです。弦楽器の録音盤、チェロは特に市場価格はとても高いジャンルです。

それがどうして特価に出来たのだろう。時代の流れは巡りめぐると言うけれども、時に辛い期間がやってきます。何かとても巨大なものが、全体のバランスを取り直そうとしているようですね。今年は指揮者、レナード・バーンスタインが没後30年で、注目が集まっているようです。バーンスタインの名盤や、知られざる録音が目にとまりやすくなっています。これはリバイバルブームと言う事で分かりますが、時同じくして思いがけない出物が登場します。このカザルスのレコードもそうした1枚なのかも知れません。

このレコードは、2011年1月14日にSOLDOUTしました。

 

☆通販レコード 2010年11月19日時点のコンディション☆ 

2010-12-01

ここに聴けるのは指揮者の音楽か?オーケストラの音楽か★ベーム、モーツァルト:交響曲 No.29、No.35、フリーメーソンのための葬送音楽 ブルーリング・ラベル、1stラベル

2010-12-01 0

温厚なイメージのカール・ベームと、音楽教室の後ろから生徒を眺めているバッハ。人が良さそうだけれども、若い時にはどちらも喧嘩っ早かったようですね。日本での演奏会を終えて帰国してまもなく他界したカール・ベームにとって、日本の面倒見の良さは内心深くショックだったんじゃないかしら。最近では小澤征爾さんの9月の松本でのコンサートで、座って演奏が出来る指揮台が用意されていました。こういう指揮台を初めて観たのは、カール・ベームの腰を労って用意されたのを見たのが初めてでした。わたしは指揮者が座ったまま演奏するのを見たのは、カール・ベームの演奏会の映像が初めてでした。

日本一厳しい評論家・西条盤鬼先生の推薦盤★ハイティンク、ラヴェル:管弦楽曲集 英PHILIPS Hi-Fiステレオラベルの初期盤

推薦盤をやたらと指名しない勇気は大切だと思います。わたしも情が入るととにかく誉めることをしてしまうので、注意したいと近頃時々思うようになりました。でも淀川長治さんが語っていた、どんな映画にも見所がある。本筋ではないところにきらりと良いところがある。とおっしゃっていたことは長いこと、わたしの身体の奥にストンと着床しています。その卵を成長させるようにして、素敵な部分を見つけて評価するようにこれまで続けてきました。

ついでながら、淀川長治さんは日曜洋画劇場の解説部分だけを撮るだけで放送は観ないとおっしゃっても居ました。放送はスポンサーとの兼ね合いがあって表現が変更されたり、放送時間との都合でカットされています。だから、淀川長治さんが「ここは見逃さないで」といっていたところが実際はオン・エアされていなかったことも少なくないようです。

生命感に満ちあふれてる★アバド、ロッシーニ:序曲集 ブルーリング・ラベル、1stラベル

絹の階段(きざはし)は、絹のはしごという題名もあって紛らわしいですね。ロッシーニは76歳まで長生きして、しかも裕福な生涯を送った商才のある作曲家でした。元来の客扱いが巧みな人だったのでしょう。でも才は豊だったから、稼ぐために入団したオーケストラで吹いて沸いた作曲の仕事を最初にこなしたのが、若干18歳の時。二十歳の時の第2作「試金石」がロッシーニの将来を文字通り決定づけました。しかも上演してヒットした場所がよかった。かのスカラ座だもの。

どれだけの歌手や作曲家が、このスカラ座で自分の演奏や作品が称賛されることを夢見て頑張っていたことでしょう。それなのに、それなのに、ロッシーニ青年は「試金石」の大ヒットで兵役免除されたことを喜んでいます。もしかしたら、その必死な願いで才能を開花させたのかも知れません。それから書くオペラ、上演する度に大ヒット。20年間の間に38曲のオペラを総てヒットさせています。ところが、ところがよ。37歳の時に「ウィリアム・テル」を上演した後であっさりと料理人に転身しちゃった。やはり、直接お客の反応が一人一人感じられるレストランの方が良かったのかも知れませんね。

さて、短い期間にたくさんのオペラを作曲したから、似たような題名のオペラがあったって仕方がありませんね。

中学校では習うのに、通になるほどに聴かないままの名曲がありませんか★スターン、バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 No.1,ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲 No.22 6EYEラベル、溝あり

中学校で習うクラシックとして、「これだけは知っておきたい」とされているヴィオッティですけれども大演奏家の録音が少ない。日本の学校音楽教育は特別だ。とは思われないのが、アイザック・スターンと言った大演奏家が録音しているのですから「モーツァルトは子供時代には自由に演奏できるのに、大人になるほどに思い通りの音楽に出来ない」といったことに似ているのかしら。

