2012-02-13

カラヤンのミステリー むしゃん良か男なぁ - 荒波に揉まれて人間は成長する。でも、それは生き様で、才覚は持って生まれた天分。

2012-02-13 0

帝王ヘルベルト・フォン・カラヤンの最初のレコードが発売されたのは1939年。最初の記念すべきレコード録音セッションは前年の12月9日、モーツァルトの歌劇『魔笛』序曲でスタートしました。欧米ではこれが最初のレコードとして発売されたわけだけど、日本では翌年のベルディの歌劇『運命の力』序曲が先の発売となりました。

Karajan1940

華々しさを感じるので日本のレコード販売戦略としては、『運命の力』序曲を選んだのでしょう。今だと軽やかにモーツァルトでデビューというのがおしゃれなのかもしれませんが、戦前の日本でのモーツァルトの認識度は宜しくなく。写真の様な優男のカラヤンなので、軽んじられていたのかも。
しかしまぁ、よか男ばい。むしゃんよかなぁ~♪

2011-03-28

Del Monte PINEAPPLE - SPレコード時代の広告写真

2011-03-28 0

子供の頃・・・今でも、パイナップルと言えば"豪華"と感じてしまいますけれども、普通に本物のパイナップルをまるごと1個買ってきて切って食べているのに面白いものです。子供の頃のイメージって根強いものですね。リンゴを輪切りにして、パイナップル風のシロップ漬けに成っていた缶詰は今でもあるのかしら?

Look1941-01-18p13

1941年のアメリカの一般向け雑誌の広告。バーベキューのタレが染みたパイナップルは苦手。

2011-03-01

関屋敏子「ホフマンの舟歌」 - SP時代の日本のオペラ歌手

2011-03-01 0

歌い方は今聴いても、日本のオペラ歌手としてはトップレベルだと言えるほどだと思います。SP盤としてのマイナス・ポイントは差し引かなければいけませんけれどもね。関屋敏子さんが録音していた頃は、まだ統制も厳しくはなかったと思いますが"録音盤の割り当て"というものがありました。

 

2011-01-10

SPレコードを聴く❧トスカニーニの美しく青きドナウ[1941]

2011-01-10 0

傍らにあるのはデスマスク!? ガラスケースの中に2つのデスマスクが収めてありますが、1つはワグナーだとすぐに分かったけれども、もう一方はブラームス?チャイコフスキー? 写真はピアノに向かっているトスカニーニ。夕べ放送されたトスカニーニのラスト・コンサートの放送が、1950年代に最初にオン・エアされた通りに再現されて放送されていましたね。そこで指揮者としてではなくて、作曲家トスカニーニとしてピアノに向かって曲を描いているシーンが放送された時にはデスマスクが脇にあったのには気がつきませんでした。

この部屋にはもうひとつ。ベートーヴェンのデスマスクもあるという事です。

写真はピアノに向かうマエストロ、87歳の時にミラノで1954年の撮影。 via fansinaflashbulb.wordpress.com

 
アマデウスレコード☃ブログ組曲第4番. Design by Pocket