2012-03-08

【60%OFF】《人類の遺産》英EMI RLS 712★リーフレット★カザルス(vc)、J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲 - 試聴あり

2012-03-08 0

金属マスターからの復刻なので原盤はSP録音だとは思えない音で聴ける。このことがカザルスの《無伴奏》が人類の遺産たる所以でしょう。当時単なる練習曲だと思われていたJ.S.バッハの至曲。古本屋で数百年をカザルスとの巡り会いを待っていた。そんなエピソードは、神のいたずらか。それなりに名演奏家で売れるレコードをレコーディングしていたからこそ、LPレコードにして3枚組になるレコードを作る事が出来たわけです。売れると分かっていたから、金属マスターも多く造り残されていたわけですね。

Rls712

【器楽曲】ストアサイトで通販中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e576769.html

  • レーベル:英 EMI
  • レコード番号:RLS 712
  • オリジナリティ:リーフレット、3枚組

曲目:J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲

演奏:パブロ・カザルス(Vc)

価格 ¥9,500(¥9,975 税込み、送料無料)
60% OFF
新価格 ¥3,800 (¥3,990 税込み)
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2012-03-05

【価格値引69%OFF】ボールトは《惑星》だけではない!《さまよえるオランダ人》を聴け★英EMI ASD3071 ボールト指揮ロンドン・フィル/ワグナー:管弦楽曲集第4集

2012-03-05 0

梵鐘のような響きではなくて、ベネチアン・グラスの音色を楽しむようなところがあるのがボールトが演奏したワグナーの音楽。繊細な演奏と言うことではなくて、自分の存在を主張して注目させる音楽とは違うと言うことです。ワグナーの管弦楽曲集は、歌劇の内容と切り離すことは難しいのですけど、ボールトはそれを成功させている指揮者の一人ではないかしら。

価格を改定しました。8,400円(税込み)を2,625円(税込み)に69%OFFに価格を下げました。ご注文合計5,251円(税込み)以上で、送料無料です。

Asd3071

☆通販レコード 価格改定69%OFF
管弦楽曲】 詳しくは通販サイトで確認を http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e291488.html

  • レーベル:英 EMI 
  • レコード番号:ASD 3071 
  • オリジナリティ:モノクロ切手ラベル、オリジナル 


曲目:

ワーグナー:さまよえるオランダ人序曲、神々のワルハラへの入場、タンホイザーの大行進曲、ファウスト序曲、リエンツィ序曲


演奏:

  • 指揮: サー・エードリアン・ボールト 
  • 管弦楽: ロンドン・フィル 
価格 ¥8,000(¥8,400 税込み、送料無料)
69% OFF
新価格 ¥2,500 (¥2,625 税込み)
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SOLDOUT★誇張感の少ない自然な感じのHi-Fi録音 - 英EMI ASD 2613★カラー切手ラベル★バルビローリ指揮ロンドン交響楽団、R・シュトラウス:英雄の生涯【試聴あり】http://amzn.to/z4hRNy

Asd2613soldout

管弦楽曲】このレコードはSOLDOUTしました。 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e121892.html

  • レーベル   英EMI
  • レコード番号 ASD 2613
  • オリジナリティ:カラー切手ラベル、2ndラベル

曲目

R.シュトラウス:英雄の生涯

演奏

ジョン・バルビローリ指揮ロンドン交響楽団

2012-03-04

《情熱的ド迫力》英EMI ASD-2751☆モノクロ切手ラベル☆デュ=プレ(vc)、バレンボイム指揮シカゴ交響楽団、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲,森の静けさ

2012-03-04 0

Asd2751

通販中

協奏曲】人気のオリジナル盤 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e597160.html

  • レーベル:英EMI
  • レコード番号:ASD 2751
  • ラベル:モノクロ切手ラベル、オリジナル


曲目:

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲,森の静けさ


演奏:

  • ジャクリーヌ・デュ=プレ(vc)、
  • ダニエル・バレンボイム指揮
  • シカゴ交響楽団

 

盤コンディション:NM
ジャケットコンディション:NM-


価格:14,000円(14,700円税込み)

2012-02-19

UK EMI ASD2751 - JACQUELINE DU PRE(vc),Barenboim/ Chicago Sym. Orch. - DVOŘÁK: Cello Concerto

