いつも心優しく、見守って下さっているフミトン ( @fumiton ) さん。毎朝、3時頃から御仕事の準備に入られます。1日はじまりの気の効いたツイートは、わたしにとっての早朝の元気づけになっています。
少し病気持ちと言うこともあってか、わたしの事も分かってもらって居るみたい。そのようなところも嬉しくて、わたしの方からも見守っている感じです。
AMADEUSRECORD BLOG MAGAZINE --- So that you may enjoy the classical music more on the record --- アマデウスレコード、アマデウスクラシックスの総合ブログ。アナログレコードを中心としたエッセイ、コラム。CDレビュー、音楽事情を主体にニュースを熊本から発信。ドギャードなど注目の新進デザイナーズ・ブランドのアクセサリーもご紹介します。
いつも心優しく、見守って下さっているフミトン ( @fumiton ) さん。毎朝、3時頃から御仕事の準備に入られます。1日はじまりの気の効いたツイートは、わたしにとっての早朝の元気づけになっています。
少し病気持ちと言うこともあってか、わたしの事も分かってもらって居るみたい。そのようなところも嬉しくて、わたしの方からも見守っている感じです。
ぽぽなちゃん ( @popona )をイラストトレースしてみました。
あ、もともとイラストでしたね。元画像のアイコンは下です。
ぽぽなちゃんは鉄オタだという事がわかった。それも500だと言うことでした。
ウルトラセブンの最終回、モロボシ・ダンがアンヌ隊員に告白するシーンはとても印象的。毎回新鮮な試みを重ねてきた子ども向けの特撮ヒーロー番組の、最後に来てタブーぎりぎりの衝撃を残して投げ逃げという感じですね。わたしは男と女のラブ・シーンとして、好きな1幕です。
昨年BS11で全話再放映された時にキチンと観ることが出来たんですけど、意外とあっさりとしていて幼いことに観た時は永遠のシーンのような記憶でした。もう少し長い時間「ピアノ協奏曲」が使われていたように錯覚していました。
ただ、長くても1分から2分の使用なのですけれどウルトラセブンのオリジナル曲と交互に使用されていて最後はオリジナルのメロディーで締めくくられています。
ウルトラセブンの最終回で印象的なイントロを使用されているクラシック曲は、シューマン作曲 ピアノ協奏曲 イ短調。これの第1楽章。15分ほど音楽をとても適切に抜粋されていました。最終回を想定した上でシリーズを用意することは作品を印象深くさせることが出来るようです。ゴルゴ13の最終回は、最初の頃に完成していて金庫に納められているそうですね、ウルトラセブンも告白のラストシーンは最初から決められていたのかも知れない。
当初から予定の話数だったのか、作曲が間に合わなかったのかは分からないけれども作曲の冬木透さんに「シューマンのピアノ協奏曲」のような音楽をと頼まれたとか、そのような裏話。聞いたことがあります。
製作予算の都合もあって実際に「シューマンのピアノ協奏曲」のような音楽は録音されることもなかった。そして、スタッフが持っていたレコードが使用されています。当時リパッティとカラヤンの取り合わせで録音したレコードとして世界中で良く売れたレコードがそれでした。
ウルトラセブンの告白シーンの衝撃に、たったの1音で効果を上げた演奏で感じられる通りにまもなく若くして亡くなるリパッティの命を削る1音1音を若きカラヤンが見事にサポートしています。録音はモノーラルながら、中古盤の市場回転率は良くて枚数が多く現存していますから音質の状態が良いレコードが多いことはうれしいものです。
ドヴォルザークの音楽は、無性に聴きたくなることがあるのですけれども、わたしとしては秋がふさわしい音楽家。ほとんどこの季節から夏には聴く事はありません。例外はチェロ協奏曲などでしょうか。
という事で「新世界」交響曲も、今の季節は食指が動かないので昨日の夜放送されたBBC交響楽団演奏会の後半プログラムには気持ちが動きませんでした。悪い演奏だったという事ではないのです。秋に聴けば適切な感想が言えそうだと言うことです。
BEATLESです。コメント貰えるとは思いませんでした。有難うございます。BEATLES世代なので無意識にフォーカスしてしまう自分が怖いですね。
- BBC交響楽団演奏会 -
「バイオリン協奏曲 ニ短調 作品47」 シベリウス作曲
(33分45秒)
(バイオリン)神尾真由子
(管弦楽)BBC交響楽団
(指揮)イルジー・ビェロフラーヴェク
<アンコール>
「24のカプリッチョから 第13番」 パガニーニ作曲
(2分23秒)
(バイオリン)神尾真由子
「交響曲 第9番 ホ短調 作品95“新世界から”」
ドボルザーク作曲
(41分53秒)
(管弦楽)BBC交響楽団
(指揮)イルジー・ビェロフラーヴェク
<アンコール>
「スラブ舞曲 第2番」 ドボルザーク作曲
(5分42秒)
(管弦楽)BBC交響楽団
(指揮)イルジー・ビェロフラーヴェク
