2010-10-07

国際ニュース☀ノーベル文学賞にペルー出身作家 マリオ・バルガス・リョサ氏

2010-10-07

ノーベル文学賞にペルー出身作家 マリオ・バルガス・リョサ氏への授与が決まったことが発表されました。写真はリョサ氏のサインです。

ノーベル文学賞にペルー出身作家 マリオ・バルガス・リョサ氏 2010年10月07日

【ストックホルム共同】スウェーデン・アカデミーは7日、2010年のノーベル文学賞を、ラテンアメリカ文学の代表的存在でペルー出身の作家、マリオ・バルガス・リョサ氏(74)に授与すると発表した。

バルガス・リョサ氏は1936年、ペルー南部のアレキパで生まれ、高校時代から地元紙にコラムを執筆。その後、放送局や通信社の記者などとして活動した。

士官学校を舞台に腐敗した社会を描いた63年の「都会と犬ども」が代表作。その新しい文体と手法は、スペイン語の文学圏に新風を巻き起こした。

66年には「緑の家」、69年には「ラ・カテドラルでの対話」、さらに81年には「世界終末戦争」など話題作を次々と発表。政治の世界にも興味を示し、90年のペルー大統領選挙に出馬したが、決選投票でアルベルト・フジモリ氏に敗れた。93年にはスペイン国籍を取得し、活動の舞台は同国に移った。

76~79年に国際ペンクラブ会長を務め、現在は名誉会長。

賞金は1千万クローナ(約1億2千万円)。授賞式は12月10日にストックホルムで行われる。(共同)

 

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