2012-02-19 0

Asd2751

 

レーベル:英EMI

レコード番号:ASD 2751

オリジナリティ:モノクロ切手ラベル、1stラベル

 

曲目:

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲

 

演奏:

  • ジャクリーヌ・デュ=プレ(vc)、
  • ダニエル・バレンボイム指揮
  • シカゴ交響楽団

 

1970年、デュ=プレ25歳の時の録音。彼女の演奏の中でも最も情熱的なものと言えるでしょう。第2楽章は良く歌い、終楽章はド迫力です。

録音もチェロを前面に出し、彼女の由美使いの細かいところまで良く聴き取れます。嘗てts派が再発でこの録音を出したTOKIOとが歪んでいましたが、持ち路のリジナルではそういう事は無く良い音です。

 

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UK EMI ASD-2470 - BEROFF(p), GRUENBERG(vn), DE PEYER(cl), PLEETH(vc) - MESSIAEN: QUARTET for The END OF TIME

Asd2470

 

レーベル:英EMI

レコード番号:ASD-2470

オリジナリティ:セミ・サークル・ラベル、1stラベル

 

曲目:

メシアン:世の終わりのための四重奏曲

 

演奏:

  • ミシェル・ベロフ(p)
  • G. ド・ペイエ(cl)
  • ウィリアム・プリース(vc)
  • エーリッヒ・グリュンベルク(Vn)

 

1969年録音。音は厚味と現代音楽にふさわしい切れがあり、もやもやしたところは一切ありません。ベロフのピアノが素晴らしく、演奏も達しと並ぶ名園のひとつでしょう。

 

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2011-12-12

大人気盤入荷 購入希望はこちらへ ジャクリーヌ・デュ=プレのドヴォルザーク:チェロ協奏曲(英EMI ASD 2751)

2011-12-12 0

ドヴォルザークの《チェロ協奏曲》は、19世紀から20世紀へとクラシック音楽の発展を橋架けた名曲です。クラシック音楽の作品群にはチェロ協奏曲がベースにあり、バロック時代から古典派にかけて協奏曲の作曲家はチェロ協奏曲の作品が占める割合が多い。それは仕えていた貴族の主が主にチェロの奏者であったからです。

ですが、主の嗜好、或いは技量にあわせて作曲されていたので同曲異版といった印象は否めない。現在のチェリストが嘆くのは仕方の無いことでしょう。

しかし、かなりのトライがなされ尽くしていたので以降の作曲家は《チェロ協奏曲》を多く書いていません。そうして19世紀が終わろうという頃になってドヴォルザークが《チェロ協奏曲》の決定版を書きました。これを聴いてブラームスが、「チェロでこんな素晴らしい協奏曲がまだ作曲できる余地があったとは、不覚だった」と驚嘆。20世紀のクラシック音楽は、このドヴォルザークの《チェロ協奏曲》に触発されたウォルトンの作品で幕開くのでした。

これまでドヴォルザークの《チェロ協奏曲》の推薦盤を尋ねられた時には、ジャクリーヌ・デュ=プレの演奏盤を奨めてきました。ただし、『音の印象は、英オリジナル盤を聴いてのもので、CDを聴いての感想ではありません。』と一言は外せない。

出物は争奪戦になるレコードの代表。このレコードを2年ぶりに入荷です。関心のある方はコメントください。 写真は2年前に紹介した英ANGEL盤ですが、今回「英EMI ASD 2751」盤を入手できました。

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アマデウスクラシックス! 稀少アナログ、オリジナル盤通販サイト:SOLDOUT★ドヴォルザーク:チェロ協奏曲/デュプレ via amadeusclassics.otemo-yan.net

2011-10-25

SOLDOUT - 夭折の天才指揮者の残した、わずか6曲のステレオ録音の中の貴重な1曲★グィド・カンテルリ指揮フィルハーモニア管弦楽団、ベートーヴェン:交響曲第7番 1stラベル

2011-10-25 0

本日、10月25日午後2時以降の配達で手配しました。このレコードはSOLDOUTとなります。録音は1956年5月29日〜31日。このベートーヴェン:《交響曲第7番》の録音に続いて、モーツァルト:《交響曲第29番》、ベートーヴェン:《交響曲第5番》の録音が行われています。ベートーヴェンの5番は第1楽章を書いているので、レコードで発売された録音はモーツァルトがグィド・カンテルリの白鳥の歌。

