2010-12-13

バロックの森 ヘンデルの音楽(1)

2010-12-13 0

夜半から降り始めて、熊本は雨で一週間の幕開けです。その為まだ7時を過ぎても暗いままです。何ともこういった天気だとクリスマス前という気分にはなりませんね。どうしたものでしょうか、わたしだけでしょうか?

さて、先週は「ドイツのクリスマス」音楽の特集だったNHK-FMの《バロックの森》ですが、今週は何処のクリスマスかと期待していたら『ヘンデルの音楽』の一週間でひと息といった感じです。来週が『フランスのクリスマス音楽』となっているようです。『イタリアのクリスマス音楽』や『イギリスのクリスマス音楽』も選曲に困るところはないと思うのですけれども、その二つを『ヘンデルの音楽』は総括できそうなところもありますね。

バロックの森 -ヘンデルの音楽-(1)

案内・今谷和徳

2010年12月13日月曜日、NHK-FMで放送。


- ヘンデルの音楽 -(1)

2010-12-08

バロックの森 -ドイツのクリスマス音楽-(3)❇CDレビューと評価

2010-12-08 0

本来は12月の日曜日に、1曲ずつ聴くカンタータをオラトリオという形にバッハが1つにしたのが「クリスマス・オラトリオ」です。さて、この連作カンタータの第3曲でいよいよイエス・キリストの誕生の奇跡が歌われます。クラシック音楽は、信仰との結びつきが深くてバッハはクリスマス・オラトリオに自身の信仰を反映しています。特に第3部の道行きシーンでの音楽は、実際にキリストの誕生に立ち会う場にバッハがいたらどういう思いだったろうといった真情を吐露しているかのようでバッハの素の姿が見えるように聴く事が出来ます。バッハの音楽で、ホロリとこうした感情が表に出ているところに気がつくとモーツァルトやショパンに感じる親しみを抱きやすくなると思います。全体は長い音楽ですがぜひこの部分は酔って下さい。そういう意味では今週の「バロックの森」の1番の聴き所となる1日ではないかしら。

バロックの森 -ドイツのクリスマス音楽-(3)

番組の案内は、礒山雅さんでNHK-FMで2010年12月8日水曜日、午前6時放送。


- ドイツのクリスマス音楽 -(3)

2010-12-07

バロックの森 -ドイツのクリスマス音楽-(2)❇CDレビューと評価

2010-12-07 0

今こそ声あげ、 よろこんで歌え。
みどりごイエスは 貧しいまぶねに
朝日のように 明るくかがやく。
アルファ、オメガ、永遠の主。

いと高き神の み子をほめ歌え。
恵みあふれる 幼子主イエスは
嘆き悲しむ われらをなぐさめ
主のみ国を 示される。

まことに大きな み父の恵みよ。
罪にまみれた われらをあわれみ
み子を遣わし 永遠の国へ
導かれる、神の愛。

喜びの歌は 天に鳴りひびく。
み使いたちも 聖徒たちも皆
歌う讃美に われらも声あげ
とこしえまで ほめ歌おう。

プレトリウスのコラール「甘き喜びのうちに In Dulti Jubilo 」は、今では上の歌詞で親しまれているクリスマス・キャロルをもとにしています。というか、ドイツに古くから伝わるキャロルをプレトリウスやハスラーが採譜して教会で歌われる音楽にしたことはバッハたちの音楽を仲介して今、わたし達が歌い楽しむことが出来るんですね。

バロックの森 -ドイツのクリスマス音楽-(2)

礒山雅さんの案内で、2010年12月7日火曜日、午前6時からNHK-FMで放送。


- ドイツのクリスマス音楽 -(2)

 
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