2010-03-12

1枚で2倍楽しもう!!フランチェスカッティのブルッフとベートーヴェン

2010-03-12
クラシック音楽もジャズのように楽しまれていた頃の録音盤です。10インチというレコードのフォーマットは、本当はとても自由度があって楽しみやすいものではなかったかと思います。
今の日本でマキシ・シングルがしっかりと根付いて居るのは、この10インチの文化が生き残っているのだなと感じています。レコードが12インチになったのは、クラシック音楽の枚数を抑えるようにするためだったと思います。SPレコードではどちらかというと10インチ盤の方が当たり前。10インチ盤はクラシック音楽の協奏曲1曲を聴くのにも良いサイズだと、わたしは思っています。
LPレコードから、CDへと、器の容量が大きくなった分。不十分な練習状態での録音があるのも事実。フルサイズのCDをリリースする必要はあるのでしょうか。
ミトロプーロスの聞き手に媚びるようなところのない演奏を耳にして、このようなことを考えてしまいました。

☆通販レコードの紹介☆(2010年3月12日)
【協奏曲】

レーベル:米 COLUMBIA

レコード番号:ML - 4575

オリジナリティ:6EYEラベル、1stラベル

曲目: ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲、ベートーヴェン:ロマンス No.1, No.2


ヴァイオリン: ジノ・フランチェスカッティ

指揮: ミトロプーロス
管弦楽: ニューヨーク・フィル

指揮: ジャン・モレル
管弦楽: コロンビア交響楽団


試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:
10inch盤2枚を1枚のLPにした、モノラル録音盤。フランチェスカッティは有名なベートーヴェンのロマンスを単なる小品でなく格調高く、品良く演奏し、1950年代の録音ですがヴァイオリンの音は艶やかで伸びがあり美しく最高の美音の持ち主と言われたヴァイオリニストの、往年の姿を彷彿とさせます。ブルッフもまた美音の饗宴と言っても良い演奏ですが、バックのミトロプーロスの充実ぶりも注目です。ヴァイオリン、オーケストラ共に俗っぽさのかけらもない音楽と言えるでしょう。


盤は古い盤ですが、全体に良いコンディション。ブルッフの2楽章で10回ほどの大きくないプチ音があるぐらいで、他は大変良い状態で鑑賞できます。

ジャケットは上部右に3cmの割れ、背表紙にテープ補修、裏面に小さなスタンプが押してあります。正面は綺麗な方です。


ⓇNM ⒿEX

価格 ¥6,000(¥6,300 税込み、送料無料)


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稀少なオリジナル盤を紹介しているアマデウスクラシックス( http://amadeusclassics.otemo-yan.net/ )で扱っているレコードは 一点物ですから、オーダーは先着順に応じさせて下さい。

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