先日NHKのBSで、映画「大脱走」が放映されていましたが、映画と同じように収容所から集団大脱走の末に脱走に成功したのはふたり。そのひとりが指揮者グィド・カンテルリでした。イタリアの軍人の息子に産まれた若者は、14歳の時に「天才少年ピアニスト」としてデビュー。音楽界の寵児になります。

その後、ドイツ軍に対してレジスタンス活動を行いますが逮捕されて各地の収容所を転々としています。映画「大脱走」の登場人物を思わせます。

グィード君の大成功についてあなたに報告できることを心から嬉しく思っています。彼を私のオーケストラに紹介してよかった。楽団員たちも、私と同じように、彼のことが好きになりました。私は長い経歴の中で、これほど才能のある若者に出逢ったことがありません。彼はきっと成功します、この先きっと。

1856年にモーツァルトの生誕100年を記念した音楽祭が開かれ、それを継続して開催されるようになったザルツブルク音楽祭。それから更に100年後の1956年のザルツブルク音楽祭で、演出も自ら行ったモーツァルトの歌劇《コジ・ファン・トゥッテ、女はみんなこうしたもの》を大成功させた後、将来の成功をトスカニーニに期待されていたカンテルリは突然の不慮の事故で亡くなります。それはトスカニーニの待つニューヨークでの演奏会を行う為に乗った飛行機の離陸失敗でした。この飛行機事故で二人の生存者が残ったのですが、この度はカンテルリはこの二人になる事はありませんでした。そして訃報は到着を待つトスカニーニは知らされる事は無かったと言います。36歳の若い天才指揮者の死でした。

このザルツブルク音楽祭で詳細を浴びた指揮者がもう一人。それがフェレンツ・フリッチャイ。1956年当時彼は42歳。2年後に白血病の悪化、カンテルリの後を期待されるようにモーツァルトの歌劇《イドメネオ》で追加演奏会が開かれるほどの大評判を得ますが、その翌年に《ドン・ジョヴァンニ》を上演した後で白血病の悪化が進み、闘病生活を送っていたまま音楽界に戻ること無く亡くなります。1963年、48歳での病死でした。

何かの巡り合わせでしょうか、この1956年のザルツブルク音楽祭というのはフルトヴェングラーの後を受けてヘルベルト・フォン・カラヤンが音楽祭の代表となった年なのです。そしてまた、この1956年にハンガリー動乱をくぐり抜けた若き指揮者が居ました。ピアニストのジョルジュ・シフらと共に西側へ亡命を成功したのがイシュトヴァン・ケルテス。ケルテスはフリッチャイの後を受けて登場したラファエル・クーベリック --- フリッチャイが白血病視した1968年、クーベリックは“プラハの春”事件の渦中にありました。 --- と入れ替わるようにウィーン・フィルの期待を得ます。しかし、1973年のこと。ウィーン・フィルとブラームスの交響曲第4番を録音している途中で、録音の合間に遊泳中に海岸から姿を消してしまいます。溺死したと判断された43歳での死でした。

カンテルリ、フリッチャイ、ケルテスは、帝王カラヤンの10歳、20歳年下となる“ライヴァル”と言われていた存在でした。その3人の中でひとりでも事故や病気を逃れていたら、カラヤンに“帝王”の冠はついていたでしょうか。

中でもケルテスはカラヤンの後継者とも賞賛され、何よりウィーン・フィルの信頼を浴びていました。ケルテスの死を惜しんだウィーン・フィルは、ブラームスの交響曲第4番がこのままお蔵入りになるのは悲しいと、録音されず終いとなった第4楽章を指揮者なしという前代未聞のレコーディングで完成させています。ウィーン・フィルの意地だったのか、ザルツブルク音楽祭の主役はウィーン・フィルであり、ベルリン・フィルから退任を求められたカラヤンがウィーン・フィルだけで今後は続けていこうと決断した矢先にカラヤン自身が急死。「左胸のあたりが調子悪いから、自宅の温水プールで泳いだ」数時間後の心不全での最後でした。ケルテスの死にはカラヤンの陰謀説もあったぐらいで、因縁めいた最後にも思えます。そして、長年の関係であったにもかかわらずカラヤンとウィーン・フィルの進行中だった録音は未だ手つかずのままに放られています。

