2010年3月3日水曜日

鳳凰寺風ちゃん

2010年3月3日水曜日 0

オリジナルは英DECCA盤 超高価のシューリヒト シューベルトの未完成交響曲と、モーツァルトのハフナー交響曲のカップリング。


ご利用ありがとうございます。
★今日売れた通販レコード★
【交響曲】
レーベル   : 米LONDON
レコード番号 : B-19062
曲目     : シューベルト:未完成、モーツァルト:ハフナー
演奏
指揮 : カール・シューリヒト
管弦楽 : ウィーン・フィル
オリジナリティ : ブラック・ラベル、溝なし
試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:
英DECCA録音の、米LONDON RICHMOND HIGH FIDELITY盤です。
米プレスのモノラル盤ですが、意外に音が良かったのでご紹介します。(英DECCAのSTEREO盤は超高価です)
更に演奏が素晴らしく、特にハフナーは聴いていてワクワクする名演です。カルショーに言わせると、この録音のシューリヒトはもうろくしていたというのですが......。
否! 断じてそんなことの無い素晴らしい演奏と言っておきます。
盤は問題無く優秀。ジャケットは正面に若干のスレ、及び上部右に15cmほどの割れがあります。

ⓇNM ⒿVG++
価格(税込み、送料込み価格) 3,000円(3,150円)

***

アンプラグトと言って、レコードのバージョンとは違ってアコースティックで演奏されたものに興味を持つように、演奏家の違いで楽しめるのがクラシック音楽。
その中でも“幻のテスト・プレス”が聴けるとしてシューリヒト・ファンが騒然となったCDが2009年4月25日に GRAND SLAM ( GS2034 )から発売になって話題となっていました。それと聞き比べるのにぴったりのアナログ盤が、このレコードです。カール・シューリヒトは正規レコーディングのレコードが少なくて、どの録音も超高価盤であることはクラシック音楽のレコードコレクターだけではなくて、アナログレコードに関心のある愛好家には良く知られています。
カール・シューリヒトはウィーン・フィルと、英デッカにステレオ録音を1956年に行いました。曲はモーツァルトの“ハフナー”と、シューベルトの“未完成”の2曲の取り合わせ。記念すべきステレオ録音盤としてはじめて発売されることなく、翌1957年にモノーラル盤として発売。“未完成”だけが1972年になってはじめて英DECCAから発売されます。
ハフナーの方は、結局本家では未発売のママで英DECCAのカタログでは欠番になっています。ところがこれのテストプレス盤が存在していた。それがCD化されたといういきさつでした。1960年代に、アメリカと日本でだけがステレオ盤が発売されたと言うことです。オリジナルは英DECCA盤で聴くんだという筋金入りのオリジナル盤愛好家も、テストプレス盤を手に入れることは余程の幸運がある方のものでしょう。
カイルベルトの“さまよえるオランダ人”も最初に発売されたのはモノーラル盤だけで、1970年代になって廉価シリーズでステレオ盤がはじめて登場していましたね。廉価シリーズだったので、3枚組になる“さまよえるオランダ人”がBOXセットではなくて、シングルジャケットで1枚1枚個別になっていたのは面白かったです。
カール・シューリヒトの“ハフナー”交響曲だけが何故、英DECCAでは発売されなかったのでしょう。やはりカルショーの言葉は大きい存在だったのでしょう。
モーツァルトの交響曲をなぞるような管弦楽曲を書いていたシューベルト。目指していたのはベートーヴェンであったことは知られています。でも交響曲第3番、第4番、第5番と、モーツァルト的であることは皆さんも認めるところでしょ?
わたしはシューベルトの“未完成”交響曲の後に、交響曲第3番や交響曲第5番を一緒に聴くことがあります。それはシューベルトが書きかけた第3楽章がニ長調だから。ロザムンデと関連もあるというので、中の曲を聴くこともありましたけれどもモーツァルトの“ハフナー”交響曲をあわせて聴くって事は盲点でした。
それを気づかせてくれたカール・シューリヒトのシューベルトとモーツァルトをカップリングしたこのレコードは、未完成を聞いたあとでハフナーを聞いて欲しいと思うほどです。
このレコードは売れましたけれど、同様盤はご希望があれば探します。
お問い合わせはこのエントリーに、コメントして下さい。
稀少なオリジナル盤を紹介しているアマデウスクラシックス( http://amadeusclassics.otemo-yan.net/ )で扱っているレコードは 一点物ですから、オーダーは先着順に応じさせて下さい。

今日は、女の子の日♪

日本コロムビア百年の名盤:蘇州夜曲

【7"】美空ひばり/ 蘇州夜曲 (日本columbia) 昭和38年(1963) 10月20日発売。ステレオ盤。
作詞:西條八十、作曲:服部良一による永遠のスタンダードを歌う美空ひばり。
「蘇州夜曲」は渡辺はま子、石川さゆりさん、雪村いづみさん、そしてもちろん李香蘭と、この曲を素晴らしいものにしてきたアーティストたちはたくさん存在するんですけれども、お嬢ほどこの曲を完璧に自分のものにしている歌い手はいないと思ってます。
歴史的背景を思わせない出来で、純粋に楽曲に永遠性をもたらしています。
高音から低音へのスムーズな流れ、フェイクじゃない裏声で、メロディを掴んで離さない感覚とお嬢の魅力を存分に味わえる名歌唱になっています。
しんぐるばんなのでジャケットに色あせがあるのは仕方ないでしょう。レコード店の片隅にでも眠っていたのでしょうか、盤はまあ良好の部類で残っているのことがありそうです。中古相場では1,800円以上。

今年はショパン、シューマン、マーラーと作曲家のアニヴァーサリーが重なっています。
その作曲家たちも、色々とその後の音楽を替える重大な存在が揃っているのではないでしょうか。

そしてわたしの記憶違いでなければ、日本コロムビアレコードが設立されて100年目をも迎えると思います。
明治の終わり(明治43年)に、川崎工場からスタートしました。小さい個人レベルのレコードはありましたけれども大きな企業としては、日本の最初のレコード会社のはじまりだと言っても良いでしょう。


美空ひばりさんのヒット曲に「港町十三番地」(1957年3月10日、SPレコードで初発)がありますけれども、これは当時の日本コロムビアの工場の住所です。と一般的には解説されています。正確には港町九番地だったのですけど、こぶしを回しにくいですよね。
レコードを解説する時のもくどくなるので、通常スルーしています。

美空ひばりさんは大歌手なので、伴奏のストリングスもメンバーが多いように聞こえます。
在京のオーケストラのメンバーが演奏していたかも知れませんね。
戦争中に組織は変わることになりましたけれども日本コロムビアはアメリカ資本で作られた外資系のレコード会社でしたので、盤質はどれも優秀。子ども向きのクラシックレコードの製盤の良さは、コピーノイズの感じられるところがなくて嬉しいことでした。

ひな祭りを美空ひばりさんのレコードで、のんびりと過ごしています。

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蘇州夜曲

 
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