そして、さてバルトークは世界初録音だったもの。PHILIPSのグリュミオーも世界初録音が多いヴァイオリニストでした。誰が先に録音するのかアメリカとヨーロッパでの奪い合いは戦争中からの欧米の伝統(?)。軍事だけではなくて、文化活動もしているんだよ、といった宣伝でもあったようです。ナチス・ドイツとベルリン・フィルの関わりが良くそれを表していますね。ドイツは戦争に負けて、フルトヴェングラー、カラヤンの録音はその殆どが忘れられることなく今わたし達が楽しむことが出来ています。米COLUMBIAのビジネス戦争は、スターンの数多くの素敵な録音をレコードでしかまだ聴けないままにしてしまっているように思います。

2010-11-30

ロマンティックなG線上のアリア〜名演!!仏プレスの優秀録音★シューリヒト、J.S.バッハ:管弦楽組曲 No.2、No.3 1stラベル

2010-11-30 0

今日的な音楽感からはあまりにもロマンティックすぎる"G線上のアリア"で、バッハの音楽ではないと最近の音楽評には書かれることもあるかも知れません。でも、"G線上のアリア"を聴きたいなぁと漠然と欲した時に飢えを潤わせてくれるのは、ロマンティックすぎるといわれる"G線上のアリア"が理想ではないでしょうか。

カール・シューリヒトといえば、マーラーやブルックナーな人ですがモーツァルトやブラームスは輪をかけて素敵です。録音はピカイチとは言えないけれども、モーツァルトの放送録音を聴いたのがわたしのシューリヒト初体験でした。初めて聴いたという時ではなくて、多くの評論家が素敵だと誉めるシューリヒトを胸の中にしっかりと抱くことが出来た時でした。指揮者に対して一時代前の音楽とか、現代的視野のあった指揮者だったとは言う事がありますが、カール・シューリヒトは未来を見据えていた音楽家ではないかしら。がっちりとファン層を掴んでいる音楽家といった印象ではないけれども、クラシック音楽好きがそれぞれの好きなシューリヒトの録音を大切に持っているようです。その1枚、1枚が丁寧に次の世代に受け継がれていくことがクラシック音楽の宝物だと考えています。

 

2010-11-26

【売約済】美盤、完品★マイケル・レビン、パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 No.1、ヴィエニアフスキー:ヴァイオリン協奏曲 No.2 レインボー・ラベル、1stラベル

2010-11-26 0

仕事を始める時、最初に何をしますか? 朝起きて、わたしが最初にする事はメールの確認です。これは仕事を始める時も同じ。メールが日常のはじまりを決めているようで、取り立てて急ぎの用件がメールボックスになかった時はゆっくりとコーヒーを煎れたりして、それから前日の作業の続きに取り組んでいたりします。それまでと言えば、明日はこれこれからしようとか、仕事場に着く前に一日の段取りを頭の中でスケジュール立てたりしていました。

メールで届けられる色々な種類の情報で、行動が管理されているんじゃないかと思える事があります。だからとて、メールを開かないわけには生きません。音楽家も同じではないでしょうか。一時代前までは天才という表現が良く見聞きしました。ただ達者な演奏が出来るというのではなくて、若年の知識、技術力の中でめいっぱい何かを表現として訴えてくるものがありました。これが音楽として魅了するのではないでしょうか。

情報として知らなかった、或いは、取り立てて知る必要のない音楽コンクールで「一等」になったと伝えられる演奏家の名前。それにたくさんの称賛の文句が続いている。一体評価してコメントを寄せている名の有る人たちがどのくらいその演奏家の成長を実際に把握してきていたのでしょう。言葉の弾みとして「天才」とは言うけれども、二十代になってからのピアニストがそういわれて喜んでいて良いのでしょうか。「情報」とは怖いものです。


このレコードは、2010年11月25日木曜日に売約済となりました。

2010-11-19

初期デジタルの線の太い良い音★ノイマン、マーラー:交響曲No.9 ブルー・ラベル、1stラベル 完品

2010-11-19 0

大阪で万国博覧会が開催されて間もない頃に、最初のデジタル録音のレコードが作られました。万博を境にコンピューターという機会が一般的、現実味を見せ始めてきました。まだ、ウルトラマンでは電子頭脳という表現でしたが、もはやイコール・コンピューターと少なからずは受け止めていた人たちはいるでしょう。

機械で音楽を造る。シンセサイザーも電子音楽と言っていたかな。冨田勲さん、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)と出てくる一方で録音技術はデジタル化の実績を重ねていた。冨田勲さんもオープンテープではなくて、デジタルで音を残していく事が出来たらもっとクォリティの高いレコードが作れたのではないかしら。