カラヤンはウィーン・フィルとの関係を改めて深めて、1991年にはザルツブルク音楽祭に戻ってくる予定になっていました。それから数えて20年。数多くの録音が未だ生きているカラヤン。SP録音、モノラル録音からステレオ録音、デジタル録音とどのくらい有るのでしょうか。カンテルリが残したステレオ録音は、わずか6曲。そのうちの貴重な1曲がこのベートーヴェンの7番の交響曲です。

ステレオ録音で発売されたレコードは6曲。他の4曲は、モーツァルト:《音楽の冗談》、シューベルト:交響曲第8番《未完成》、ブラームス:《交響曲第4番》、フランク:《交響曲》。

Cfp103soldout

SOLDOUT 2010年3月に、アマデウスクラシックス第20回頒布盤として案内したレコード。

【交響曲】

  • レーベル:英 EMI CLASSICS FOR PLEASURE
  • レコード番号:CFP - 103
  • オリジナリティ:1stラベル

曲目: ベートーヴェン:交響曲No.7

演奏:

  • 指揮: グィド・カンテルリ 
  • 管弦楽: フィルハーモニア管弦楽団


試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:

  • 1956年に36歳で亡くなった、カンテルリが残したわずか6曲のステレオ録音。そのうちの貴重な1曲がこのベートーヴェンの7番の交響曲。オリジナルは超高価なレコードですが、このCFP盤は最初期のプレスということで音質は優秀。盤もそれなりの重量があります。オリジナルに近い自然な弦の音ながら、オーケストラ全体には力感があるというEMI初期のステレオ録音の良さがあります。
  • 盤は2楽章の終わりに大きくない数回のプチ音があり、小さいチリ音が聞こえるところもありますが全体では良い状態で鑑賞できます。目に見える傷はありません。
  • ジャケットは正面コーティング。綺麗な状態ですが、裏面に若干の書き込みがあります。
  • それにしてもこの人とフリッチャイとケルテスが、こんなに早く亡くならなければ....。


ⓇNM ⒿNM

2011-10-20

UK EMI ASD-2377 BARBIROLLI, NEW PHILHARMONIA - MAHLER: SYMPHONY No.6, R.STRAUSS: METAMORPHOSEN - http://amzn.to/roSGrD

2011-10-20 0

UK EMI ASD-2377 BARBIROLLI, NEW PHILHARMONIA MAHLER: SYMPHONY No.6, R.STRAUSS: METAMORPHOSEN

 

【交響曲】UK EMI ASD-2377 / BARBIROLLI, NEW PHILHARMONIA - MAHLER: SYMPHONY No.6, R.STRAUSS: METAMORPHOSEN - http://amzn.to/roSGrD

  • レーベル: 英 EMI
  • レコード番号: ASD-2377
  • オリジナリティ: カラー切手ラベル、1stラベル

 

2011-10-17

売約済 - 夭折の天才指揮者の残した、わずか6曲のステレオ録音の中の貴重な1曲☆グィド・カンテルリ指揮フィルハーモニア管弦楽団、ベートーヴェン:交響曲第7番 1stラベル

2011-10-17 0
本日、お昼前にご注文を頂きました。このレコードは売約済となります。先日NHKのBSで、映画「大脱走」が放映されていましたが、映画と同じように収容所から集団大脱走の末に脱走に成功したのはふたり。そのひとりが指揮者グィド・カンテルリでした。イタリアの軍人の息子に産まれた若者は、14歳の時に「天才少年ピアニスト」としてデビュー。音楽界の寵児になります。
その後、ドイツ軍に対してレジスタンス活動を行いますが逮捕されて各地の収容所を転々としています。映画「大脱走」の登場人物を思わせます。
グィード君の大成功についてあなたに報告できることを心から嬉しく思っています。彼を私のオーケストラに紹介してよかった。楽団員たちも、私と同じように、彼のことが好きになりました。私は長い経歴の中で、これほど才能のある若者に出逢ったことがありません。彼はきっと成功します、この先きっと。
1856年にモーツァルトの生誕100年を記念した音楽祭が開かれ、それを継続して開催されるようになったザルツブルク音楽祭。それから更に100年後の1956年のザルツブルク音楽祭で、演出も自ら行ったモーツァルトの歌劇《コジ・ファン・トゥッテ、女はみんなこうしたもの》を大成功させた後、将来の成功をトスカニーニに期待されていたカンテルリは突然の不慮の事故で亡くなります。それはトスカニーニの待つニューヨークでの演奏会を行う為に乗った飛行機の離陸失敗でした。この飛行機事故で二人の生存者が残ったのですが、この度はカンテルリはこの二人になる事はありませんでした。そして訃報は到着を待つトスカニーニは知らされる事は無かったと言います。36歳の若い天才指揮者の死でした。

