2010-03-30

あなたのマイ・ドヴォコンは何?★これが竹内氏が「驚天動地」したドヴォコンだ!! ワレフスカ/ドヴォルザーク:チェロ協奏曲

2010-03-30
通り過ぎようとする者をその場に留め置かずには済まさない・・・と言う書き出しで竹内喜久雄さんが書かれている「名盤選」はとても有名なのですけれども、選出されている録音は聴く機会の持てないレコードが多いのです。とても残念。良く知られているのは、レコード芸術・編の「名曲・名盤300」に掲載されている文章でしょう。これはレコード芸術誌で特集された時の原稿を再録したもので、恐らく他の執筆者が選ぶであろう定盤を避けての選択だったのではないかしら。
しかし、その後洋泉社から刊行される単行本としてまとめ直される時にも、ほとんど同じ内容のままだったので竹内氏にとっては重大な音盤である事に間違いありません。
ギブソンという指揮者については余り知られていないかも知れません。でも、オーディオファイルにはTAS優秀録音盤にギブソンのシベリウスがあった事を思い出される事でしょう。録音は間違いなく特級の優秀盤です。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲という曲は、誰もがそれぞれに思い入れを持つ録音があると思います。聴く人それぞれが自分のイメージを想像しやすい曲ではないでしょうか、評判の高い演奏に偏っているようにわたしは感じていますから最初は多くの人が進める演奏を聴いて、あなただけの「マイ・ドヴォコン」を見つけ出してください。原体験的演奏が、とても根付きやすい音楽がドヴォルザークのチェロ協奏曲の一番の特色なのでしょう。

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【協奏曲】

レーベル:英 PHILIPS

レコード番号:SAL 6500 224

オリジナリティ:レッド・ラベル、1stラベル

曲目: ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
    チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲

チェロ: クリスティーヌ・ワレフスカ
指揮: アレキサンダー・ギブソン
管弦楽: ロンドン・フィル

試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:
1971年録音。評論家、竹内喜久雄氏一押しの1枚。ちなみに「驚異的な演奏だ。凄まじい気迫と説得力。「驚天動地」とはまさにこのような演奏にふさわしい言葉だ。豊麗な音がほとばしり前進するワレフスカの強じんな感情表現は、この曲が、今この場で彼女自身によって産み出されつつあるかのような一体感となって呼吸している。」等、多少省略して書きましたが、絶賛の批評文を残していらっしゃいます。
わたしは歌心の深い第2楽章が好きですが、バックのギブソンも熱演だと思います。

録音は71年のPHILIPSだけに優秀録音。

盤は問題無く大変良い状態で鑑賞できます。

ジャケットは天の左側が8cmほどの割れ、正面右上にシールを剥いだような痕があります。録音場所がロンドンだけに、この盤がオリジナル?

ⓇNM ⒿNM

価格 ¥8,000(¥8,400 税込み、送料無料)


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