チェコのスプラフォンというレーベルは、国際向けと国内向けという二つの顔を持っています。音源は同じものでしょうが、ジャケットが違います。流石に録音技術、装置の導入も先進で、デジタル録音で大オーケストラのレコードを発売したのは最初ではないでしょうか。奇しくも、デジタル録音に最適とアピールされていたノイマン式マイク。そして指揮者のノイマン氏の関係は分かりませんが、デジタルとノイマンとマーラーは何故かわたしの中では一括りになっています。

 

ベートーヴェンの交響曲演奏の金字塔★カルロス・クライバー、ベートーヴェン:交響曲No.7 ブルーリングラベル、1stラベル

高額のレコードではけしてないのですが、カルロス・クライバーのレコードの入手は難しいです。発売後すぐに高い評価も受けて、枚数は随分と市場に出ていると思います。ちょうど、アナログからデジタルの転換期で、この時期のクラシックのサンプルLPも随分と手元にありました。その中にカルロス・クライバーのレコードもあったので良く楽しみました。

音楽はきびきびとしていて、演奏会が間近に展開されているような感じを受けました。音楽ムーブメントから見ると、古楽器演奏の解釈が反映されているのではないでしょうか。演奏だけではなく、録音の面でも。ベートーヴェンの交響曲をピリオド演奏、録音したCDが続くのがこの後ではなかったでしょうか。各々の試みが反映されながらクラシック音楽の演奏、録音は変化をとどめないで行くんですね。わたしがカルロス・クライバーの残したレコード録音から受けた宝物は、演奏会へ足を運ぶ楽しみです。

 

2010-11-18

ミゾ有り、初回スタンパーのリヴィング・プレゼンス★シゲティ、ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ヴェンダー・ラベル、ミゾ有り、スタンパー1-1

2010-11-18 0

私家盤というレコードがあります。今でならデジタルレコーダーを使って、演奏家自身が録音を取り残しているでしょうが、レコード会社で知り合ったエンジニアに頼んで演奏会や、私的なパーティでの演奏の様子を録音してものを一部の仲間内だけに配るために作られたレコードです。演奏家のステイタスでそれぞれですが、シゲティはこの私家盤=プライヴェート・ディスクのアイテムが多い演奏家。短い準備時間、簡易なセッティングであう事も多くて、しかも、メーカーのようなプレスは出来ないので数十回の再生をしたら音ミゾが潰れるようなディスク。CDとCD-Rの関係と言えば分かりやすいでしょう。こうした録音があるので、シゲティの演奏は「汚れている」と感想が広まるのは致し方のない事ですね。

それに「汚れている」と言った表現の受け取り方でも、印象が違ってくる。クリント・イーストウッドの「ダーティ・ハリー」のダーティは、汚いという意味ですけど、それに似ている関係だと思います。確かに、レコーディング・セッションを組んでの演奏と演奏会でのスタイルが違っていたのは事実です。そこはシゲティという演奏家が録音と、ライヴに対してどう考えていたかという事のあらわれでしょう。復刻されているCDにはライヴやプライヴェート録音からの音源が増えています。そうした演奏だけを聞いていると、稀代のヴァイオリニストを楽しみ損ねてしまいますね。

 

美盤、完品★マイケル・レビン、パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 No.1、ヴィエニアフスキー:ヴァイオリン協奏曲 No.2 レインボー・ラベル、1stラベル

仕事を始める時、最初に何をしますか? 朝起きて、わたしが最初にする事はメールの確認です。これは仕事を始める時も同じ。メールが日常のはじまりを決めているようで、取り立てて急ぎの用件がメールボックスになかった時はゆっくりとコーヒーを煎れたりして、それから前日の作業の続きに取り組んでいたりします。それまでと言えば、明日はこれこれからしようとか、仕事場に着く前に一日の段取りを頭の中でスケジュール立てたりしていました。

メールで届けられる色々な種類の情報で、行動が管理されているんじゃないかと思える事があります。だからとて、メールを開かないわけには生きません。音楽家も同じではないでしょうか。一時代前までは天才という表現が良く見聞きしました。ただ達者な演奏が出来るというのではなくて、若年の知識、技術力の中でめいっぱい何かを表現として訴えてくるものがありました。これが音楽として魅了するのではないでしょうか。

情報として知らなかった、或いは、取り立てて知る必要のない音楽コンクールで「一等」になったと伝えられる演奏家の名前。それにたくさんの称賛の文句が続いている。一体評価してコメントを寄せている名の有る人たちがどのくらいその演奏家の成長を実際に把握してきていたのでしょう。言葉の弾みとして「天才」とは言うけれども、二十代になってからのピアニストがそういわれて喜んでいて良いのでしょうか。「情報」とは怖いものです。

大チャンス!!カザルス・フェスティバルでの羨望の一枚★カザルス、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ブルー・ラベル、1stラベル