~NHKホールで収録~
<2010/5/12>
According to the Des Moines Register, Urbandale, Iowa police are investigating the death of SLIPKNOT's bass guitarist at a local hotel. Paul Dedrick Gray, 38, of Johnston was found dead at approximately 10:50 a.m. today by an employee at TownePlace Suites (pictured below), 8800 Northpark Drive, police said. There was no evidence of foul play, police said. According to KCCI.com, the Polk County Medical Examiner's Office is assisting in the death investigation and will perform an autopsy on Tuesday. Toxicology testing will be completed to determine if there were any contributing factors in the death of Gray, police said. Witnesses reported that items from the hotel room were carried out of the hotel around 2 p.m.バンドのメンバーが全員マスクをつけているので、表情も分からなければ年齢も姿からは伺えない。メンバーの写真や、CDジャケットのデザインに眼を細めてしまうことはあるけど音楽はとても良い。リーダーのショーン・クラハンが1969年生まれ。メンバー全員がCD世代のミュージシャンと言うこともあってなのでしょうか、レコード、ラジオではもちろんなくCDで聴いて心地いいバンドサウンド。公式ウェブサイトの充実なだけではなくて、YOUTUBEに公式のページがあるのも現代のメタル世代とわたしは評価しています。もしこの機会に SLIPKNOT を聴いてみようという音楽好きには、個人的にはビジュアル的な情報を調べる前に音楽だけを何曲か聴いてみる方が良さが分かるのではないかと助言します。
lovebonita:コラム[愛され組曲]5/24更新 「ときどき凹むこともあるけれど、今日もこばとは さえずっています。」 ソープランド 求人 らぶぼにーた 携帯版(18禁) http://www.lovebonita.jp/m/suite/?no=100524
満州の広大な大地の次に、オーストラリアの広大な土地は今でもうらやましいパラダイスでしょう。映画「日本沈没」でもオーストラリアの一番多くの日本人を受け入れて欲しいと要請する場面がありましたね。そして、日本人旅行者にとって危険な国とも言われている見たいです。
太平洋戦争で、中国、アジアをせめて破綻を招いた陸軍を、海軍が避難する場面も戦争を背景にした映画で目にします。そこには日本の軍隊が得意とする奇襲攻撃で、真珠湾攻撃、そしてシドニー港攻撃の成功があったからそれが自身となっていたのではないかしら。
日本はテロ攻撃を受けるなら、オーストラリアから受けるだろうという考えもされているようです。
雨が激しくなって衛星放送が時々、受信障害が出ている熊本です。農業地帯にあるわたしの家の周りは、雨が降っている間は舗道が冠水しちゃう。雨が降り止めば直ぐに染みこんでいくのは田畑があるからなんだなあと実感しています。足下が濡れても汚い水ではないのが幸いです。
通っていた小学校と並んであるミッション系の中学の周りは、大雨になると上下水が冠水してとても汚くて、側溝は渦を巻いていて危なかった。雨が止んでも数日はたまったまま。学校のグラウンドも湖のようになっていたのを良く憶えています。そんな時は制服のスカートが水で染まってしまうから、下着に挟んでいました。
牝鹿のように水たまりが浅いところを選んでぴょんぴょんと跳ね回っても、跳ね上げた泥汚れがあとで制服やらカバンから落とすのが大変だった。牛の歩みで軒先を借りながら帰宅した時には雨で腰が芯まで冷えてつらかった。
体調を壊すのはいけないし、側溝にはまってケガしたり、誰も人が通っていないと人さらいにあっても誰も気がついてくれないから、そう言う時はじっとしていなさい。と親に言われていました。それで高校の頃は、男子寮や学校の前の下宿に野球部の主将が暮らしていたので世話になっていました。
雨が降っている間、音楽を聴きながら身体を温めあっていたのですけど、ホルスト・シュタインのレコードが多かったのを今朝のFM放送を聞きながら思い出しています。商業的には日本では成功していた指揮者だったのか?
