2011年11月17日木曜日

I DIVI CASTRATI - カストラートの残照 インターネット生中継は12時間後 http://jp.medici.tv/

2011年11月17日木曜日
かつてカストラートが歌ったヘンデル、ヴィヴァルディの最も偉大なオペラアリアを、コントラルトのナタリー・シュトゥッツマン、カウンタテナーのマックス・エマヌエル・ツェンチッチ( http://www.cencic.net/ )が上演。ライヴは日本時間 2011年11月18日、午前4時からインターネット生中継される。 http://jp.medici.tv/
(2011-11-16_2
モーツァルト、ベートーヴェンの時代まで宮中で働いている人の中で一番上にあったのが宮廷料理長。彼が差配する料理人、その下に庭師が居て、宮廷音楽士は最も身分が低かった。
料理はやんごとなき方々が口にするものだから、当然最も優遇されたものでしょう。おそらく経費が最も掛けられるのもこの部門だと思う。庭師はいわばデザイナーと観ることが出来るから、見栄で無くても立派に見える様で無ければ困る。
音楽は王の趣向が繁栄するもので在るし、いつも身近にあった。起きてから遊んでいる間も音楽が鳴っていたのだから、一番身近に居るものだからカストラートが登場することになったのでしょう。
カストラート歌手で最初の歴史に残るのが1562年、システィーナ礼拝堂の聖歌隊のメンバーだった。彼らカストラートの歌声は神聖な音楽と17世紀、18世紀のオペラに主要は役割を果たしている。
モーツァルトの歌劇《フィガロの結婚》は小姓ケルビーノを、女性歌手が男装して歌うことは今では一般的だがカストラートのための役割でした、一方、ヘンデルの最後のオペラ《デイダミア(1741年初演)》はオデュッセウスはソプラノのために書かれています。

1830年頃のオペラはカストラートの活躍も前提に書かれている作品が普通で、カストラートは1920年まではまだバチカンの聖歌隊に存在していたにもかかわらず、しだいにオペラ作品は彼らを求めなくなり姿を消した。彼らがステージに立ったかどうかは分からないけど、オペラのアリアなどを吹き込んだSPレコードが少なからぬ数の録音として残って聴く事が出来るのは幸いである。
英米ではアルトとコントラルトの表記は混在しています。ベートーヴェンの《第九》もソロはコントラルトとなっている。今回の medici.tv の演奏会は女性の男声と言えるコントラルトと、男性の女声であるカウンターテナーの面白いデュオ・プレイ。二つの歌声が解け合って、かつてのカストラートの残照を味わえることに期待しています。
演奏は、オルフェオ55

  1. ヴィヴァルディ:Concerto for two violins and cello in G minor, RV 578a
  2. ヴィヴァルディ:Arsilda Regina di Ponto - Aria, "Del goder la bella spene"
  3. ヴィヴァルディ:Il Giustino - Aria, "Sento in senso"
  4. ヴィヴァルディ:Semiramida, RV 733 - Aria, "Con la face di Megera"
  5. ヴィヴァルディ:Giulio Cesare - Overture
  6. ヴィヴァルディ:Amadigi - Aria di Dardano, "Pena Tiranna"
  7. ヴィヴァルディ:Concerto grosso, Op. 3 No. 2 - 2. Largo
  8. ヴィヴァルディ:Rinaldo - Aria, "Lascia ch'io pianga" / Overture
  9. ヴィヴァルディ:Giulio Cesare - Recitativo, "Dall'ondoso periglio" - Aria, "Aure deh per pieta"
  10. ヴィヴァルディ:Atenaida, RV 702 - Aria, "Cor mio che prigion sei"
  11. ヴィヴァルディ:Andromeda liberata - Aria, "Sovvente il sole"
  12. ヴィヴァルディ:L'Olimpiade - Sinfonia / Recitativo, "Con questo ferro" - Aria, "Gemo in un punto"

Haendel and Vivaldi's greatest opera arias, once sung by castrati, are here performed by Nathalie Stutzmann!

It is in 1562 that we find one of the first historical references to a castrato singer. He was a member of the Sistine Chapel’s choir. Castrato voices have played a major role in the sacred music and operas of the 17th and 18th centuries. Around 1830, castrati disappeared from the opera scenes, even though they were still present in the Vatican choirs until 1920.
Castrati often played female roles, while female singers often sung male characters, as Cherubino in The Marriage of Figaro. In the last opera by Handel, Deidamia (1741), Achilles’ role in women’s dress was written for a soprano whereas the role of the young Odysseus was thought for the castrato Giovanni Andreoni.
The contralto Nathalie Stutzmann play with these dressing-up and ambivalences. After the success obtained with the disc Prima Donna, recorded with Orfeo 55 by Deutsche Grammophon, Nathalie Stutzmann is for the first time live on citedelamusique.tv and on medici.tv.

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