2010年8月15日日曜日

《映像の中のクラシック音楽》龍馬伝にロッシーニ...

2010年8月15日日曜日 0

坂本龍馬は、ピザを食べたのかしら?一生懸命にカステラを作って黒船を買う資金にするって頑張っていたけれども、ピザを食べたら今度はどういう感想を持ったのかな。

映像の中でほんの短い時間聴こえることが出来ても、直ぐに分かる特長があるのがロッシーニの音楽です。ロッシーニの歌劇の歌は、イタリア語の調子に自然なベルカントというもの。その歌に特徴的で聴けばロッシーニだと分かるのが、スタッカートを多用した管弦楽。2拍や4拍といった規則正しいリズムに、次々に楽器が加わってきて盛りあがっていきます。もう、ロッシーニ以外にこういうスタイルは書けないという感じです。スタイル“”は書けない、と言ったが良いとも思えます。

ある意味確信的に、ロッシーニはスタッカートを多用した管弦楽を使ったのでしょう。名前が出るのに下隅の長かった作曲家ではなかったからこそ、革新的とも言うべきでしょう。少しでも聴けばロッシーニの音楽だと誰にも分かったはずですから、真似をしても得策ではないですものね。癖と言えば濃すぎるほどですけれども、押し通した勝利です。

歌劇《セビリャの理髪師》序曲と説明するのが、簡潔。なのですけれども、この序曲が作曲されたのは1813年。そして、歌劇《セビリャの理髪師》が初演されたのは3年後の1816年のことでした。3年前に上演された歌劇《パルミーナのアウレリアーノ》の序曲として最初は登場。更に次の歌劇《イングランドの女王エリザベッタ》(1815年初演)でも使いました。ロッシーニの活躍した時代は、今のように幕が開く前から観客が着席して楽しんでいたわけではありませんでした。「もうすぐ上演が始まりますよ」という合図となっていたのが序曲。モーツァルトの歌劇《フィガロの結婚》序曲は4分ほどの音楽。一方こちらは7分から8分。歌劇《ウィリアム・テル》序曲は10分以上になる序曲ですね。

この音楽が耳に入れば、ロッシーニの歌劇が上演されることが分かるわけですから、名刺代わりのテーマ曲になっていたのでしょう。

 

 

ですから『龍馬伝にロッシーニの《セヴィリャの理髪師》序曲が』とはしませんでした。

今夜(2010年8月15日、日曜日)に放送された『龍馬伝』のグラバー亭でのパーティシーンで、ロッシーニの音楽が使われていました。1865年の夏のことです。

この年、ロッシーニはまだ存命。63歳ぐらいだったと思います。歌劇《ウィリアム・テル》が最後の歌劇場の仕事で、37歳の時『フランス国王の第1作曲家』の称号と、終身年金を受け取ることになるとあっさりと音楽界から引退。高級レストランの経営で第二の人生も成功します。「○○のロッシーニ風」というメニューをフランス料理店で見かけたら、ロッシーニの音楽を思い起こして下さい。

Posted via email from littleconcert

もくもく

何かが来る。押し寄せてくる。
そんな感じのする、お昼前の入道雲。阿蘇方面の空です。

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