数日前に「ポスト・カラヤン」としてお薦めの指揮者はありませんか、とたずねられました。
カラヤンの若い時の姿は、俳優と言っても良いくらいにかっこいい。スマートという言葉がふさわしくて、指揮姿は極美。白手袋で半眼は、陶酔している指揮者のイメージと指定までは定着している様子ですね。
カルロ=マリア・ジュリーニもとてもハンサムで、カラヤンのライバル、あるいは後継者と言われていましたね。ホルスト・シュタインさんも同様で、音楽面はカラヤンを駿馬しているところもあります。カラヤンも劇場からのたたき上げの指揮者だから、純音楽さえドラマティック。録音に活動の場を主としていたカラヤンと対照的で、ホルスト・シュタインさんは劇場で活躍しました。
ホルスト・シュタインさんは親日家で、NHK交響楽団の常任指揮者でもあったのでミステリアスなものを感じられなかったのか日本のクラシック音楽ファンにはどういう受け取られ方なのでしょう。NHK-FMや教育テレビでは縁もあった指揮者だったからか、演奏が取り上げられる機会の多い指揮者だから、カラヤンに匹敵する音楽のプロポーションの美を今朝も楽しませてもらって嬉しかった。
雨も降っていたこともあって、高校の日々も思い出すことが出来ました。
NHK-FM名演奏ライブラリー -ホルスト・シュタインの名演-
「歌劇“オベロン”序曲」 ウェーバー作曲
(9分26秒)
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)ホルスト・シュタイン
<東芝EMI TOCE-7114>
「交響曲 第7番 ロ短調 D.759 未完成」
シューベルト作曲
(25分59秒)
(管弦楽)バンベルク交響楽団
(指揮)ホルスト・シュタイン
<BMG ENTERTAINMENT
BVCC-38192/38195>
「ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品19」ベートーベン作曲
(28分34秒)
(ピアノ)フリードリヒ・グルダ
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ホルスト・シュタイン
<ユニヴァーサル UCCD-9708~17>
「交響曲 第4番 ホ短調 作品98」 ブラームス作曲
(43分27秒)
(管弦楽)バンベルク交響楽団
(指揮)ホルスト・シュタイン
<エイベックス AVCL-25482~3>
『はんこは必要なかったですよね?』・・・わたしも、手渡されただけで済んだので『あれ?』とは思ってた。
わたしが部屋着だったから、うろたえていたのかな。でも、ゆうパックではなくて定形外郵便でした。
ウィジェットの取得は:
The Twitter Widget brings twitter and your site community together.
