2011-02-11

[わたしを育てたジャズ・ディスク・レビュー]BLUEとあるからってブルージーだけではありませんよ!ブルー・ミッチェル/アウト・オブ・ザ・ブルー Riverside 12-293 http://ow.ly/3UlKp

2011-02-11 0

渋いレコードを聴いているね・・・。そういわれるだろうジャズのアルバム『ブルー・ミッチェル/アウト・オブ・ザ・ブルー ( Out of the Blue ) 』は1958年12月録音で、レコードの発売は1960年でした。リーダー・アルバムは少なくありませんけれども、全体をまとめ上げているという感じで『バンド・リーダーがブルー・ミッチェルだ』って印象。年季の入ったジャズと一緒に生きてきたような方は関心だと言ってくれるけど、『典型的なB級ジャズメン』であるとか、マイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーンでは微に入り細に入りの説明があるのに『タイトル通りブルーなハードバップ・アルバム』と不可解な一言で済まされていたりしますからあきれるやら残念やら。

ブルーとあるからってブルージーでもありませんよ。ジャズ初心者でもパーソナルを見れば興味沸くでしょう。

Out of the Blue

<パーソネル>

  • ブルー・ミッチェル(tp)
  • ベニー・ゴルソン(ts)
  • ウィントン・ケリー(p) 1~6
  • シダー・ウォルトン(p) 7
  • サム・ジョーンズ(b) 1,3,4
  • ポール・チェンバース(b) 2,5~7
  • アート・ブレイキー(ds)

 

 
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