このザルツブルク音楽祭で詳細を浴びた指揮者がもう一人。それがフェレンツ・フリッチャイ。1956年当時彼は42歳。2年後に白血病の悪化、カンテルリの後を期待されるようにモーツァルトの歌劇《イドメネオ》で追加演奏会が開かれるほどの大評判を得ますが、その翌年に《ドン・ジョヴァンニ》を上演した後で白血病の悪化が進み、闘病生活を送っていたまま音楽界に戻ること無く亡くなります。1963年、48歳での病死でした。

何かの巡り合わせでしょうか、この1956年のザルツブルク音楽祭というのはフルトヴェングラーの後を受けてヘルベルト・フォン・カラヤンが音楽祭の代表となった年なのです。そしてまた、この1956年にハンガリー動乱をくぐり抜けた若き指揮者が居ました。ピアニストのジョルジュ・シフらと共に西側へ亡命を成功したのがイシュトヴァン・ケルテス。ケルテスはフリッチャイの後を受けて登場したラファエル・クーベリック --- フリッチャイが白血病視した1968年、クーベリックは“プラハの春”事件の渦中にありました。 --- と入れ替わるようにウィーン・フィルの期待を得ます。しかし、1973年のこと。ウィーン・フィルとブラームスの交響曲第4番を録音している途中で、録音の合間に遊泳中に海岸から姿を消してしまいます。溺死したと判断された43歳での死でした。
カンテルリ、フリッチャイ、ケルテスは、帝王カラヤンの10歳、20歳年下となる“ライヴァル”と言われていた存在でした。その3人の中でひとりでも事故や病気を逃れていたら、カラヤンに“帝王”の冠はついていたでしょうか。

中でもケルテスはカラヤンの後継者とも賞賛され、何よりウィーン・フィルの信頼を浴びていました。ケルテスの死を惜しんだウィーン・フィルは、ブラームスの交響曲第4番がこのままお蔵入りになるのは悲しいと、録音されず終いとなった第4楽章を指揮者なしという前代未聞のレコーディングで完成させています。ウィーン・フィルの意地だったのか、ザルツブルク音楽祭の主役はウィーン・フィルであり、ベルリン・フィルから退任を求められたカラヤンがウィーン・フィルだけで今後は続けていこうと決断した矢先にカラヤン自身が急死。「左胸のあたりが調子悪いから、自宅の温水プールで泳いだ」数時間後の心不全での最後でした。ケルテスの死にはカラヤンの陰謀説もあったぐらいで、因縁めいた最後にも思えます。そして、長年の関係であったにもかかわらずカラヤンとウィーン・フィルの進行中だった録音は未だ手つかずのままに放られています。

カラヤンはウィーン・フィルとの関係を改めて深めて、1991年にはザルツブルク音楽祭に戻ってくる予定になっていました。それから数えて20年。数多くの録音が未だ生きているカラヤン。SP録音、モノラル録音からステレオ録音、デジタル録音とどのくらい有るのでしょうか。カンテルリが残したステレオ録音は、わずか6曲。そのうちの貴重な1曲がこのベートーヴェンの7番の交響曲です。

Cfp103baiyaku


売約済 2010年3月12日に、アマデウスクラシックス第20回頒布盤として案内したレコード。


【交響曲】
  • レーベル:英 EMI CLASSICS FOR PLEASURE
  • レコード番号:CFP - 103
  • オリジナリティ:1stラベル
曲目: ベートーヴェン:交響曲No.7
演奏:
  • 指揮: グィド・カンテルリ 
  • 管弦楽: フィルハーモニア管弦楽団