電王が話題になっています。熊本で「仮面ライダー 超・電王のひみつ 超・大図鑑」が午後2時30分(2010年5月22日土曜日)からKAB熊本朝日放送でオンエア。
仮面ライダーシリーズが平成のなってからは、女性も楽しめるようになりました。昭和のシリーズもブラックライダーやアマゾンには女の子でも夢中になりました。V3での少年ライダー隊で女の子が活躍することはあっても、わたしにとって仮面ライダーは男の子、男の世界を強く感じて遠目から観ている次第です。平成ライダーシリーズも、ウルトラマンのように昭和のシリーズを知るファンにもアプローチできるようなストーリーから、新しい時代への転換も果たせた感じがします。
5月に入って久々に、ツイッターのアイコンを日替わりにしています。Apple Mail のアイコンを参考にしたテンプレートでデザインを統一。先週は懐かしアニメでしたが、今週からは(わたしの場合土曜日が週のスタート)特撮シリーズ。題1週目は特撮ヒロインです。
今日はロボコンのロビンちゃん。これも特撮ヒロインですよね。少しひねったシリーズになりそうですよ。
原作は石ノ森章太郎、『がんばれ!! ロボコン』は1974年10月4日から1977年3月25日にかけて全118話(放送回数は124回)が放送。
2009年10月21日から2010年6月21日にかけて一ヶ月おきに「がんばれロボコン DVD‐COLLECTION」全5巻が発売中。初回限定ではあるが、全5巻が発売されれば国内では初の全話ソフト化となる。1巻が25話、2巻が24話、それ以降は23話収録。
「為せば成る 成さねばならぬ 何事も」と言う言葉は、『頑張れ』という自分への言い聞かせのように、わたしの気弱になったり怖いと感じた時に無意識に出てくる口癖として根付いています。
ヘテムルのサーバー容量が、これまで10ギガだったものが5月19日の午後3時、42.195GBに増量。前々からアナウンスされていたのですけど、冗談で「50ギガぐらいにドンと太っ腹でアップしたらいいね」って @web_eye などと話していて、せめて30ギガにはアップするかしらと期待していましたら、50ギガには及びませんでしたけど、42.195ギガ。半端な数字だなあと思ったら、マラソン距離ですね。
月に税込みで1,575円。わたしはプロバイダーも頼んでいるので併せても4,000円ほど。
ヘテムルの管理画面は面白くて、今回の容量アップも「進行率何パーセント」とアニメーションが表示されて管理画面を開くのが楽しみにさせてくれます。現在はWebからのFTPプロジェクトが進行中。こういう案内があると、新しいFTPソフトを試すのは待ってみようかと思えるのでヘテムルの戦略にまんまとはまっています。
サーバー容量が余裕が出来てくると、高画質のまま画像をギャラリー表示したくなる。ブログにアップしても良いんだけれども、写真だけの羅列では締まらないし、文章でまとめていると時間を取ったり即時性には問題有り。
写真をかっこよく見せるためにCSSにばかりかまっていてもなあ、って思っているところ。
かちびとネットでタイミングのいい記事が更新されたのでご紹介。いつも嬉しい情報ありがとうございます。
輝くエフェクトが素敵なcss3+jQueryのギャラリー・ShineTime
ダウンロード / デモ
と、思っていたら... 予定より早く「メンテナンスの実施」だって。しかも、余程慌てて表示するページを差し替えてのでしょう。今日は5月16日です。
メイン遣いの tumblr. にもサブドメインを設定しました。URLアドレスは http://note.amadeusrecord.com/
音楽に特化したもの、情報中心のもの、アニメやメモ・レベル、つぶやき。ネットでのビジネスやコラボレーション。それぞれにテーマを振り分けてサブとして更新しているブログに対して、メインのブログは内容雑多。カスタマイズも手をかけているものだから、PC環境では観られない、コメントが書き込めないと要望を受けて、いつの間にかたくさんのサイト、ブログに伴ってドメインまで管理するようになりました。
わたしとしては分かっているだけどアマデウスレコード全体のドメイン、サイト構想を整える一環として、随時サブドメインに切り替えていっています。この「アマデウスレコードのおと」はメインの tumblr.