幻の1枚。と、までは言いませんけれども、伝説の演奏を耳で確かめる事が出来ます。1960年のパブロ・カザルスがプエルトリコで行ったフェスティバルでのライヴ録音盤は、数万円で取引されていたレコードです。弦楽器の録音盤、チェロは特に市場価格はとても高いジャンルです。

それがどうして特価に出来たのだろう。時代の流れは巡りめぐると言うけれども、時に辛い期間がやってきます。何かとても巨大なものが、全体のバランスを取り直そうとしているようですね。今年は指揮者、レナード・バーンスタインが没後30年で、注目が集まっているようです。バーンスタインの名盤や、知られざる録音が目にとまりやすくなっています。これはリバイバルブームと言う事で分かりますが、時同じくして思いがけない出物が登場します。このカザルスのレコードもそうした1枚なのかも知れません。

2010-11-17

SQ録音盤★ヴィルコミルスカ、フランク:ヴァイオリン・ソナタ、シマノフスキー:神話 1stラベル

2010-11-17 0

艶、音色を損なわないで40年、50年の間良い状態であるレコードも稀少な事ですが、SQ録音盤で艶も音色も満足できるのは優秀録音で慣らしたレーベルでこそ可能な事だと思います。ステレオ録音でも左右のスピーカーの間に音が並んだだけの録音もありますよね。ただ、音がグルグルと頭の周りを回っている居心地の悪い録音は、今でも時に出逢う事があるのが残念です。

録音セッションの時にマイクの位相が違っているのを、最初のレコードをリリースする際に修正してカッティングしたというのに、オリジナルテープ重宝主義で位相がおかしい音に戻して再発売されているものも時にあるようです。この録音セッションの時のマイクの位相がおかしくなる事は、優秀なセッティングをしていても時として起こる災難のようなもの。録音本番前に急きょ追加したり、オーバーダビングをしたりした時に起こるようです。

オーケストラのようなたくさんの楽器が重なり合う録音と、ヴァイオリンとピアノといった二重奏の録音だとどちらが難関なのでしょう。

さて、SQ録音盤は2チャンネル再生では位相の変化が感じられるような聴こえ方をする事がありますけれども、コニサー・ソサエティ盤のこのレコードは違和感を全く感じさせません。

ど迫力!米COLUMBIA盤のリヒテル/ムソルグスキー:展覧会の絵 6EYEラベル、1stラベル

弩迫力の「展覧会の絵」です。CDでは「ソフィア・リサイタル」としてリヒテルが西側で初めて行った演奏会として良く知られています。再発売盤も何度もリリースされていますから、1度は聴いていらっしゃるでしょう。演奏に先立っての調律は厳密で、鍵盤を押した時のタッチを紙1枚のレベルで慎重に行われたといいます。繊細な音が揺れる事もなく、強じんな音が割れる事もないピアノの音が味わえるのがリヒテルを聴く楽しみ。ピアノ音楽がこんなに素敵なものなんだと、いつも教えられます。

展覧会の絵は、ラヴェルがオーケストレーションした演奏が親しまれていて、原曲がピアノ曲である事すら忘れられがち。そして、「ピアノ版での展覧会の絵は地味で不気味だな。わたしはオーケストレーションされたラヴェル版の方が華麗で好きだな」と感想を持っているならば、1度リヒテルで試したら「展覧会の絵」はただ華麗なサウンドを楽しむだけではなくて、聴き込む先に本当の奥深さがある事に気がつく事でしょう。

2010-11-14

売約済★オイストラフ、ロストロポーヴィチ、そしてセルの大名盤。ブラームスの2大協奏曲は2枚組での初発盤でした。

2010-11-14 0

日本盤のソニーのアナログ盤、CD盤を通してジョージ・セルの録音は、干涸らびたような響きだと感想を聴きます。確かに乾いたぎすぎすとした残響感が気になるところ。どうしてなのでしょうね。同じ録音は米コロンビアのオリジナルで聴く限りでは、全く別な録音ではないのかと感想をくれる事がほとんどと言っていいすぎではないでしょう。

録音の仕方の問題なのか、EMI録音盤でジョージ・セルを聴いて優れた響きを出す指揮者である事は、ブラームスの2つの弦楽器のための協奏曲をCDで聴いてもわかります。さて、その初版のアナログ盤でしかも、ぎゅうぎゅう詰めにしないで2枚組としてゆったりとカッティングしてありますからCDで聴ける音よりどれほど優れているのでしょう。・・・尚、このボックス仕様盤は2010年11月12日、金曜日にご注文を頂いて現在売約済となっています。

SOLDOUT★棒付きジャケ!!ギーゼキング/モーツァルト:ピアノソナタ集 レッド・ラベル、1stラベル

ありがとうございます。オーダーを頂き、こちらのレコードは SOLDOUT いたしました。2010年11月12日金曜日の朝、御希望の方へ発送いたしました。2010年11月14日日曜日お届けで手配いたしました。

 
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