試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:
  • 1956年に36歳で亡くなった、カンテルリが残したわずか6曲のステレオ録音。そのうちの貴重な1曲がこのベートーヴェンの7番の交響曲。オリジナルは超高価なレコードですが、このCFP盤は最初期のプレスということで音質は優秀。盤もそれなりの重量があります。オリジナルに近い自然な弦の音ながら、オーケストラ全体には力感があるというEMI初期のステレオ録音の良さがあります。
  • 盤は2楽章の終わりに大きくない数回のプチ音があり、小さいチリ音が聞こえるところもありますが全体では良い状態で鑑賞できます。目に見える傷はありません。
  • ジャケットは正面コーティング。綺麗な状態ですが、裏面に若干の書き込みがあります。
  • それにしてもこの人とフリッチャイとケルテスが、こんなに早く亡くならなければ....。

ⓇNM ⒿNM

2011-10-13

深い結びつきのカラヤンとチャイコフスキー、豪快で緻密な《交響曲第4番》評価:★★★★☆

2011-10-13 0

豪快で男性的なチャイコフスキーを、1972年のカラヤン、ベルリン・フィルは聴かせてくれる。しかし野趣ではなくて、しなやかでスタイリッシュ。軟弱なチャイコフスキーが最近は増えてきているように、このレコードを聞くと感じます。同時代のアメリカの指揮者、オーケストラのチャイコフスキーは優れていて、ロシア音楽はそうした響きだと思い込んでいたのを知らされるほど。

Asd2814

レコード芸術推薦、レコード・アカデミー賞、朝日試聴室推薦

  • レーベル: 英 EMI
  • レコード番号: ASD2814
  • オリジナリティ: モノクロ切手ラベル、1stラベル

曲目

 

演奏

  • 指揮: ヘルベルト・フォン・カラヤン
  • 管弦楽: ベルリン・フィル

1971年録音。歴代の作曲家の中でも稀代のメロディメーカー、チャイコフスキー。 その演奏を極意を示したのがカラヤンです。 チャイコフスキーの演奏で陥りがちな甘美なメロディだけに酔うような演奏ではなく、 各楽器の動きを丁寧に描ききった、構築美満点の名演です。

  • 録音年月日:1971年9月16~21日
  • 録音場所:イエス・キリスト教会、ダーレム
  • 録音:ステレオ/クォドラフォニック

2011-09-14

(英)EMI ASD2814 モノクロ切手ラベル ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィル、チャイコフスキー:交響曲 No.4

2011-09-14 0

♬1972年録音。数多いカラヤンのこの曲の中でも最も勢いと迫力に満ちた演奏で、発売当時一発録りではないかと噂されたものです。この時、5番、6番も同時に録音しているので、その可能性は有ると思いますが。この時期のDGでのカラヤンの録音は低域の薄いものが多く見られますが、流石にEMIの録音は良い低域から高域までバランスの良いもので鮮明な音質です。

UK EMI ASD2814 KARAJAN - TCHAIKOVSKY SYMPHONY No.4

 

【交響曲】

  • レーベル: 英 EMI
  • レコード番号: ASD2814
  • オリジナリティ: モノクロ切手ラベル、1stラベル

2011-09-13

UK EMI ASD2814 KARAJAN, BERLIN PHILHARMONIC - TCHAIKOVSKY : SYMPHONY No.4 http://amzn.to/nkDsVD

2011-09-13 0

UK EMI ASD2814 KARAJAN - TCHAIKOVSKY SYMPHONY No.4

 

【交響曲】UK EMI ASD2814 KARAJAN, BERLIN PHILHARMONIC - TCHAIKOVSKY : SYMPHONY No.4 http://flic.kr/p/akTxLK

2011-04-29

マーラー:子供の魔法の角笛 ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ、エリザベート・シュワルツコップ、セル指揮ロンドン交響楽団 http://ow.ly/4Joku

2011-04-29 0

英EMI盤。1968年録音。この頃までのEMIは大変に優秀な音質でこの盤もその例に漏れず、声、オーケストラ共に艶と輝きがあり、歪み感は一切なく抜群の優秀録音です。何故かSANシリーズは優秀録音が多いような・・・・。 http://ow.ly/4Joku

San218

【声楽曲】

  • レーベル:英 EMI
  • レコード番号:SAN - 218
  • オリジナリティ:ブラック・エンジェル・ラベル、1stラベル

曲目:マーラー:子供の魔法の角笛

演奏:

  • バリトン:ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ
  • ソプラノ:エリザベート・シュワルツコップ
  • 指揮:ジョージ・セル
  • 管弦楽:ロンドン交響楽団

レコードで「子供の不思議な角笛」を始めて聴くという機会では最初にであう録音。CDは マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」

 

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2011-02-23

SOLDOUT★モノクロ切手ラベル★ボールト:シューベルト:グレート交響曲 http://ow.ly/41GmS

2011-02-23 0

木管の柔らかさがシューベルトの「Symphony No 9」での聴き所。豪放としつこいリズムの連続に挟まれて、まさに「天国的」とシューマンが評価した気持ちが分かります。今年はサー・エイドリアン・ボールトのアニヴァーサリー。珍しいところではフィルハーモニアを振ったマーラーでクリスタ・ルートヴィヒが歌っている録音(Christa Ludwig Singt Mahler)が、クレンペラー、ヴァンデルノートが指揮した管弦楽付き歌曲集として組み合わされているCDが面白い。エードリアン・ボールトと言えば"惑星"を3度録音。カラヤンより多い録音回数記録保持者。わたしが英国作曲家に関心を持つようになって聴く回数が増えた指揮者です。それも英国プレス盤を聴くようになって増えました。アナログ盤のコンディションは良いものが多くて、価格もお手頃の価格が多くてオリジナル盤の入門にも最適。この「Symphony No 9」はモノクロ切手ラベルですので、良盤で安定した音質を楽しめます。http://ow.ly/41GmS

このレコードはSOLDOUTになりました。詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

2011-01-31

売約済☆モノクロ切手ラベル★ボールト:シューベルト:グレート交響曲

2011-01-31 0

このレコードは売約済になりました。

珍しいところではフィルハーモニアを振ったマーラーがクリスタ・ルートヴィヒが歌っている録音(Christa Ludwig Singt Mahler)でクレンペラー、ヴァンデルノートが指揮した管弦楽付き歌曲集のCDが面白い。エードリアン・ボールトと言えば"惑星"を3度録音。カラヤンより多い録音回数記録保持者。英国作曲家に関心を持つようになって聴く回数が増えた指揮者です。アナログ盤のコンディションは良いものが多くて、価格もお手頃の価格が多くてオリジナル盤の入門にも最適。本日31日まで半額セールです。詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

2011-01-29

SOLDOUT★カラー切手ラベル★プレートル/プーランク:シンフォニエッタ

2011-01-29 0

プーランクを聴くなら、プレートルで。英EMIがデジタル録音に積極的になった時にもプレートルでプーランクを録音しました。それも旧盤に劣らない良い演奏でした。「フランスのモーツァルト」と呼ばれてもいるプーランクは、フランス音楽の中にあって、そのはじけっぷりは個性的でわたしの好きな作曲家の1人。それなのにアナログ時代の録音はどれも優秀なのが多くて、いっこうにコレクションが整わないのが悩みです。国内盤ではCDが軒並みカタログ落ち。英EMI盤の「Orchestral Works」で聴くことができるぐらいです。

このレコードはSOLDOUTしました。

2010-11-14

売約済★オイストラフ、ロストロポーヴィチ、そしてセルの大名盤。ブラームスの2大協奏曲は2枚組での初発盤でした。

2010-11-14 0

日本盤のソニーのアナログ盤、CD盤を通してジョージ・セルの録音は、干涸らびたような響きだと感想を聴きます。確かに乾いたぎすぎすとした残響感が気になるところ。どうしてなのでしょうね。同じ録音は米コロンビアのオリジナルで聴く限りでは、全く別な録音ではないのかと感想をくれる事がほとんどと言っていいすぎではないでしょう。

録音の仕方の問題なのか、EMI録音盤でジョージ・セルを聴いて優れた響きを出す指揮者である事は、ブラームスの2つの弦楽器のための協奏曲をCDで聴いてもわかります。さて、その初版のアナログ盤でしかも、ぎゅうぎゅう詰めにしないで2枚組としてゆったりとカッティングしてありますからCDで聴ける音よりどれほど優れているのでしょう。・・・尚、このボックス仕様盤は2010年11月12日、金曜日にご注文を頂いて現在売約済となっています。

 
アマデウスレコード☃ブログ組曲第4番. Design by Pocket