AMADEUSRECORD BLOG MAGAZINE --- So that you may enjoy the classical music more on the record --- アマデウスレコード、アマデウスクラシックスの総合ブログ。アナログレコードを中心としたエッセイ、コラム。CDレビュー、音楽事情を主体にニュースを熊本から発信。ドギャードなど注目の新進デザイナーズ・ブランドのアクセサリーもご紹介します。
インターネットのブログやコメント、ツイッターなどの文章の最後には”www” がついていたりするようになりました。これは若い人が良く使っているもので、それが意味するところは「What a Wonderful World」の略で「人生賛歌」を暗示しているものらしいです。ものに恵まれた時代に育った若者らしいことで、その若者の間では、アームストロングが入口となってジャズが人気となっているようです。女子ジャズと言って今、ブームですがルイ・アームストロングが「What a Wonderful World」に込めた思いを考えると共に、若者の風潮を真似して間違った使い方をして悦に入っていないか心がけましょう。アームストロングの名前から、アポロ宇宙船を連想した人は特に注意が必要です。
渋いレコードを聴いているね・・・。そういわれるだろうジャズのアルバム『ブルー・ミッチェル/アウト・オブ・ザ・ブルー ( Out of the Blue ) 』は1958年12月録音で、レコードの発売は1960年でした。リーダー・アルバムは少なくありませんけれども、全体をまとめ上げているという感じで『バンド・リーダーがブルー・ミッチェルだ』って印象。年季の入ったジャズと一緒に生きてきたような方は関心だと言ってくれるけど、『典型的なB級ジャズメン』であるとか、マイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーンでは微に入り細に入りの説明があるのに『タイトル通りブルーなハードバップ・アルバム』と不可解な一言で済まされていたりしますからあきれるやら残念やら。