2010-03-17

追想 Anastasia

2010-03-17
ロマノフ王朝のミステリー、悲劇の皇女アナスタシアは生きていたのか、死んでいたのか。
ノスタルジックな音楽も、何よりイングリッド・バーグマンが好きです。小さい頃、似ているといわれたことがあります。大きくなったら、バーグマンのような女性になるんだ。と色々と映画を観ました。
映画で登場したクラシック音楽は、
冒頭で
リムスキー=コルサコフ作曲 ロシアの謝肉祭
劇中で観劇されるバレエは、
チャイコフスキー作曲 眠れる森の美女
観劇後のパーティで演奏されていた、
モーツァルト作曲 アイネ・クライネ・ナハトムジーク
他に、ピアノで演奏されていた、
ヨハン・シュトラウスのワルツなどがあります。
ユル・ブリンナー演じるボーニン将軍と、密かに夜会からアナスタシアが抜け出すように皇太后がハッキリと言葉にしないで、しっかりと抱きしめて別れを味わった後、舞踏会場へ階段を下りるシーンで終わります。
良く分からない幕切れのようだけれども、映画が作られた頃は世界情勢の関係もあってぼかされています。そこがまたロマンティックなんです。

そして、皇太后を演じたヘレン・ヘイズに最後はしっかりと持って行かれている映画です。このシーンではイングリッド・バーグマンも村娘に感じられるほど、泣き崩れようとして留まる表情にヘレン・ヘイズが大女優であることを強く感じました。

※下の写真では緑色になっていますが、映画では真紅です。

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