サブドメインをネームサーバーで tumblr. の方向に向けて、tumblr. にサブドメインを認識。「72時間でサブドメインでの運営に切り替わるとメッセージ」がでて、うんうん、一時的には表示されないかも知れないとアクセスしてみたら、時間的ロス無くサブドメインがネット浸透完了していたようです。
DNS変更したのが日本時間で土曜日の夜というのが、幸いしたのでしょうか。それともドメインのネームサーバーの管理ランクが違うのか、これまででも早くて1時間は設定したてのサブドメインでは表示されなかったのに驚きました。ドメインを変更してサイトが表示されないというのは、ビジネスサイトならとても迷惑なことですよね。個人のブログでも「表示されないよ」とメッセージ頂くと恐縮しちゃう。やはり Google にドメイン管理をまかせているって有意義な事かも知れない、と感慨を受けたのでした。英語表示だけど、慣れれば問題無いですものね。
@amadeusrecord おはようございます。今日のアイコンは墓場鬼太郎ですね。毎日楽しみにしています。
posted at 08:26:09
@shangbanzhu 小さい頃、ゲゲゲの鬼太郎と呼ばれていたのだ
posted at 08:32:58
@amadeusrecord それは...前髪で片面が隠れていたかそれともいつも妖怪アンテナがピン!と立っていたからですか?w
posted at 08:35:40
@shangbanzhu 長めのおかっぱだったので、写真だと片目だけ出ているように写っています。髪も太くて剛毛なので、怒ると髪がふわりと立ってました。
posted at 08:40:54
@amadeusrecord なるほど。ご丁寧な回答ありがとうございます。墓場で運動会をしていたのでなくて良かったですw
posted at 08:45:50
@shangbanzhu 墓場で運動会をすると怒られます。ケガしたら治りが遅いからって。でもね、お寺でかけっこしててしゃれこうべけったくって怒られました。
posted at 08:47:32
@amadeusrecord なかなかワイルドな幼少期をすごされたのですねww 以前送っていただいた最近の写真からは想像もつきませぬ。(リフォローありがとうございます)
posted at 08:59:22
@shangbanzhu 小さい頃、周りは年上のお兄さんばかりだったのです。小学四年生の頃から夏になると良くおへそ見せろと言われて、裸にさせられていたのだ。
posted at 09:12:11
@amadeusrecord まあ!お兄さんたらッ。九州は福岡、長崎しかいったことないんですが、生家の周りは絵に描いたような田園風景ですか?川で泳いだり、蛙をふくらましたりとか...
posted at 09:15:51
@shangbanzhu 今住んでいる自宅のまわりは半農世帯が半分以上で、川には螢がいます。生まれ育ったところは住宅地だったけどお寺があったり神社があったり、竹林が裏にあったりと広い敷地の家ばかりでした。
posted at 09:20:30
@amadeusrecord 本当にゲゲゲの歌が聴こえてきそうな風景ですね。私は都会育ちで蛍を見たことがありません。朝の楽しいひと時をありがとうございます。又@させていただければと思います。
posted at 09:26:50
@shangbanzhu 今朝は起床して1時間してTL開けたけど、徹夜明けのこの時間は不機嫌なので、気をつけてね。
posted at 09:28:34
このあと講談社から「ゲゲゲの鬼太郎」として有名になるのですけど、講談社はどういう名前でドラマに出るのかもちょこっと楽しみ。
* * *
ドラマの中で今週は紙芝居時代の「墓場鬼太郎」が出てきましたけれども、それで「紙芝居は一点物。日本中をまわっているうちにぼろぼろになったら捨てられてしまう」とあったように、貸本だって特殊な存在で、原稿は買い取り。オリジナルの原稿は印刷工場で紛失されていくものでしょう。「あとには何も残らない」という番組のある種、貫いているテーマのように感じました。
「ゲゲゲの鬼太郎」は形が改まって登場する度に、現在のイメージに固まってきました。鬼太郎の片目は生まれて地中から出てきた時に、水木青年にすがりついた時に投げ出されて墓石に当たってつぶれてしまった。と言うのがわたしの深く刻んでいるイメージ。その時に痛みと見捨てられた事への鳴き声の訴えに、目玉オヤジを導くことになるというのがとても幼心に響くものがありました。
* * *
わたしが鬼太郎の誕生エピソードを知ったのは、小学校の時の男友達が「鬼太郎夜話」という上下巻のコミックを貸してくれたことでした。上下巻だったけど、冒頭の誕生秘話が印象的で読み進めたのかどうかは今では記憶していません。いつか改めて読み返したいと思っているまま、今に至ってしまいました。
と言うのも「ゲゲゲの鬼太郎」。出版社が違うの絵柄は大目に見ても、コマ割りや話し運びが違っている。最近出版されている「ゲゲゲの鬼太郎」は初出の「墓場の鬼太郎」を復元しようとしているようで、わたしが読み返したい「ゲゲゲの鬼太郎」じゃない。10年前に今のところに自宅を建てて、引っ越しの時に持ってきた「アニメージュ」などを近所の「懐古堂」という古本や、おもちゃを売っている店に買い取ってもらった時に待ち時間の間に古い鬼太郎のコミックを見つけた。その時に買っておけば良かったな、今はその「懐古堂」は消えてしまいました。
* * *
お寺でしゃれこうべをけったくってしまったのは、まだ幼稚園に上がるか上がらない頃のこと。わたしは近所のお兄さんたちの後を一生懸命に追っかけていて、焼いた炭が落ち着いているところを走り抜けようとして脇にあったのをけってしまったようです。
生まれ育った家の近くのお寺に新しい納骨堂が出来る時に、そこに治める時に焼き直されているところだったと言うことを後々母の話で、繰り返し聞かされました。当然だけど、その時のわたしはなんのことか分からなかった。近所のお寺は遊び場で、(お寺は廊下の下が高いから)縁の下やらお地蔵さんの祠の中でかくれんぼやらおっかけっこをして体力をつけることが出来ました。
その頃は肌が弱くて汗疹が直ぐ出来たりしていたので、髪はショートカットと言えばかっこいいけど、おかっぱ。前髪を垂らすとすっぽり鼻まで隠れてしまっていたので、髪留めをしていないで写真を撮ったものなどは鬼太郎のようでした。
* * *
わたしが最初に読んだ「ゲゲゲの鬼太郎」はコミックサイズの本ではなくて、カラーページが多い大判の本でした。月に一巻づつでも出ていたものでしょうか、少年少女文学全集などと一緒に家の隅の本棚にありました。出版社は全く憶えていないけれども、大手流通の本ではなかった感じです。本の後半は読者からの投稿されたメッセージやら、鬼太郎のイラストなどがカラーで載っていました。
確かサインも頂いていたんじゃないかしら。暑中見舞いといった感じの、はがきに印刷されたカラー刷りの鬼太郎のイラストに簡単なありがとうとあるものでした。今で言うプリントゴッコで印刷したような風合いで、ドラマの中で「少年戦記の会会報」が出てきたのに懐かしさを感じました。
恐らくマンガ家の先生から頂いた最初のサインではなかったでしょうか。同じような感じで手塚治虫さんからのはがきなどもあったので、当時の読者との交流は出版社経由ではなかったのかも知れませんね。わたしにとっての「ゲゲゲの鬼太郎」は、アニメーションではなくて水木しげる先生のペンのタッチと色むらのある筆で塗られた色づけなんです。
それで、昭和35年に出版された「墓場鬼太郎」を着色してみることに決めた時、ベタのカラー塗りではなくてテクスチャーでカラリングしてみました。地味な布地でパッチワークしたような感じに仕上がりました。Twitter用のアイコンなので、細かい部分は手抜き。こり出したらきりがありません。